幼稚園へ
せっかく国からお金が出るのだ
さっちゃんにはいい教育をしてあげたい
調べて、中々人気で入れない私立の幼稚園に決めた
受験には私一人で朝5時から、並んで受けた。並んでいるのは男の人ばかりだった
合格だった
幼稚園だけど勉強や水泳などもあり、いいなと思った
ブレザーの制服にベレー帽を購入
持ち物は全て手作りで準備してくださいと言われた
私は裁縫がキライだ
でもさっちゃんの為に頑張らないと!そう思って実家に通い、お母さんが仕事でやっていた分得意なので、教えてもらった
お母さんと会話中に、さっちゃんが「ねー!マキちゃんマーマ!マキちゃんマーマ!」と呼んでいた
お母さんが「やめなさい!長ったらしい。ママでいいの!ママと呼びなさい」と言った
さっちゃんは私を「ママ」と呼ぶようになった
手作りのカバンなど色々作った
物凄く疲れた。一番下の姪がさっちゃんだけいいな!私も欲しいと言ったので、余っている布をあげた。おばあちゃんが手作りで作ってあげるのだった
引っ越しには身内に頼らず引っ越しセンターにお願いすることにした
さっちゃんはいつも絵を黙って書いたりひらがなの練習などしていた
わがままも言わない。言うことをキチンと聞けるお利口さんだ
お店で長いこと、ここで待っててねと待たせても何も言わない。
お店の人は「普通走り回ったり話しかけにきたりするもんですよー。聞き分けのいい子なんですね」と感心していた。
「さっちゃんお待たせ」そう言うと「あーたいくつだった!」とか笑っていた
人の絵を書くのが変わっていた
逆さまに絵を書くのだ
「さっちゃん反対じゃない?頭は上だよ」皆で見ていた
引っ越しが終わり、前より部屋も増え1つをさっちゃんの部屋にした
何をどこに配置するのかも全て私一人でやった
ラックがあって、これどうしようかな?何か使い道ないかな。そう言うと、豊くんが「そんなもの捨ててしまえば」と言ったのだが、キッチンで使えることを思いつき、逆さまにしてぶら下げたら物が収納できる!
「見て!私賢くない?」そういうと豊くんはムカッとした顔をした
入園式に行った
集合写真を撮り、帰りに桜の下で撮影する
制服を着たさっちゃんは郵便屋さんみたい!と言われていた
朝起きたら、ごはんを食べ迎えに来る幼稚園バスに乗って出かける
全ては順調に始まったかのように見えた




