水商売
ホテルで仕事している時、前に勤めていた上司が来た
「お久しぶりですね」
話していたら今は店を持ち経営しているとの事だった
「うち手伝いにきてよ。居酒屋よりもっと時給出すよ」
そう言われて居酒屋をやめ
スナックで働き始める
酒を飲みながらの接客は楽しかった
時には罰ゲームで、負けた人はコンビニでエロ本買いにいく
とかトイレでセーラー服に着替え
マイク片手に「セーラー服を脱がさないで」を歌いながら登場するとかお酒を飲んで、バカ騒ぎし、終わってからは皆でご飯を食べに行くのは楽しかった
ママが話す
「マキちゃん彼氏イケメンなんだってね。ダメよモテる男は女を大事にしないよ」
ママ目当てでくるお客様ばかりだった
ちまたでは、あの店で最後までいたらお持ち帰りできると噂になっていて、閉店まで我こそが!と残る人が沢山いた
当時は飲酒はそんなに厳しくなかった
ベロベロに酔って帰り道車で帰る
検問をしていて警察官にとめられた。
「こんばんは!」
「お姉さん夜中だから音楽ボリューム下げてくれるかな?」
警察官に言われ
「ハイ!わかりました!」
そう言って帰る
家に帰るといつもお母さんがテーブルに座ったまま寝て、私の帰りを待っていた
お母さんを起こす
「待ってなくていいって言ってるやん!」
「あ、マキちゃん帰ってきたんやね」
お母さんは自分の部屋へ寝にいく
干渉されたくない
放っておいて欲しい
好きにさせてくれ!自由が欲しい!!
別の日、慣れないウイスキーを飲み過ぎて、吐くのにトイレに間に合わず、店の裏口のゴミ箱に頭を突っ込み、ゲーゲー吐いていた
店の電話でしんちゃんに電話をかけていたようだった
店のママに電話を代わる
「そんなになるまで飲ませて何考えとんのや!!」
しんちゃんが怒っていた
一度だけしんちゃんがスナックに山本先輩と飲みにきた
驚いたが接客した
「しんちゃんの彼女のおごりだよなぁ!」
先輩がいい、しんちゃんは何も言わなかった
ホントに支払いをせずに帰っていき
私は2人の飲み代をかわりに払った
私は山本先輩が嫌いだった
奥さんがいるのに飲み歩いてばかりいて。話しても感じの悪い人だった
そして初対面の私に会計をさせようという神経も疑った
何だあの男。そう思った




