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第二部 真実の対峙 19話 【侵入者との対峙】

サイレンの音と共に、組織の構成員たちは一斉に迎撃態勢へと移行した。ジークとクロエがコントロール室へ向かうと、そこではアキラとカグヤがモニターを見ながら指示を出していた。


「状況は」

ジークの問いに、アキラが応じる。「何匹かネズミを捉えました」

続けてカグヤが補足する。「すでに外で包囲をしていた連中は迎撃済みです。あとは内部に入り込んだネズミだけです」


「リーダーは?」

アキラがパソコンを操作し、中央のモニターに一人の男を映し出した。

「こいつですね。サリエールの将軍です」


その顔を見て、ジークは

 「やはり追いかけてきたか、他国まで。そこまで欲しいか」と呟き、隣にいるクロエを見た。

「私をねらってるってこと? やっぱり」

クロエは先ほどのジークの言葉を思い返し、身を引き締める。


「将軍が頭を張って突っ込んできているので、捕まえれば状況がわかるのでは?」

カグヤの提案にジークは頷くと、腰のホルスターから愛銃を抜き、クロエに渡した。


「貴方は武器がなくて大丈夫なの? 私だって刀がなくても人間ぐらいなら……」

クロエの言葉を途中で制し、ジークは彼女の手を優しく取った。「きれいな手をしているんだ、あまり無茶をするな」

そう言って彼女の手に軽く口づけをする。


真っ赤に頬を染め上げたクロエは、慌てるように「さ、捕まえに行こう!」と足早に部屋を後にした。ジークは心底楽しそうに喉を鳴らしながら笑う。ボスのあまり見ない姿に、双子は顔を見合わせて驚くしかなかった。


「サポートに徹しろ」

ジークは双子に指示を出すと、楽しげな足取りでクロエの後を追った。


 第19話:侵入者との対峙

サイレンの音と共に、組織の構成員たちは一斉に迎撃態勢へと移行した。ジークとクロエがコントロール室へ向かうと、そこではアキラとカグヤがモニターを見ながら指示を出していた。


「状況は」

ジークの問いに、アキラが応じる。「何匹かネズミを捉えました」

続けてカグヤが補足する。「すでに外で包囲をしていた連中は迎撃済みです。あとは内部に入り込んだネズミだけです」


「リーダーは?」

アキラがパソコンを操作し、中央のモニターに一人の男を映し出した。

「こいつですね。サリエールの将軍です」


その顔を見て、ジークは「やはり追いかけてきたか、他国まで。そこまで欲しいか」と呟き、隣にいるクロエを見た。

「私をねらってるってこと? やっぱり」

クロエは先ほどのジークの言葉を思い返し、身を引き締める。


「将軍が頭を張って突っ込んできているので、捕まえれば状況がわかるのでは?」

カグヤの提案にジークは頷くと、腰のホルスターから愛銃を抜き、クロエに渡した。


「貴方は武器がなくて大丈夫なの? 私だって刀がなくても人間ぐらいなら……」

クロエの言葉を途中で制し、ジークは彼女の手を優しく取った。「きれいな手をしているんだ、あまり無茶をするな」

そう言って彼女の手に軽く口づけをする。


真っ赤に頬を染め上げたクロエは、慌てるように「さ、捕まえに行こう!」と足早に部屋を後にした。ジークは心底楽しそうに喉を鳴らしながら笑う。ボスのあまり見ない姿に、双子は顔を見合わせて驚くしかなかった。


「サポートに徹しろ」

ジークは双子に指示を出すと、楽しげな足取りでクロエの後を追った。

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