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圭「…」
圭とももは家に向かっていた。
気付けば一方的なものだった。
正確に不良たちの体をつき、不良たちからの攻撃は避けていた。
圭は正直困惑していた。
なぜあんなことができたのか。
いつあんなことをてきるようになったのか。
ただ分かることは少年は3年前から以前の記憶がないということ…
もも「圭?」
圭「…ん?」
圭は考えていてももの話を聞いていなかった。
もも「大丈夫?」
圭「あ、ああ」
ももが心配している。
もし、ももが愛犬ならば俺の記憶をしってるんじゃないか?
そう思ってしまう。
圭「もも」
もも「ん?何ー?」
ももは立ち止まって圭を見る。
透き通った瞳、綺麗な肌。
思わず見とれそうになる。
圭「いや、なんでもない」
圭は聞けなかった。
今は心配させたくなかった。
ピンポーン。
インターホンが鳴る。
圭とももは家に帰ってきた。
今は適当に料理を作っている途中だった。もちろん圭が作っている。
もも「私出るねー」
インターホンに反応したももは早足で玄関へ向かう。
圭「あ、待て!」
圭はキッチンから声をかける。
もも「大丈夫!インターホンでの対応は圭を見て覚えているから!」
圭「そういうことじゃねえ!」
ガチャッ!
もも「はーい!」
元気のいい声を出しながら、ドアを開けた。
冷夏「え!?本田ももさん!?」
来客は冷夏だった。
圭「え!?麻倉さん!なぜここに」
圭はドタドタと走ってきた。
冷夏「あなたが不良を置いたまま帰ってきたのに、その言い方はないんじゃないの?それに何でももさんがいるの?」
圭は汗が止まらない。
これは多分ばれてはいけない。
多分ももなら自分のことをペットといい出す。
もも「それは私が圭のペット…」
圭「ああああああああ」
冷夏「ペット?」
圭はももの口を塞ぐ。
圭「これはももの両親がこっちに引っ越せない事情があるので、一緒にここに住んでるんです!」
一瞬でこの理由を思いつくのは我ながらよく思いついたと圭は自画自賛したいほどだった。
冷夏「ふーん」
冷夏は興味なしに返すと、
冷夏「それはいけないわね」
圭「え!何で!?」
圭は意外な返事がきたので、焦っていた。
冷夏「それはそうよ。親戚といえど屋根の下で二人きり、六等親以内でも以上でも関係ないわ」
圭「ええっ!?」
(もうどうしようもないじゃん…)
圭はそう思う。
冷夏「でも一つ条件があるわ」
腕を組ながら冷夏は微笑む。
圭「え?条件…?」
冷夏「私をここに置きなさい」
圭「ええっ!?」
圭は驚く。
まったく話の繋がりがないからだ。
圭「な、何でそうなるんですか」
冷夏「それはあなたを監視するためね。怪しいことがないようにね」
もも「やったね圭!家族が増えるよ!」
圭「おいやめろ。何でそうなるんですか…」
冷夏「じゃあ、私がクラス中にあなたとももさんのあらぬことを広めてもいいのね?」
(もう脅しじゃん…。それにあらぬことなんてないよ…)
もはや圭には選択の意思がない。
ももがインターホンに出た時点で運のつきであった。




