里親会
里親さん達の集まりに出かける
待っていても委託される子供がいなくて、何年も待っている
そんな人もいた
大体子育てを終えて、もう一度やってみたいと言う60代くらいの人が多かった
30代の私達が里親登録するのは珍しいそうで「プラチナ」と呼ばれていた
三重県のなかでも何%と、少なく貴重だとも言われた
何組もの夫婦が待っている
私達はずっと後だ
巡り会えることはないかも知れない
そう思って待つことにした
豊くんが、姉貴に借りた金早く返せよ!と言ってきた
勿論毎月返済はしている
他にも払うものがあるのだ
お姉さんに急かされたらしい
それならうちの親に先に借りているんだから、うちが先だ
「何でもいいから姉貴に振り込めよ!」そう言われ、腑に落ちないがお母さん、今月入金出来ないけど必ず返すから待ってね
そういい豊くんの方を優先して返済する
働いて返済して繰り返す
稼いでも稼いでも使えるお金は僅か。
もうこのまま子供の話なんて、待っていても無理かもしれない
それから一年が過ぎた。
児童相談所から電話があった
「会ってお話がしたい」そう言って自宅へと、職員の人が来た
私一人で対応する
4枚の写真を見せられた
一人は女の子。残りの3人は男の子
柏木さんご夫婦なら、実親とも変わらないと言える年齢です。
皆、里親にお任せしたいと言われている子供達です。
女の子は三重県、3人は大阪の施設で暮らしています。どうしますか?
「女の子がいいです!」そう答えた
施設には毎日会いにいってもらい、その子とマッチングをしていただきます。
それでうまく行くようであれば委託ということになります。
やっと来た!
女の子が良かった
施設はここから一時間ほど。
職場に相談して、夕方からの勤務に変えて貰おう!
希望が見えた日だった
豊くんに相談した
「お前が一人で頑張れよ」と言われて、一緒にではないのかと思ったが、子供が産めないという後ろめたさや引け目で
そうだ!私が頑張ればいい!
そう思った
後日豊くんは九州のお義母さんと電話で、揉めていた
「お前達のやっていることはままごとだ!」と反対されていた
「里親をやってみたことあるのか?!」と言い返していた
次には京都のお姉さんから私に電話があった
豊が、マキが勝手に決めていることだと言ってた。でもマキがマキがって。
そんなので本気で子供なんて育てられるはずがないと反対された
どんどん怒りが沸いてくる
帰ってきた豊くんに
「話があるからそこに正座して」
里親は私一人で、進めていることなのか?それならやってもうまく行くはずがないから、もう断ろう
初めて自分の意思、豊くんに指摘をした日だった
豊くんは、中途半端な気持ちなら里親研修も受けていないと言った
職場には事情を話し、3時から9時までの勤務に変えて貰う
朝から私一人で施設へ通うことになる




