恋人って
それから夜は普通に会ってくれるけど、休みの日は何故か会えない
ゴルフの練習があると言っていた
ゴルフ場で仕事しているくせに、あまりゴルフのことは分からない
勉強しなくちゃ!
もっと知りたいと思った
豊くんはボロボロの車からアリストという、いい車に変わっていた
新しく彼女ができると、いい車を手に入れたがる
お金は自分で出さない
これはずっと後に気付くことである
見栄っぱりなのであった
川西さんが言った
「あいつってさ。キムタクに顔似てると思わん?」
豊くんはイケメンだ
身長さえ高ければなぁと笑っていた
家に遊びに豊くんが来た
小さなバスタブに2人で浸かりお風呂に入った
私の後ろにいた豊くんは「小さな背中だね」と言っていた
私は聞いた
「私って豊くんの何?」
そうすると
「マキちゃんはねー」
「コイビト!」
そう言った
恋人
大阪の人は変わったこと言うんだなぁ
彼女じゃなくて恋人か
そう思った
それから従業員食は豊くんは
「ツケで!」と言いお金は払わないようになった
今度さ、遠征があって金が必要でなんだよねー
6万貸して!
そう言われた
何故私が払わないといけないの?
そう言うと「今から行く!」と電話をきり、豊くんは家に来た
ゴルフに対しての熱い思いを延々と語られて、聞いているうちに助けてあげないと。
そう思って私はいいよ。とお金を貸す約束をした
帰りに私を抱きしめ「もし子供が出来たらユタカって名前にしてな」と言った
何故自分と同じ名前に?と不思議だった
クリスマスが来る
私はいつ誘ってもらえるんだろうと思っていた
その時プロの豊川くんがレストランに来た
いいなー皆予定あるのにさ。俺何にも無しだよ!そういっていた
待っていたがクリスマスは誘われなかった
忙しいんだから仕方ないか
そう思った
後日ブランドのゴルフウェアをクリスマスプレゼント!と言って渡したのだった




