第二百七十五 〜 だから瞑想なのですよ 〜
「そうなんですか・・・・? じゃ、どうすれば、飛べるんですか? 」
「う〜ん、飛べるって信じる。 飛べて、当たり前だって知ってる様になること。 」
「・・・・。 」
「空気も、私たちの体も、海も、木も、この世界に存在する全てが同じもので出来ている。 」
「はい。 」
「違いは、広がるが、縮こまるか。 」
「・・・・。 」
「広がれば 気体になり、縮こまれば 個体になる。 」
「・・・・はい・・。 」
「気体は軽い。 個体は重い。 」
「・・・・・・。 」
「うん・・・・。 」
「具体的に、どうすればいいですか? 」
「う〜ん・・・・。 」
「・・・・・・。 」
「瞑想! 瞑想に尽きる! うん。 」
「瞑想中に、意識だけが、何処かに飛んでいったことはあるでしょ。 」
「はい。 」
「同じ様なものだ。 体を一緒に連れて行けば良いんだ。 」
「はぁ・・・・。 言ってることは分かりますが、想像できません。 」
「そんなに簡単に、想像出来たら、誰でも飛べてるよ~。 」
「そんなに、難しいものなのですか? 」
「人によってはね。 でも、雄紀さんに取っては、難しいものでは無いと思うけど。 」
「すると、先ずは、飛んでいる空想から始めるのが良いんですか?」
「そうだね。 出来るだけ、本当に経験しているかの様に、出来るだけ、さも実際に経験している様な空想。 」
「・・だから、瞑想なのですか? 」
「だから、瞑想なのですよ。 」




