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第17章 時の足音
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早朝4時、圭たちは裏山にきていた。
圭は昨日の気迫がちっとも見られず、眠たそうに言った。
圭「眠い」
統一が小さな声で言う。
統一「小さな声ではなせや。敵にバレたらあかんからな」
圭「分かった」
圭は目を書きながらも納得する。
圭「それにしても、何でこんな朝早くに獣道なんだ?」
統一「周りの人たちにあまり気づかれないためや。一番問題なんはマスコミやからな」
圭「そ、そうか」
圭は理解したかは知らないがあくびをしながらそう言った。
圭たちが通っているのは道でもない獣道だった。
それも敵に見つからないためだが、何よりもまともな道には罠があると思ってのことである。




