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幕間:徒人と死神、ふりだしに戻る
一部が終わりましたので、やっと意味分からん世界から脱出です。
大変短くて恐縮ですが……。
さらに? 意味分からん世界へようこそ。
アナモルテが消滅する時、彼女の持つ力は全て散らばってしまった。
ゲルミナスは「ゲルミナス」という個を得た代わりに、彼は神の力を失った。
モルテのベールはもう被らない。ゲルミナスと共に、同じ景色を見ると決めたのだ。
けれど。
生を司る神を失ったということは、これから生まれる命が芽吹かない、ということ。
はあああ。
かつてアナモルテを裁いた、全知の神は重く深いため息をついた。
「まさか、禁忌を取り除き、理を正し、世界を回そうとした結果、かようなことになるとはな」
世界の均衡が崩れてしまう。
もう嫌、とばかりに全知の神はもう一度ため息をつく。
「己の起こした罪……となるな、うん。己でなんとかせよ。ゲルミナスをもう一度、神体に」
徒人となったゲルミナスと、声の出ない死神モルテの旅は、これからが始まりなのだ――。
えっ、ゲルミナス、神の力を失っちゃったの……?




