表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

52/66

52・葉山ラボ・1

箱根新道からそのまま西湘バイパスに乗り江の島方面に向かう。


このZ32はノンターボの230馬力だ。

パンチ力は無いが低速からのトルク感が良い。

2シーターなので4人乗りよりコンパクトになっている。

しかも大人気のTバールーフで無くノーマルルーフのATだ。

激レア車種だ!


何故激レアかというと、こんな売れ筋を全部外した車を買う奴は当時居なかったからだ。

ただの超不人気グレード車だwww

4年探してやっと見つけた。


76万で1オーナーで程度はかなり良かったが、フルレストアしたら500万ぐらいかかった。

部品は日本に無い物はアメリカを探したら全て手に入った。


まあ、今ならこのNAノーマルルーフATは中古で300から500ぐらいだろう。

そこから手を入れるとかなりの金額になる。

カラーリングは神奈川県日産限定のブルーメタだ。

塗装はコーティングをしてオリジナルのままにしている。


大磯の吉田茂邸横を過ぎ海を右手に見ながら、ドライバーズシートの窓を開ける。

潮の香りが車内いっぱいに広がるとユキナの顔に笑みが広がる。

ユキナはイオリと同じ熊本県の海の近くなので、潮の香りが嬉しいのだ。


134号の海岸通り走り鵠沼(くげぬま)を左に曲がり神社を過ぎて曲がった店で食事にする。

俺はハンバーグハヤシ、ユキナはメキシカンピラフとピザとワッフルを頼む。


食後は神社にお参りをして海岸通りに出て葉山に向かった。

由比ヶ浜を過ぎ左に曲がりパーキングに車を停めて、今日はラボに泊まって食事をユキナが作るので買い出しをした。


「新婚さんみたいでワクワクね!」

っとハイテンションだが、実は俺もまんざらでは無い・・・まぁ絶対言わないが・・・


逗子の隣りはすぐ葉山だ。

海岸の細い道を裕次郎灯台を右手に見て左に曲がるとすぐラボだ。


昔はソコ・シャヤルの保養所だった場所だが、取り壊し俺のラボを使った。

正確には手前の海側は住居ビルで渡り廊下で奥のラボと繋がっている。


ユキナが窓を開けて住居掃除を始める。

「コオジは邪魔だからラボにこもってて!」

パートナーからの嬉しい許可が出たので、堂々と引きこもらせてもらう事にした。


渡り廊下を抜けラボに入り鍵をかける。

そのまま奥の部屋に行き鍵を開けると地下への道が現れた。


「やっと使えるな」

後ろの家が売りに出たので3年前に買い取り、そこからの工事が時間がかかった。

やっと先週に引き渡された。


これでコオジの夢の剣が出来るのだ。

分厚い扉を開ける。

中は狭い。

円筒形の分厚い圧縮容器を納めたからだ。

高圧をかける施設なので分厚い壁で囲まれている。

ヒーターや断熱材も内側に仕込まれている。


これは大手の金属メーカーなどが所有する大型のHIP装置だ。

ホット・アイソスティック・プレス略してHIT。

日本語にすると熱間等方圧加圧装置である。










評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ