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91/102

R-027.1102.1720 平穏の増えたこの町で


 書類の山に目を瞑り、喜助の支度を待ち東京基地を出た。

 秋も終わり、枯れ葉が目立ち始めた。

 日課の走り込み兼、パトロールをしていたところだった。

「そんで魚石がさ、友達から聞いたんだと。都市神さまは白いツチノコの姿で出会った子どもたちに知恵を授けるってな」

「なんの話っスか?」

「都市伝説だよ。面白いことに、地上にも地下にも三大都市伝説があって一つだけ共通しているのが都市神さまの話だ。話の中身は違うが……。魚石が来なきゃ知り得なかったな」

「好きっスねぇ。役に立たなそうなのに」

「分かんないだろ」

「そういやヘビっておいしいらしいっスよ」

「お前神食うつもりなの?」

「揚げるのが良いんじゃないスかね」

「神揚げ……」


 ゴォオオッッ……!!!

 突如とつじょ、頭上を白が切り裂いた。呆気にとられて見上げる俺たちはソレを見送る。


 …………ズズン

 建物の崩れる音と地面の揺れ。町にサイレンが響きだす。


 無線が反応し、喜助が耳を傾けている。かすかに漏れ聞こえる声は燈台さんか。喜助はいくつかやり取りをして、こちらへ向き直った。

 内容なんて、聞かずとも分かるだろう。


「黎次センパイ。出番っス」


お疲れ様です。


さて、のんびりタイムは区切りがつきまして、次の展開へ。

地上に住んでる人たちは稀にヘビも食べてそうです。食いつなぐために。


次回更新は一週間後、6月19日の予定です。

よろしくお願いします。


魚石アスカの様子を見てみましょう。

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