2 03 デイジー視点
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「うきゅ~…。あ、あれれ?ココドコよ??」
目を覚まして辺りを見回すデイジー。
「いけない、寝すぎちゃったゎ!さっきまでは明るかったのに、お日様はそろそろサヨナラの時間じゃない!ルリエーー。るーりーえーーーー!」呼んでみても返事はない。
「いやーん、なんで返事してくれないのよー。誰かいないの~~?」
半べそのデイジーの問いに
「キュイ」
と、返事があった。しかし声の主は…
「…頼りない」
「キュィィー」
ぼそりとつぶやくデイジーに、ピルルが抗議の声を上げた。
「え?キミが姫を日陰まで運んでくれたの?そっかー、アリガト~」
「キュイイっ」
ピルルが得意げに胸を張る。
「ねね、頼りついでにさ。ルリエの居場所解る?…わけ無いわよネ」
辺りを見回しても一面の砂・砂・砂…。姫は質問を変えてみることにした。
「じゃあじゃぁ、お家の場所解かる?」
実質、同じような内容であることに姫は気付いていない。
「キュイイ?」
「家よ、家。ホーム。チジキってのでオウチの方向が解かる人がいるって聞いたことあるんだけどな。キミは解からない?」
「キュウ…」
しばらく考え込むピルル。家の方向…家…家…ホーム…。
「キュキュ…キュウ」
「そうそう、ホーム。え?わいるどほーむ?ナニそれ??」
デイジーの問には答えず、ピルルは意識を集中させる。
「キュウウゥ…」
ピルルの意識が何かとリンクして、体が淡く輝く。テレポートの前兆…。
「ナニナニ?何なのっ!?」
デイジーの叫びに反応してリンクが途切れる。bしかし、リンクが切れる瞬間に一瞬だけ何か別の意識とシンクロした『イエ ニ カエリタイ』「キュィ」「イエニカエリタイ?姫も帰りたいわよー。え?そうじゃなくて、そう聞こえた??姫が言ったの?え?違う??じゃぁ誰かいるの?違うの??えーん、姫に解かるように言ってよー」姫が癇癪をおこすが、ピルルは構わずに、何かの意識を感じた方に飛び出した。
「え、ウソ。ホントに帰れるの??」
半信半疑でデイジーも後を追う。
「あーん、待ってよ。もぉ、こんな所で迷子になるなんて、ルリエにもサウスにも困ったものだゎ!プンプン!!」
2人仲良く並んで飛んで、その姿は夕闇の中に溶けていった。
短めなので連続更新で




