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圭の家の近くの駅から電車に乗って2つ目の駅で降り、徒歩10分くらいで統一の家はあった。
2つ目の駅を降りると圭の住んでいるところより、自然があった。
周りには山があって、所々田んぼもあった。
統一の住んでいるのは二階建てのアパート。101から205まである。
統一は202号に住んでいた。
圭たちは階段を登る。
建ってから何年建っているのか知らないが、所々サビがある。
うえに上がってくると、青いドアがあって、手すりは回転式だった。
統一は鍵を開けて「まあ入りや」といって、圭たちはホイホイと付いていった。
冷夏「な、何よここ!?」
思わず冷夏はそう言った。
冷夏の言うとおり、部屋がすごく汚かった。
ゴミ袋は全く捨てずに、雑誌は所々に置いたままで、
まあ、しいて言うと。
冷夏「しかも、イカくさいし。本当に殺したいわアンタ」
冷夏がキレるくらい汚いのだ。
統一「まあ座れや」
統一が冷静に言うが、
秋次「いやいや座るところがありませんよ」
秋次がそう突っ込む。
統一「この上に座るんや」
そう言って統一は雑誌をひもで束ねたものの上を手で叩いた。
優良「この上って…キャッ!!」
いきなり優良が顔を赤くして言った。
優良「な、なんですかこの本はっ!人妻やら、熟女やら…」
冷夏「あーこいつ年上好みか…」
冷夏が冷静に対処する。
しかし、優良の同様にしめた統一は言った。
統一「いやな…ヒヒヒ。私も一応男ですから…ハヒヒ。何なら私が!ぜひ、この私があなたをエスコート…」
バシィィン!!!!!!!
優良をいじめていた統一を冷夏は束の本で殴った。
冷夏「てめえは『一応』じゃなくて、『決定的で、たちの悪い、変態オスザル』だから。そんなこと聞かなくて分かるわ」
統一「そ、そうかいな…」
気を取り直して。
統一「気を取り直して敵がおると思われるんは圭の家の近くの裏山や。しかも敵が何人おるか分からん。そやさかい、固まって行動しようというわけや」
顔ボコボコの統一はそう言う。
冷夏「確かに今度は敵の巣に突っ込んでいくようなもんだし、罠だってあるでしょうね。うん、私はいいと思うわ」
秋次「まあ、それしか方法がありませんしね」
優良「私も賛成です」
統一「圭は…?」
統一がそう聞いた。
圭「…ああ、俺は絶対みんなと一緒にももを助ける」
圭の答えは分かりきっていた。
統一が聞くまでもなかった。
この少年は誰よりも。
ももを愛しているのだから。




