8・まとめ壱・足さばき
「嫁さん、おはよーございます!」
「旦那様、おはよーございます!」
「さて素振りと呼吸はどうでしょうか?」
「出来るようになりました!」
「我々の努力ですね!」
「はい!」
「さて、それでは次の足さばきに行ってみましょう!」
「シュタッ!」
「おぉ!良い感じですねw」
「いゃぁーテレるわねw」
「まず、すり足です!地面から足を離さず移動の時は紙一枚程度浮かせ移動します。手慣らしを真ん中に構えたまま移動してみましょう!前足を踏み出したらすぐに後ろの足が付いて来るようにします、踵を浮かせ過ぎてはいけません。足裏で地面をしっかり捉えます!」
「よい、しょ!」
「注意点は頭の高さが極端上下に動かないようにして下さい」
「おお!これもなかなか難しいぞっ!」
「継ぎ足です!後ろ足を前足の後ろに引き寄せ、その引き寄せた反動を使い大きく前足を踏み込みます!」
「タッ、えぃっ!」
「次は歩み足です、左右の足を順番に出し歩きます。上下左右に身体がぶれず、膝のクッションを柔らかく歩きます。身体の軸がブレないように、重心を低く保つように意識しましょう!」
「普通の歩き何だけど、何か色々意識しちゃうね」
「開き足の練習です。片足を軸にしてもう片方の足を大きく回して動かします。この時に足だけで無く身体も素早く動かします。手慣らしは真ん中に構えたまま身体だけ左右、斜前後に動いて下さい」
「んー難しいかなぁー身体と足がバラバラだなぁー」
「コツは踵を浮かせて、頭を上下させずにサッと足裏で円を描くようにコンパスの様に動いてみて下さい」
「おおっ!これバスケのピボットじゃん!」
「そう、良いとこに気が付いたな。まぁだいたい同じだがちょっと違うところはな・・・・」
庭を掃きながら見ていた桃じいちゃんが説明する。
「バスケは相手にボールを取られ無いように背を向けるだろ?こっちは相手を避けつつも、相手に正対しボールをぶつけるイメージじゃな。バスケみたいに相手に背を向けるように大きくは動かず、もっと素早く鋭く動くんじゃ。自分の体幹を崩さず相手の体幹を崩すのは同じだな」
『へぇー!』
「ところでおじいちゃん、これ何の練習の本?」
「小桃は何か変わったか?」
「お通じが良くなってお肌ツヤツヤー!あと肩凝りは全く無くなったよ!」
「そうそう、肩凝りは無くなったねぇー!」
「良かっただろ?」
『うん良かった!』
「あっはっはっはーーーーーー」
桃じいちゃんは笑ながら家に入って行った。
「で?これ何の練習なのかな?」
「さぁ?」
「まぁ私は美容になってるからいいか!」
「振り・呼吸・足捌き・体幹を意識して、意識せずに出来るまで繰り返しましょう!」
「はい!時間かかりそうです!」
「そうですね!我々の毎日のコツコツ積み重ねによって、なんと今日でスタンプ第一弾貯まりました!」
「どんどんどん!パフパフ!」
「明日の夕飯は3人で親子丼を食べに行きましょう!」
「やったぁー!」




