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59・アートオブキリング

「嫁さん達、おはよーございます!」

「旦那様、レニちゃん、イオ、おはよーございます!」

「だっ、旦那しゃま、小桃姉しゃま、イオリン、おはよーごじゃりましゅ!」

「だっ、旦那ちゃま、こもーレニたんおはよーございます!」


「おはよーでーす!」

「おはようね!」


「えーっと?何故か2人増えて居ますが進めます」


『はい!』

「はいでーす!」

「増えて不思議ね」


明後日から世界大会です!

朝食後に移動するので忘れ物無いように!


「おう!ひかちゅーのヌイ忘れるとこでーす!」

「私はチェーンソー太ね!」


それと朝のポイントが貯まっていたので、今日は湯島に親子丼を食べに行きます!


『ひゃっふう!』


「おう!親子丼楽しみでーす!ガチャあるですか?」

「途中で探してみようね」


「おいしだねー?美味しいだね?2杯食べていいね?」

「もちろんだよ!食べれるだけ食べていいよ!」


(あぁ、やっぱり君達も行くんだね・・・っと思ったけど2人ににっこり微笑んだ)




(ふふっ・・和光とても優しいでーす。我々もヨメになるでーす・・・)

(おしかけにょーぼー計画ね・・・)

やがてこのふたりの計画は小桃達の知る事となり、水面下で進められた。

そしていつままに嫁が増えていることに、和光が気づくのはもう少し先の話しである。


◾️◾️◾️◾️◾️◾️


大会だが急遽、武道館からサッポロ球場で開催される事になった。

B国とC国が会場のセキュリティに難癖を付け、サッポロ球場を指定したのだ。


大会5日前、B・C国の択捉島(えとろふ)の研究所から学者のウラジミとウモウが、新新造人間と共に船で到着。

両国のルーニン首相とコヘイ首相は、大会3時間前にプライベートジェットで札幌空港に到着。


両国の学者と首相はどうやら影武者らしい。

一緒に来た12人の幹部に一瞬、頭を下げた所が監視カメラに映っていたのだ。

本物だったら絶対に下の者に頭は下げない。

幹部連中は本物のようだ。

こっそり飲み物のコップなどを回収し指紋を確認したところ、2人の学者と首相は偽物と分かった。


A国のエスピオナージの調べによると、本物の4人は択捉の基地で影武者と入れ替わり、影武者を送り出した後にそっちで観戦して居るとの事だ。


世界大会、【アートオブキリング】の開会式が始まった。

こっちの2人の剣聖の姿が見えない。

「監督は別件で居ないわよ。和光君が仕切りなさい。との事よ」

「分かりました」

まぁ、試合が始まればその進行よ流れに乗るだけだ。


向こうの、新新造人間はやはり若そうだ・・・

アルルカンの仮面?何かのカーニバルの仮面を全員が装着して居るのが不気味だ。

(そもそもロボトミー手術されてれば表情は無いので、こんなもの付ける必要も無いのでは?)


俺とコオジ・ユキナ・レニがフィールドに残る。

向こうも4人並んでいる。

立っている畳表と、寝かして居る土壇斬りの畳表がスタッフにより準備される。

(ん?何語だ?)


準備して居るスタッフはK国とI国の人間らしい。

小桃とラクシュミーが厳しい顔をしてみている。

何か言いたそうだが・・・


土壇斬りはレニと俺が出る。

5本積み上げる。


「チーム・フリーダム」


「ゴー!」


俺とレニが土壇に斬りつけた。


“バッ!”

鈍い音と共に畳表が土壇から落ちる。

(うっ!硬い!)

レニ3本

俺は4本だ。


レニと顔を見合わせる。

やはり硬いと感じたのであろう。


「チーム・ボーフ」

土壇には7本の畳表が積まれている。

「ゴー」


“ザッ”


(ん?!、音がおかしい?)


7本が全て下まで斬られていた。

(そんなに切れる剣だとは思えないが?)


よく見ると畳表の色が濃い。切り口もボソっとしている。


K国とI国のスタッフが急いで片付けようとして居る。

レニは駆け寄って抜き打ちに、半分残って居る7本積まれた畳表に斬りつけた。


スウっと音も無く剣が畳表に吸い込まれた。

主審達が集まってくるとK国とI国のスタッフは逃げて行った。

それを他のスタッフが追う!


競技は一時中断になった。













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