表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
47/61

安らぎ

見渡せば花畑が広がっている。沙羅蒼樹の花々。心の風が僕の頬を伝い、甘い香りが届く。燦々と光る太陽が僕の心を温める。嫌な月は身を隠し生き物は姿を見せない。


僕だけの世界、僕のためだけの世界。


最高だ。


数歩歩いてみる。息切れはしない、体も痛くない。だから走り出す。右足も左足も思ったように動く久しぶりの快感。髪を揺らす心の風は追い風になって僕を押してくれる。


この世界は僕のためのもの。


素晴らしい。


誰もいないこの世界で、僕と花しかいないこの世界で、僕は笑う。声を出して笑う。


風は僕の笑い声を運んで広げてくれる。僕の声はやまびこのように平野を駆けて、そうして僕に戻してくれる。太陽は優しく微笑み僕も微笑む。


走り疲れた僕はゆっくりと腰を下ろす。花々の上に倒れ込む。


絨毯よりも何よりも柔らかくて暖かい。優しくて楽しい。綺麗で美しい。だから嬉しい。


走り疲れた僕はそうしてゆっくりと目を閉じる。気のせいか、やけに瞼は重くて勝手に、まだ楽しいことをしたいのにそう、勝手に…目を閉じて僕は眠る。


























お主さま…


オキテ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ