34・まとめ弍・正中線の占領
「嫁さん達、おはよーございます!」
「旦那様、レニちゃん、イオ、おはよーございます!」
「だっ、旦那しゃま、小桃姉しゃま、イオリンおはよーごじゃりましゅ!」
「わこーこもーレニたんおはよーございます!」
「ブッブーー!イオ!わこーじゃ無いでしょ!あたしとレニは何て呼んでる?」
「へっ?えーっと・・・だっだっだっ・・・・」
イオリの顔が真っ赤になる・・・
「だっだっだった・・・・・・・」
「イオリ、それはミシンの音かな?」
「うっ・・・」
「はっきり言いなさい!」
「ふひゃぁーー」
イオリが真っ赤になって壊れつつある・・・
「・・・だっ、だ旦那ちゃ・・・ちゃま・・・」
「良く聞こえません!」
「旦那ちゃまぁ!」
「はい!よく言えました!」
「ふっふぅぅーーー!」
イオリの目が泳いでいる。
「はい!じゃあもう一回やり直し!」
「うひゃぁーーー!」
「嫁さん達、おはよーございます!」
「旦那様、レニちゃん、イオ、おはよーございます!」
「だっ、旦那しゃま、小桃姉しゃま、イオリン、おはよーごじゃりましゅ!」
「だっ、旦那ちゃま、こもーレニたんおはよーございます!」
「はい!大変良く出来ました!これからもこの調子で頑張ってください!」
「えう!」
「ところで、えー小桃さん?今AM10時頃なので朝で無いんだけど?」
「決まりです!このまとめをやる時は朝の挨拶を行うのは、我が家の決まりなのです!イオに我が家の伝統を教えたのです!」
「ちょっと前から始まった伝統ね・・・」
「何かご意見が?」
「いえ、めっそうもございません・・・」
イオリとの婚姻届を出し戻って来て、これから無二さんに教わるところなのだ・・・
「了解しました。では無二剣聖よろしくお願いします」
「はいよー。この“まとめ”をとにかく稽古する!全日本の演武は寸前になってやれば良い!」
「それで高得点出るんですか?」
「イオリが証明しただろ?」
「なるほど、そうでした!」
「よし、納得したところで進める。敵の初動を抑え剣の軌道を根元から封じる動きは高度で合理的な技術だ。これを習得する為のポイントを教える!」
『はい!』
「まず最初は中心・正中線を物理的に占有する事だ」
『はい!』
「相手が斬ってくる時に必ず刀は相手の体の中心を通る。外れている斬撃は喰らってもあまり致命傷にならないので無視して良い。まず自分の切先を相手の喉元・顔の中心から外さないように構える」
「中段の構えですね?」
「そうだなー中段だね」
「次に相手が振りかぶろうとした瞬間に、自分の剣を前に出しながら前に出て、相手の拳や柄を剣先でおさえます」
「やぁ!」
「シュタッ!」
2人組になり稽古をする。
「次は振りかぶって斬る途中で、相手の剣が身体の中心を通る所を少し角度を付け踏み込んで抑える」
「うぉ!難しい!」
なかなか難しいので無ニ剣聖がやって見せてくれた。
「出来たら次は下から受けてみる!」
“ガシッ!”
脇構えから相手の振り下ろした剣の小手部分を受ける。
『おおー!』
「このように下段から受ける事も、こっちの体を流しながら小手を斬り捨てる事も可能だ」
『おおおおおー!』
「まず、相手側は感覚を掴む為にゆっくり振り下ろしてくれ」
『はい!』




