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厳重注意

翌日、職場で個室に呼び出された


チーフと山田くん、奥さんが座っていた

席につく


今回の事態についての注意だった


私は山田くんとは2度と会わないと約束をした


次の日だった


仕事場に遅い時間に、怖い顔をした山田くんが現れた

黙って厨房へ行き、自分の包丁を何本かしまい

「お世話になりました」

そう言って帰っていってしまった


私は直ぐ様マネージャーの所へ行き、「もう私もここで働くことはできません!辞めさせて下さい!」


そういって会社を後にする


厨房では私の姉もパートで、働いていたが


何があったのか、その事について聞かれたこともなく

姉もしばらくしてパートを辞めることになる



もう会えない



しばらくは元通りの日々に戻ったが、送り迎えがもう嫌だ!

自分で何とかしてよ!!

と、出勤前の玄関先でしんちゃんに言った


瞬間目の色を変えたしんちゃんは、私のお腹をグーで殴ろうとしてやめた



それからは、マキは仕事の都合で送迎は出来ないと話し

お義父さんが送り迎えすることになる


どうせ夜もしんちゃんはほとんどいない


一緒にいたくない


私は夜も働き始める


ただの同居人のような生活が始まる


もう2度と会わない

そう約束したのに、できなかった


山田くんとまた会うようになる

今度は見つからないように

細心の注意をはらい、誰かに見られてもいけない

時間があれば車の中だけで、会うようになった


ばれたらどうなるか分かっていながら、ただ会いたい


もうしんちゃんとはいられない

でも離婚までは考えているのか?

自分の気持ちが分からず

繰り返す生活が苦痛になり私は、その日の夜しんちゃんに言うのだった


皆が飲みに来ていて帰って行った後だった


私はしんちゃんの目の前でタバコを吸い、こう言った


「もう別れよう」


しんちゃんの目の前で吸うのはずっと隠していた

タバコを吸う私を見て

しんちゃんは言った


「積み上げて来た物って一瞬で崩れるんだな」

うつむいたまま黙っていた

しばらくして寝室に行き、しんちゃんは布団に入った


私は他の部屋で布団をかぶり眠りについた



翌日私は家を後にし、実家へ帰った


そのまましんちゃんもお義父さんもお義母さんも、何も言ってこなかった

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