気が付く無邪気な人
喫煙所から歩いて帰っていた。
西川くんは松本さんの車椅子を押していた。
押しているのが見つかると注意されるらしい
近くまで。そう言って車椅子を押していた。
草原の中へ西川くんが車椅子を押して走り出した。
松本さんは楽しそうに笑っていた
「松本さんいい思い出になりましたね」
そう話していた。
松本さんは消灯前にいつも薬を飲む。話していても時間になれば、気がついて西川くんが呼びにいく。
食べたお膳は自分と松本さんの分をいつも片付けていた
良く気が付く人だな
と、人柄の良さを感じていた。
さっちゃんからラインがきた。姉がもう私がタバコをやめた!と喜んでいるよ!という内容で、罪悪感を感じた。
信じてくれているのなら裏切ってはいけない。
そう思ってタバコを吸いに行くと松本さんがいた。
「無くなったらもうやめようと思って」そう話した
西川くんが、タバコが無いと知り、自分のタバコを渡してきた
「いいよいいよ!大丈夫」そう言ったが「いいから!」と、くれたのでまた吸っていた。
無くなったらやめよう。
そう思っていたら、また西川くんが「最後ね!」とタバコをくれた。
それも無くなりかけると次は伊藤さんがやるわ!とタバコをくれた。
何だか悪くなり、またコンビニにタバコを買いに行ってしまった
退院までまだ日にちはある。それまでにやめたらいいか!
でもこの考え方は酒でも一緒なんじゃないだろうか
そう思っていた。




