表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

58/66

58・違い

「剣道と試し斬りって何が違いますか?」

食堂で皆んなとお茶をしている。

玄米茶がうまい!


桃じいちゃんも亀○のどら焼きを差し入れしてくれて、一緒にお茶をして居る。

ビシッとした仕立ての良いスーツを着ている。

いつもは成桃堂で相談を受けて居るのだが、今回は視察だったのでしょうがなくスーツで出席したそうだ。

桃じいちゃんはエムオスの相談役だけで無く、ソコシャナル・プラド・レイベトン・ゴッチ・・・・などなどの相談役でもあるらしい。

財界の裏の大物だった・・・


コーヒーとブルーベリーパイを食べて居る無二剣聖が、俺の質問に質問で返した。

「じゃあ答え合わせだ!和光君はどう思うのかな?」

「うーん・・・何を求めるか?ですね。実物の刀を使って物を斬る技術と、対人戦での駆け引きと打突の速さですね」


「そうだな。日本刀の本来の機能の習得が試し斬りだ。刀の刃の向きの意識と・・・実は手の内・体移動と捌きも微妙に違うんだ。これは刀ではなく無く竹刀を使っているので、どうしてもしょうがないところだな」


「では剣道と居合をやればどうでしょう?」

「形稽古が悪い訳では無い。素晴らしく良い形はごく少数だが存在するが・・・試し斬りをやらず空間のエア居合だけだと“答え合わせ”が出来ていない状態だと思うぞ。自己の評価と実際のレベルにズレが生じる恐れがある」


「振った時にビューっと音が出るから斬れてる。っとは言わない」

「少しでも刃筋が狂ったりすれば刀が途中で止まったり、曲がったりしますからねぇ」

「そう、圧倒的にリアルな現実が待ち構えているんだよ」

「エア居合の人も斬って欲しいですね」

「彼らは昔から試し斬りを馬鹿にするからどうかなぁ?そのエア居合が盛んになって、“ただの刀法的な踊り”の演舞になっちゃったんだけどね」


途中で政府機関の人が桃じいちゃんと無二剣聖・ダルタニャーン剣聖を呼びに来た。

このまま霞ヶ関に移動し会議になるらしい。


入れ替わりで厚子さんが主任達と共に、う○ぎやのどら焼きを持って食堂に入って来た。

どら焼きパーティーか?w


エムオスのクラフト部・Aスタイルから外装の装着された千織がテーブルに置かれる。

一言で言うと地味な外装だが、良い意味では無駄が無い。

それぞれ長さ形は違うが全員、黒鞘に黒柄の外装だ。


名前を呼ばれ剣を渡される。

周囲に人が居ない場所で壁を向く。

鯉口を切りゆっくり抜いてみた・・・


綾波よりバランスが良い。

コオジによると強度が上がったので少し薄くしてあるとの事だ。斬った時の刃の抜けもかなり良さそうだ。


その後に実際に斬って見ると硬さがわかった。手のひらに感じる振動が千織の方がダイレクトだ。

剣に一本通った張りがある。

素晴らしい!


オルレアンとラクシュミーも厳しい顔をして色々試している。

納得したようだ。

「素晴らしいでーす!」

「現状で最高の剣ねー!」


コオジもホッとした顔をしていた。










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ