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逃亡代行  作者: 横瀬 旭
第三章(一)
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絶頂館

https://note.com/yokoze_asahi/n/n5bfaa230f178

 温泉街の駅で列車を降りた私は、海まで続く長い坂道を下っていた。


側溝からは温泉街らしく、湯気が立ち込めていた。どこからか桜の花びらが飛んできた。


 海沿いの遊歩道を歩き、それらしい人工の砂浜への階段を下りて、波の音と人の声を聞いた。遠くの方に、大きな船のような島が見えた。


 桜の並木道をしばらく歩いていると、ロープウェイの乗り場があった。


窓口で往復の乗車券を買うと、頂上にある博物館の入場券も付いてきた。


 乗客は私を含めて五人。乗務員が乗り込んで合計六人でボロボロのロープウェイに乗り込んだ。


岬の頂上へとどんどん進んでいくロープウェイ。右側に木立。左側には海が広がっている。


後ろの席に腰をかけていた私は、後ろの窓から山の上に段々になっている建物を見ていた。


 約三分半で頂上に到着した。


頂上の岬からとても広い海を眺めていた。これほど広くて青い海を生まれて初めて見た。


遠くの方に、大きな船のような島が見えた。


 岬から踵を返して建物の方へ向かった。


建物の階段をのぼり、博物館に入った。


そこには、春画や、女の裸の人形が展示されていた。


乳首を押すと、人形が動くアトラクションや、ハンドルを回して風を送り、有名女優のスカートを捲るアトラクション、どういった仕組みなのかわからないが、女性が描かれた絵画の前に建つと、絵の女性が全裸になるアトラクションもあった。


心の中ではとても楽しんでいた。しかし私は


「下らないな」


とつぶやいて博物館を出て、ロープウェイで港へ下った。


 ロープウェイ乗り場を出ると、遠くの方に、大きな船のような島が見えた。


この街に来てからずっと気になっていたため窓口の人間にどうやって行くのか聞いてみると、ここの港から高速船でしか行けないと言っていた。

熱海秘宝館


7/3 大規模な土砂崩れがあったようですね。

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