Lood..015 オーブクエスト(3)
「なぁ、今更やけど…あんたらはいったい何や?Lv.80にLv.4。加えてLv.1のビギナー連れとは…レイド結成時にはおらんかったパーティやな?」
難しい顔をしたゴンザレスが、腕を組みながらナツキらの顔を見渡す。するとキヨマルも「ん~…」っと小さく唸りながら顎を擦り、ナツキ達を見る。
「つーかLv.80って何よ…レベリングが難しいこのゲームで80いくって、どんだけ廃人な訳?」
「そーやな。しかも2人て…廃人カップルか?」
「いや違――…」
「アイりんぷぁ~んち(パンチ)!!」
「…――ぐはぁッ!!」
何やら発言しようと口を開いたナツキのわき腹に、アイリの《アイりんパンチ(※…非公認の技です)》が炸裂。
「うぐっ…何をするんだアイリ…」
「別に~、否定される前に叩いただけぇー」
「はぁ?僕達は廃人じゃないし、断じてカップ――…」
「はいソコぉ!!」
今度はチョップ。捉えた手刀がナツキの喉元に刺さり、その身を蹲らせた。
「過剰な否定は要りませーん。あたしがふ・つ・う・に否定しますー」
「ゴホっ、ゴホっ…人に危害を加えてどこが普通だ…」
「べー、っだ。アンタの方があたしの心に危害加えてんのよーっだ」
喉を押さえて咳き込むナツキに舌を見せるアイリの姿に、何故か周囲はニヤニヤ。するとチエコがエリコの耳元にボソっと――…
「…――ふんふん、『One way love』」
「そうそう、あたしばっかり突き進み――…って誰が一方通行の愛じゃい!!」
「痛っ!何で僕を殴るんだ!?」
…っと、ナツキとアイリの光景にひと笑いがあった一行に、1人クールダウンしたナツキが咳払い。
「…――話しを戻します。彼女――アイリと僕は、NOAH開発元のトイズ・クランピアの社員なんです」
ナツキの言葉に皆が「えっ?」っとなる中、アイリがメニューを立ち上げ、自分のステータスを表示する。するとアバターの顔写真の横に、現実世界でのトイズ・クランピア社員証が並ぶ。これはアドバイザー的な役割を示す為に、トイズ・クランピア社員には義務付けられているもの。ナツキも同様に社員証を表示すると、ヒコマルが並ぶ兄キヨマルの肩を叩いた。
「ホラ見ろ!やっぱバグだったんだ」
「『バグ』?…何?どーいう事?」
アイリの問いに、叩かれた肩を擦るキヨマルが、ヒコマルの頭を小突き返しながら答える。
「あんたらが開発元なら知ってるだろうけど、このクエストはチバ県攻略をかけた〔オーブクエスト〕だ。ボスエネミーのスカルライダーを倒せば、おれらは関東エリアを制覇出来るんだがな」
「おい室長…」
キヨマルの言葉に間髪入れず、ヒートがナツキを小突く。新たに出た単語についていけないと察する行動。
「このゲームは、47都道府県のボスを倒し、撃破報酬の【県オーブ】を集めて攻略するんです。そのボスに挑むのが『オーブクエスト』。そしてまずは関東エリアを制覇しないと、全国マップが解放されません」
「え~っと…つまり、関東全県をクリアしないと、全国に飛ぶ事が出来ないって訳か?」
「そういう事です」
だいたいは理解したようで、数回頷き戻るヒート。そのヒートを横目にキヨマルが続けた。
「このスカルライダーは関東最強のレイドボス。参加上限値も75名だから、おれらのギルド【ヘヴンリーアロー】と、ゴンザレスのギルド【ゴッド・スパルタン】。チエリコ姉妹のような、ギルドに属してないフリープレイヤーも数名加えたレイドだった」
「そーや。ほんで無数のボーンナイトに、スカルライダーを呼び出す為の【7つの灯台】を守るガーディアンとも戦い、灯台に火を灯したまではええ。でも現れた本命…スカルライダーの強さに、ワイらは白旗やった。数に任せた総攻撃なら楽勝や、って思うてたのが甘かった…」
舌打ち混じりにゴンザレスが言うと、「なぁ?」っとキヨマルと視線を合わせた。
「組んだレイドも半壊。これはヤバいって、おれ達は全員でクエストホームに逃げ込んだ。そしたら突然空がバチバチって光り出して、周囲の景色にもノイズみたいなのが入った。そこで〔リタイア申請〕を入力したのに全く認証されず、クエストSLが来なかった…それどころか、安全区域に指定されたはずのクエストホームに、追ってきたスカルライダーが突っ込んで来やがったんだ」
「え?嘘でしょ…クエストホームにエネミーが侵入するだなんて」
唖然とするアイリに、不機嫌そうな表情を浮かべたヒコマルがため息混じりに告げる。
「本当さ。いきなり突っ込んで来やがって…クエストホームは壊されて、俺達は帰れなくなったんだぞ」
「その時ヒコちゃん、泣きながら『お母さーん』って叫んでたよね?」
「ちょっ、エリコさん何言ってんですか!?そんな事言ってないっスよ!」
「…――チー姉が『そういう事にしておこう』だって」
「うぐっ…俺はまだ13歳の子供だ!ビビったっていいだろうが!!」
真っ赤な顔をしたヒコマルの頭を、エリコが撫でる。
「はいはいヨチヨチ」
「うわぁ~!子供扱いすんなぁ~!!」
「お前どっちやねん」
「話しの腰を折るなヒコマル。黙ってろ」
「う~…わかったよ…」
ふてくされながらもひと段落するヒコマルを確認し、再びキヨマルが口を開く。
「んで、ヘヴンリーアローの団長を含む2つのパーティがスカルライダーを引き付けて、それぞれが安全区域に逃げ込んだんだ。クエストホームは壊され、おれ達は帰る手段を失った。レイドを組んでれば勝手にリタイアは出来ない。アイテムも底尽きて、回復役のヒコマルのTGは切れるし…そこであんたらと会ったって訳さ」
「まぁ死亡れば帰れるやろうけど…そうなると、今までクエスト中に稼いだ経験値と金がもったいないやろ?でも実際バグやったら、クエストデータ消されてまうんか?」
ゲーム経験者ならわかるだろう…積み上げた経験値が、GAME OVERで0になり、また初めからになった時の喪失感。その表情が垣間見える(ゴリラ)顔でナツキらを見ゴンザレス。
だが今起きている現状は、そんな規模では収まらない。命に関わる事態である。
「なぁ。やっぱこれってバグなんだろ?あんたらはそのバグの修繕しに来たんだろ?」
「もう半日戦いっぱなしや…そろそろワイらも限界や。どうやったら帰れるんや?待ってれば、システムから直してくれるんか?」
ようやく帰れる――…そんな安堵の表情の見られるキヨマル達。そんな期待の眼差しが向けられる中、ナツキは静かに俯き、ゆっくりと口を開いた。
「…いえ…僕達が来たのは、違う理由なんです――…」
◆◆◆――…
今現実世界で起きている現状に、プレイヤー達がおかれている状況……その全てをナツキが話す。
突如突きつけられた嘘のような信じがたい事実に、キヨマル一行は言葉を詰まらせ黙り込む。
「…嘘…だろ…」
「…――チー姉が『イベントとかじゃないの?』って…」
「違います。確かな事実です」
そうナツキが告げた瞬間、突如ヒートの顔の横で、ピピっという音を発てて立ち上がるメニュー画面。驚き見ると、そこには〔新着メッセージ1件〕の文字が。「ん?」っと首を傾げつつも画面にタッチ。すると開かれたメッセージ。
「何だ?『〔差出人〕トイズ・クランピア 宙』?誰だ?」
「え?宙ですって?」
『宙』の名に、開かれたメッセージを覗き込むナツキとアイリ。
「『NOAHによる犠牲者――…800人強』!?…嘘でしょ…」
「はっ…800人…そんな…」
そのメッセージは宙から、唯一回線の繋がったヒートの元に送られた、現実世界からのメッセージ。文面は、NOAHの回線遮断から現状までに発覚した犠牲者の数と、現実世界で報道されている動画なども添付されているもの。
幸か不幸か…メッセージと共に流れる動画が、先の話しが事実であるとキヨマル達に確信をさせるものとなった。
「おいおい…何だよ…これ…」
「マジなんか…ワイら、死んだんか…」
「まだ死んではいないわ。あたしらが絶対助けるから大丈夫」
「何が『大丈夫』だよ…絶対助かるって保証はあんのかよ!?」
アイリのフォローに、逆上したように怒りの声を上げるヒコマル。
「あんた達がクリアする前に、俺達が死んだらどうすんだよ!!」
「よせヒコマル!」
「けどよ兄貴!スカルライダー1匹に70人がかりで挑んだのに、逃げるしかなかった…アイテムもほとんど無いし、レイドが半壊した状態でどう突破しろって言うんだよ!?」
「それは…」
「兄貴達はレベルも30を超えてるからまだいいよ…俺はまだレベルが低い。その上回復魔法しか使えない【白魔導士】だ…スカルライダーの2、3発でも喰らえば死んじまう…死んじまうんだよ!!」
「ヒコマル…」
突然の事実に加え、絶望的なフィールドに置かれた今に、パニックを起こしたように泣き出すヒコマル。若いが故に不安定な心……しかし大人でも受け入れ難いのも事実。キヨマルは無言のままヒコマルの頭を押さえ、そっと抱き寄せる事しか出来ない。
タケシにセキカワ、トモキの3人も、今までそんなにピンときていなかった現状を、徐々に感じとり始めたようで、ただただ黙り込む。
その光景を見渡すのはヒート。あえてたが、ヒートが起こした事故については実名無しに語られていた。だからなのか、もはや自分には関係無い…そんな表情で周囲を見る。そこにあるのは沈んだ空気と、絶望を感じさせるような表情の面々…
「…――っあ~あ!何だっつーんだよ、この辛気臭ぇ空気は」
すると突然頭を掻きむしりながら立ち上がるヒートが、重い空気を完全に無視をした声を上げた。
「もう行こうぜ室長、アイリちゃん」
「…は?『行く』って、何言ってんのよ?ヒート」
「要はその…何だ?スカル何ちゃらって奴を倒しゃーイイんだろ?やる事1つなら行こうぜ」
そのヒートの言葉に、ため息混じりに返すのはキヨマル。
「君…相手はレイドボス、スカルライダーだぞ?Lv.4ごときの君が勇むような相手じゃ――…」
「あ~うっせぇうっせぇ。そのLv.4のザコよりヒビってるヤツが、何吠えてもただの雑音だな」
「何!?」
「ホラ行こうぜ、室長。もう終わったみたいな顔した、こんなウジウジくん達といたら、こっちまで腐っちまう」
「っ――お前っ!!」
「待てやキヨマル!」
ヒートの言葉に、立ち上がり詰め寄るキヨマルをゴンザレスの手が止める。だがヒートは、詰め寄っキヨマルをバカにしたような表情を浮かべながら、ゆっくりと歩み寄っていく。
「まだ死んでもいねぇのに、もう死んだ気でいやがる…ダっセぇ~な、男のくせに…弟と一緒に泣き虫さんか?おにぃーさま」
「何だとっ…!!お前!!」
ゴンザレスの手を払い、背負う弓矢を構えるキヨマル。その鏃はもちろんヒートに向く。瞬間、アイリも拳銃を抜き立ち上がる。構える銃口はキヨマルの眉間に突きつけられた。
「アイリ!!」
「キヨマル!!」
慌てたようにナツキ、ゴンザレスが名を呼ぶ両者の肩を掴む。しかし当のヒートは鏃を前に、フンっと鼻で笑って両手を広げた。
「おっ?いいねぇ~。あんたがオレを殺せば、オレは現実世界に帰れるんだ…オレだけ、な」
「ちょっとヒート!庇ってる身だけど、アンタいい加減にしなさいよ!!」
「オレがいなきゃ、あんたらはゲームクリア出来ねぇんだろ?もう生きて帰れないんだぜ~?それでもいいなら射てよ。ホラ、射てって」
「こっ…このっ…!」
矢を構えた手に力がこもる瞬間――…
「ハイハイちょっとストォ~ップ!」
っと、突然エリコが睨み合いの真ん中へと割って入り、両手を高々と掲げる。「何だ?」と皆がエリコを見ると、その顔の前にはメニュー画面が立ち上がっており、「ハイ注目!」っと画面を指差した。その画面はメール受信のような画面になっており、何やらメッセージが書かれている。
「緊急のメッセージが届いたから読むよ。『B6ー34番地にスカルライダー出現 救援求む』。他のパーティからの救援要請来てるから、アタシ行くね。ゴンちゃんとキヨちゃんは?どうする?行く?」
「いや『行く?』って…よぉ考えてみろやエリちゃん。さっきの話しがホンマやったら、死んだら終わりなんやぞ?」
「そうだぞエリコ。救援に行ったって、あのスカルライダーには敵う訳がない。ただ死にに行くような――…」
「わかった、行かないのね。じゃあもういい。ならパーティ解散しよ?」
そうキヨマルの言葉を切るエリコは、再びメニューを操作し始める。するとキヨマルにゴンザレス、ヒコマルの前にもメニューが立ち上がり、『パーティを解散しますか?』っとの文字が。
「パーティ組んでると、プレイヤー同士100メートル以上離れられない。自由きかないでしょ?…それにさ、そのウサちゃんの言葉、聞こえは悪いけど以外と真意だと思う。まだ終わってない。だから『終わった』って思ってるなら、ここでジっとしてたら?アタシは前に進むし、死ぬ気なんかも更々無いわ」
「前に進むって、そんなの死ぬ可能性が上がるだけだろ…」
「前に行かなきゃ…救援に応えなきゃ、レイドを組んだ仲間達が死んじゃう。そんなの絶対にヤダ」
「救援なら、コイツらに行かせればいいじゃないか!」
エリコ、キヨマル、ゴンザレスと話す間に、突如割って入るヒコマルがナツキとアイリを指差した。
「元はと言えば、コイツらがちゃんとゲーム管理してないから悪いんだろ!だったら俺達が危険な事する必要無い!お前らが何とかしろよ!!」
「………」
言われて当然の事――…っと覚悟していた言葉だが、いざ言われてみると刺さる言葉……何も言えず、何も返せずに、そっと目線を落とす2人。
するとそのヒコマルの前にヒートが歩み寄り、身長差により掴めぬ胸ぐらに代わり、ヘソの辺りの衣服を掴み上げてからドン!っとヒコマルの体を押し飛ばす。
「コラガキ…室長もアイリちゃんもマジなんだぞ。死んだら終わりなんだぞ。それでもお前らの事助けに来てやってんのに――…」
「助けに来んのは当然だろ!!コイツらのせいで俺達は死んだんだからよォ!!コイツら人殺しだ!!」
ヒートの言葉を再び切り、更にナツキとアイリの胸に刺さる言葉を言い放つヒコマル。
「っだとコラァ――…」
「はいストォーップ」
ヒコマルに向かおうとしたヒートの後ろ襟首を、片手で掴み止めるエリコ。そのままヒートの体を引き戻す。
「…――っゴホ!ゴホ!な、何すんだコラ!」
咳き込むヒートには目もくれず、ヒコマルに向き合うエリコは、そのヒコマルのおでこにゴツン!っと拳を当てた。
「痛っ!何するんですか!?」
「ホント子供…お子ちゃまだね、ヒコちゃんは」
「っ…は…?」
するとエリコの後ろにチエコが歩み寄り、何やら耳打ち……
「…――『あの人達は助ける為に来てくれた。それに人殺しは殺してからなるもの。まだワタシ達は死んでない』」
「でもアイツらのせいで――…」
「…――『戦う気無いなら早く解散しろって。時間の無駄』……アタシがスカルライダー倒してくるから、怖いなら安全区域でジっとしてたら?ヒコちゃん」
チエコの言葉を代弁しつつ、ヒコマルの手を持ち上げ、エリコはパーティ解散の選択肢の元へと運ぶ。するとヒコマルはその手を振り払い、浮かぶメニュー画面を叩くように、パーティ解散を承諾する〔はい〕を押した。
「自分から死にに行くのかよ…大人ってのも、ホント馬鹿なもんだよな……だったら早く行っちまえよ…ここは俺が見つけた安全区域だ!全員出てけよ!!裏切り者は出ていけ!!」
「『裏切り者』って、何を言ってるんだヒコマル」
「うるさい!兄貴もアイツらの味方なのか!?」
「敵とか味方とか言ってる場合じゃないだろ!?落ち着けヒコマル」
「うるさいうるさい!!」
様々な感情が入り混じり、本当のパニックを起こすヒコマルを、宥めるように制止するキヨマル。その兄弟を横目に、ゴンザレスが大きくため息。
「キヨ、すまん。ワイも仲間見捨てられへん」
「…わかった…おれは後から行く」
ヒコマルを押さえつつ、パーティ解散承諾の〔はい〕を押すキヨマル。目線をチエリコ姉妹、ゴンザレスに送り、頷き戻る。対するゴンザレスは選択肢の〔いいえ〕を押す。
「よっしゃ行くで、エリちゃん」
「ゴンちゃん…ありがと」
「美人には嫌われとぉないからなぁ。それに、チエちゃんから喋ってもらえるまでは死ねへんからなぁ~」
「…――チー姉が『キモいな。寄るな。見るな。息するな』だって」
「うっわー、ヒドいでチエちゃん」
っとゴンザレスが視線を向けると、エリコの後ろにサっと隠れるチエコ。そのチエコに笑みを向け、エリコはナツキ達に向いた。そして再び開いたメニューを操作。するとナツキとアイリの前に〔【Eriko】からパーティ申請 3/5〕と表示される。
「回復役いなくなっちゃったから、スカルライダー戦の援護お願い」
「ワイからも頼む。ギルド団員…仲間の命、助けてくれや」
「え、あ、いや――…もちろん助けます。その為に僕達は来たんです。むしろ…手伝って頂けるんですか?」
「製作者にしてβテスター。加えてLv.80や。アンタらがおるなら、スカルライダーもイチコロや」
「…――チー姉も『頼りにしてる』だって」
「…わかりました。ありがとうございます」
「うん。ありがと」
そう言うと、ナツキとアイリは同時にパーティ申請を断る〔いいえ〕をタッチ。これにはチエリコ姉妹、ゴンザレスも驚きの表情。
「えっ、ちょっ…!?」
「何でや!?」
「僕達とパーティを組んでしまっては、いざという時に逃げられなります。これからの戦い…18万人を救い出すまでは、僕が皆さんの"盾"となるんです」
「そんであたしが"槍"となる。だから、パーティって言うよりレイド。【同盟】結成だね」
アイリはメニューを立ち上げ操作。するとエリコの前に現れる〔【同盟】を結びますか?〕の選択肢。この表記に、エリコは笑顔で〔はい〕を選択。
「ほんなら改めて、同盟ついでや…ギルド『ゴッド・スパルタン』団長ゴンザレス。【獣人種】の【重戦士】。Lv.46や。よろしゅうな」
「アタシら姉妹も改めて…ギルド無所属、自主店【鍛冶工房『匠や』】店主、Lv.43のチエコ。副店主、Lv.45のエリコよ。よろしく」




