そんなつもりはなかったのに
その後度々、豊くんと飲みに行くようになった
車がボロボロで助手席のドアが、開かない
そして窓は開いたままで閉まらない!
冬なのに冷たい風を受けながら、どこで買ったのこの車!
と、話すと偶然私と同じ中古車センターで、買っていた
「寮においでよ」
男子寮は女性を入れては行けない
コッソリついて行って中に入った
2人で酒を飲みながらトランプして楽しんでいた
その時、突然豊くんは私に襲いかかってきた
そんなつもりはない!と抵抗した
豊くんは不機嫌そうに立ち上がり、「俺飲みに行ってくるから、ゆっくりしてって」そう言って部屋を出ていこうとして
ごめん!ごめん!とひき止めた
結局豊くんとそんな関係になってしまった
それからも普段通りで何も変わらない
付き合おうとも言われず、たまに会う
ある日支払いの時のこと
「ヤバい!俺、金ないんだった!」「ユウジと昨日飲んでて全部使っちゃったんだった忘れてた」
私は何も気にならず「いいよ。私お金持ってるから払うよ」
その時、豊の目の色が変わったのだった
私は姉の家を出て一人暮らしを始めようと決めた
姉の旦那さんは「ここにずっといたらいいじゃないか」と言ったが
お金をかけずに部屋を借りたら、自由に豊くんが来てくれると、思っていた
アパートを選ぶのに、豊くんは一緒に選んでくれた
「これから一緒に住むみたいだな」と豊くんは笑っていた




