心がある彼らが言うには。
主人公の夜月は、より優秀な子をつくるため、敵対関係にある組織の間で無理矢理つくられた子供である。しかし、夜月はある問題を抱えて生まれてきた子だった。夜月の母はその問題を夜月の家である神石家に隠すため、夜月と「秘密」を交わす。その秘密は、夜月を神石家から、守るためのものだった。しかし、「秘密」を交わした夜月の母は神石家に殺されてしまう。最愛の母を失った夜月は、心を失ってしまう。そして、彼女はある決意をする。夜月の「秘密」とは•••。そして、心を失った彼女の行方は•••。これは心を失った夜月とその仲間の物語。