病院でのワガママ
私は職場に勤務時間を早朝に、変えてもらい、昼からお父さんの面会に通った。
いつまでも私立病院にはいることはできなくて、転院することになった。
お父さんは車椅子になった
面会にいくたび、饅頭食いたいと言うので持っていっていた
さっちゃんと面会に行った時は、相変わらずのいつもの両手ピースをして、写真を撮る
麻痺している為、喉もつまると行けないから、差し入れはやめるように言われた。
病院で暇をしないで済むようにと、兄は携帯を届けた。
YouTubeでも見て時間を潰せるように、と思っていたそうだ
そのお陰で朝5時だろうが、お構い無しに、そこら中に電話をかける。麻痺で呂律も回らず何を言っているか分からない
家にいる時から、3時頃から起きて、皆が寝ていようがドタバタと音をたて、大音量でテレビを見る
電話をかけまくる為に届けたのではないのに、使い方を間違えていると兄は言っていた
電話をかけては「テレビカード買って」という。
お父さんはいつもテレビはつけっぱなしで寝ている人だった
病院のテレビも、つけっぱなしで寝ているに違いないと、お母さんは怒っていた。
テレビカードでいくらかかってると思っとる!!
兄が2枚カードを買って置いてきた。翌日の早朝、私に電話をかけてきた。
「マキちゃんテレビカード買って。誰も買ってきてくれやん」
そう言うのでテレビカードを買って渡した。
兄は「渡したばかりで、もう使ったんか!」と怒っていた
姉にも「テレビカード」と、頼んでいた
入院にもお金が、かかるのに!
いくら断ってもマキが言われたからって買ってやるから悪い!と怒られる
死ぬまで病院から出れないだろう
そう聞いて
「病院で死ぬなんて嫌だ!何とか家に連れて帰ってあげたい」
そう思った。
年上のお母さんは、私、介護なんて出来ないわよ!!と話していた




