16・レニが来た!
地区戦は北海道・東北をA地区。
中部をB地区。
関東をC地区。
近畿をD地区
中国をE地区。
四国・九州をF地区。
各地区の上位3名の18名が演舞するのだが、6地区の上位3人の合計ポイントが高い地区の3名と低い地区の3名がシャッフルされトーナメントとなる。
その2ブロック地区戦の上位2名が全日本選手権となり、去年の全日本6位までのシード枠剣士と合わせて12名で戦われる。
そして全日本の上位2名が世界戦に出場となる。
今年はポイント差が無いので予想が難しいらしい。
BC地区・AF地区・DE地区という組み合わせとなった。
BC地区の会場は2ヶ月後に横浜の神奈川県立武道館になった。
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「はぁ〜」
「どうしました?」
「いや和光さんにまでご心配をお掛けして・・・」
レニが長柄の演舞に苦戦して落ち込んでいるから見に行ってくれと、チーフと厚子さんに言われて休日の今日、小桃と一緒に区のスポーツセンターに来て居る。
「やはり難しい?」
「はい、とにかく色々とバランスが取れないのです。長柄を誰もやらなかったのがよく分かります・・・この前の和光さんがちょっと振ってくれたイメージでやってるんですけど・・・」
「グスッ・・・・もう・・・全然上手く行かなくて・・・」
「ふーん・・・レニちゃんちょっとかして?」
「いくら何でも小桃には長すぎだよ!」
「イイから、イイから!・・・よっと!」
“シュ!”
“ブン、シャ!”
「ふぅーーーー、レニちゃんありがとう!」
「凄い!凄い!凄い!です!小桃さん凄いです!何で何で何でーーー!」
レニが小桃の前に来て土下座をする。
「やだ!レニちゃんやめてよぉー、夫婦で朝やってる体操が役立ってるだけなのよ!」
「そっ!それ!!、それに!私も入れて下さい!」
「へっ?夫婦の朝の体操だよ?」
「それです!お願いします!一生の願いです!!」
「うーん・・・私的には前々からレニちゃんなら良いかなーっと思ってたのよね。めちゃ苦労したほんとに良い子だし」
「本当ですか?良いんですか!」
「旦那様はどうですか?良いですよね?」
「えっ?別に構わないけど?」
「ありがとうございます!これからよろしくお願いします!!」
レニが深々と土下座をする。
「じゃあ早速、和光さん!レニちゃん!すぐに役所に婚姻届け出しに行くよ!」
「はい?」
「何で??」
「レニちゃん夫婦になりたいんでしょ?私も夫婦になって朝一緒に体操したいって言ったわよね!」
「はひぃーーーー!」
もぅーしょうが無いなー、まだ和光さんは私だけだから良いわよ」
「あぅ、あぅ・・・・アヮヮーーーだっダッ・・・第2ふっふっじん!?」
「あれ?・・・嫌だった?」
「いや、ぜんぜん、全く、むしろ嬉しいと言うか・・・エクセレントって言うか・・・ボーノって言うかグラッチェと言うか・・・願ったり叶ったりっと言うかぁ・・・・・・ムニャマニャ…」
「小桃第1夫人、いや、小桃姉しゃま!だっ・だっ・だんなしゃま!末長くよろしくお願いしましゅ!」
「ふふふっ!おねえさんですー!家族増えて嬉しいです!」
カミカミで挨拶したレニは、95分後、俺の第2夫人になった・・・




