家を買う
豊くんは、宅建という資格をとらなければならないのに何度受けても受からない
会社から追い詰められているようだった
受からないのは机がないせいだ、とか自分だけの部屋がないからだと言い、自分の努力が足らないことは認めない
私は黙って机を購入し、一人で組み立てる。部屋も1つ用意した。パソコンとプリンターも欲しい。そう言うので買い物へ行き私のクレジットで分割で購入した
テレビが地デジに変わるときに、お金もないのにテレビを買わなくてはならなくて、小さいのでいいからジャパネットでなるべく安いのを買おうと決めた。
「俺が選ぶ」というので任せたら
届いたテレビは物凄く大きく、値段は30万以上する
俺はでかい画面で映画をみたいと言う
支払いのことなんて何も考えていない
それもカードで分割で払うことにした
もう少しでようやく借金も終わる
約500万の返済だった
次は貯金したい!そう思っている時言われた
「俺、レクサスが欲しい。中古の500万くらいのでいいでさぁ」と言い出したのだ
勘弁してくれ!と思った
簡単に500万くらいというが、それを返すのにどれだけ苦しい思いを私一人してきたか
考えてから私は言った
「あのさ、それって自分だけが欲しいから買いたいんだよね?子供を乗せるためにファミリーカーが欲しいとかなら分かるよ」
そうすると、いつもならブチきれるはずが「わかった」と、ファミリーカーで納得した
後日車を購入したいと、一緒に見に行った。正直私はいらないと思っていた。
ブラックリストに乗っている為、審査が通らなくて買うことができなかった
内心良かった!と思った
豊くんは文句を言っていたが仕方ない
借金をしたのは自分なのだ
借金がまだあった引っ越し前、豊くんは私にこう言った
「お前の借金いつになったらおわんのや!!」
今何て言った??
お前の借金??
いや、お前の借金だろ
いつどこで脳内変換されたのか。
今月は支払いがあるからゴルフ行くのを、また今度にして欲しいとお願いすると、「頼む!俺からゴルフを取ったら何もないんや!行かせてくれ!!」
行かせないとかではなくお金がないと言っても、無いと思っていない
お小遣いは十分渡している
そんな中、食べにいきたいものなど私に合わせるようになり、何だろうというのは思っていた。
次には「家を買う!」と言い出した
嫌だった「賃貸でいいよ」
3500万のローンと聞いて、正直ウンザリした
支払いで今までより、もっと長年苦しむ未来しか見えない
でも連れて行かれて話が、進んで行くのであった。
この頃児童相談所の職員が家に訪問して、さっちゃんの様子など見にきていた
今のうちに特別養子縁組の手続きを。そう言われて、豊くんははぐらかしてその話題を受け入れない様子を見せていた




