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55・イオリと一緒

「ズゥー!」

イオリが大小の袋竹刀を中段に構え進んで来る。


俺はゆっくりイオリの面にに斬り込む。

イオリは左手の小刀でその軌道を逸らし右手で大刀を振り上げで胴を打ち退がる。

(たん)!」「絶対(へったい)!」


しばらくコレを繰り返し小刀は払ったり、抑えたりしてみる。

大刀は喉に付けてたり、面を打ったり場所を色々変えてみる。


しばらくしたら、今度は俺が面でなく右胴とか色々な場所をゆっくり攻撃する。

コレも出来ているようなのだが・・・

(何かしっくり来ない。イオリの顔も浮かない)


「なんかしっくり来ないんだよね。二刀が上手く使えないのよ」


「あっ!それだ!」

「何が?」

「二刀が上手く使えないって、手元の2本の剣に意識が行き過ぎてるんじゃないか?そうじゃなくて足捌きとか空間の占拠が重要なんじゃ無いのか?二刀流こそ手で無くて足で勝つんじゃ無いのか?」


「あっ!・・・でも、どうやって良いのか・・・」

「・・・やはり二刀流はデストレーサが使えるか?」

「何それ?」

「オルレアンとラクシュミーがやってるやつ」

「和光が居残りで教わってるやつ?」

「そう、それ!」


「良さそうなの?」

「多分、二刀流の稽古には有効だと思う」

「じゃあやる!わこー教えて下さい!」

「旦那様って呼ばないから嫌!」

「だっ、旦那ちゃ・・ちゃま・・・」

「よし!やろうか!」


仮想の円をイメージし共有する。

お互いの足元・剣が交差する空間に円をイメージする。

正面の直線上で留まる事は基本的にタブーという事を教える。


俺が攻撃する。

2刀でも攻撃を正面から力で受けず、円周上を移動しながら角度を変えて相手の攻撃を無力化するようにする。

円周をステップするのだ。


「イオリ!ダメだ!正面に留まるな!」

「はい!」

「違う!叩くな!移動しながら小刀で俺のしのぎ地を触れるような感じで優しく制するんだ!俺の攻撃線を外にずらしてレバー比の弱い側をコントロールするんだ!」


「レバー比って?」

「剣の柄と剣先の力の伝わり方の違いの事だ。要は“てこの原理”だ」

「学校でやった、てこの原理?」


「そうそれ。剣の構造は持ち手に近い場所は支点に近いから最も強い力が出せる。相手の攻撃を受け止め抑える場所だ」

「うん、いわゆる鍔元だね」

「そう。剣の中央は攻撃の繋ぎや、相手の剣を誘導する場所だ」

「なるほど、確かに」


剣先に近い部分は支点である手から遠く最も力が弱い。ただしスピードは最速で円運動の半径が大きいので、斬る・突くの威力はこの部位が最大になるんだ」

「うんうん」


「格闘技のてこの原理と同じで“自分の強い部分を相手の弱い部分にぶつける”んだ」

「それはそうだ!」


「俺の使っている1刀の剣は遠くまで届くけど、先端は横からの力にはとても弱い。でも、イオリの2刀目の小刀は短いけど、手元に近いから全体的に強いでしょ?だからイオリはその強い小刀をこっちの剣先にちょっと当たるだけで、簡単に軌道を変えたり抑えこめるんだよ」


「おぉーー!小刀は相手の刀を無力化する最強のテコレバーなんだね!」


「さて、じゃあアタホやってみようか」

「・・・?、あっタコ?」

「アタホ・・・統制(とうせい)ね」


「まず2刀側は小刀を俺の剣の上にクロスさせるように乗せる。これで俺はもう突きを真っ直ぐ出せない」

「うんうん!」


「しょうがないから俺はその小刀を避け、ぐるっと回してこんな感じで別角度から斬りこもうとする」

「うん」


「イオリは俺が動いた瞬間を見逃さず、右手のフリーの状態の大刀で最短距離で俺を斬る・突く!」

「はい!何か凄く良く分かったよ!」


3時間ほど稽古をしシャワー浴びて部屋に戻ると、部屋の前で、真っ赤な顔をしてもじもじしているイオリが居た。


察した俺は部屋に入るとお姫様抱っこをし、ベットに直行しちょめちょめした・・・ 


******************


ちゃめちょめで小腹が空いたので、イオリと食堂の自販機でバームクーヘン買いに行く。


「あっ!新製品だって!」

パッケージにメロンのでっかい絵が書いてある。

「メロンバウムっとは珍しいね」

とりあえず買ってみる。

「おっ!うまいぞ!」

「なかなかだね!」


食堂入り口から青い目金髪の美少女がのぞいている。

「あーーー!イオリン何か食べてる!」

「レニたんも食べる?」

「うん食べる!」

レニがシュタっと側に来た。


「あれ?」

「どうした?」

レニがイオリの匂いを嗅いでいる。

「旦那様しゃま・・・もしかして・・・イオリンを食べた?」

「ん?・・・何の事?」


ちょっと、とぼけてみる。

イオリは赤い顔をして黙って下を向いている・・・


「ずーるーーーいーーー!最近してない!あたしも旦那しゃまに食べてもらいましゅ!」

レニに引っ張られ俺とイオリは部屋に入って行った。

「レッ、レニたん!レニたん!あたしすませたばっかだから!」

「ダメです、おかわりしてくだしゃい!」

その後3人でちょめちゃめしてしまった・・・

イオリは気を失ってしまった。


******************


ガチャツアーから帰って来た小桃は、肌ツヤツヤでご機嫌のレニとイオリを見て察し、今すぐちょめちょめを要求してきました!


最愛の嫁さんなので嫌な顔なんて出来ません!もちろん二つ返事で引き受けました!

2回目からレニがイオリを引っ張ってきて乱入!

「家族で仲良くレッツ・プレイでしゅ!」


夕食までの間4人でたっぷりちょめちゃめしました。

受け身で本日3回目のイオリは泡を吹いて気を失いました・・・

カニみたいでとてもかわいいですね!

今晩はカニ鍋にしましょう!


私はですねぇ、魂抜かれるぐらいへとへとになりました!www


でも、いっぱい愛されてみんな明日からも頑張れるそうです!

良かったです!

夫婦のちょめちょめはとっても大事ですね!www


******************


休み明けからイオリのデストレーサによる刀流稽古は、俺が付き合って続けるようになりました。

俺はその稽古の間も甲冑を着込んでいるのがツラい・・・まぁ、これも可愛い嫁の為しょうが無い!














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