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49・デストレーサ・海外組来日しました

ダルタニャーンが選んだ2人の剣士、オルレアンとラクシュミーが来日した。

「はーいワコー!」

ダルタニャーン剣聖がにこやかに歩いてくる。

ただ歩いているだけだか・・・只者では無い。


稽古が進むにつれ剣聖のレベルが分かるようになった。

(この人も無二剣聖と同じやべー人だな)

我々より一段上の高みにいる感じだ。


今までの世界戦や全日本な剣士はと言うと、残念ながらお話しにならないレベルだ。

身体能力は高い者はいるが、そもそも稽古の方向性が全く違う。


「はーいワコー!やろうしかー」

「えぇっと?・・・“よろしく”かな?」

「そう!それ!オルレアンでーす!」

オルレアンは栗色がかった黒髪ショートカットだ。


「私はラクシュミー。よろしくねー」

「こちらこそよろしくお願いします」

ラクシュミーは長い黒髪だ。


「和光はしばらくしたら、俺たちと稽古だからな!」

「そうなんですか?」

「うちら用の片手剣タイプの細い袋竹刀を作ってもらってるはずだから、我々はそれを使って和光くんと稽古だよ。実戦形式の稽古を一緒にやる感じだ」

「分かりました楽しみですね!よろしくお願いします」

「はいよ」


3人は白の高級ワンボックス車に乗り込む。


「ワコーガチャ行きたいでーす」

「私はガチャとお菓子もねー」

「おぉ!運転手さーん、俺はお酒を買いたい!ヤマザーキとダッサーイ欲しいです!」


「はい、えーっと和光さんどうしますか?」

「・・・運転手さんとりあえず秋葉原からお願いします」

「そのあとは?」

「お任せしますのでよろしくお願いします・・・」


「ひゃっふう!でーす!」

「ゴー!ざんくれ号ねー!」

オルレアンとラクシュミーはノリノリだ。

エコバッグを引っ張りだしている。

「コレにガチャ入れるでーす!」

「マンダムロボが欲しいでーす!赤いズゴック欲しいでーす!」

「私はちいうさのハチガネが欲しいねー!あとシティちゃんねー!」

「ラーメンとか寿司のミニチュアも欲しいでーす!」

「それもねー!」

色々とリサーチ済みで用意は万端らしい・・・


都内の買い物と観光を終え宿舎に着いた。

(運転手さんありがとうございました!)


日本人チームが迎えに出た。

女性陣にオルレアンとラクシュミーを紹介し、後は任せる。

今日は稽古無しで明日の午後から稽古に入る。

今日の夜ご飯は外国アニファン?二人組の希望でカツカレーだ。

因みに朝飯はおにぎりとタコさんウインナー。

昼飯はチャーシューメン。夜はオムライスとハンバーグとなる。



◾️◾️◾️◾️◾️◾️


翌日午後

彼女らはダルタニャーンの指導の元稽古に入った。


地面にサークルを描き幾何学と数学をベースにしたレイピアの訓練を始めた。

デストレーサ・真の技術と呼ばれる稽古らしい。


このサークルは魔法の円とも呼ばれ足場の目印と相手との間合い、攻撃の角度足捌きを見える化し戦闘の設計図として使う。


地面に自分の剣と腕をのばしたサイズの円を描く。

その真ん中に線を引き両端にダルタニャーン剣聖と彼女達は右半身に立ち、右腕を相手の顔に向け伸ばし向き合った。


この直線は交戦線(ライン・オブ・ディレクション)と言い、この線上は不利になるので円を使って、相手の攻撃を避け斜めに回り込み攻撃をする。


円の線に沿ってステップし自分の剣の根元を相手の剣の先端に押し当て、相手の刃を外側に受け流す。


速い!

めちゃ速い動きだ!

しかも身体を斜めにずらしているから死角から攻撃出来る。


円の線を綱渡りのように歩き円の移動を叩き込む。

これをタイトロープ・ウォーキングと言う。

ダルタニャーン剣聖のレベルになると、頭の中て相手の足下に光るサークルと幾何学の線が見えると言う事だ。


まとめの理論と根本的には似てる物だと感じた。



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