再戦を、、~最大の一撃~
「弓」が最後の力を振り絞る、、
その攻撃は、ガリルの、、
そうして、戻った時に見た光景は、、
「あらら、、一発撃つのにどれだけかかっているの?」
「う、、うるさい!!」
「弓」はやっとの思いで最大まで引ききり放つ、、
しかし、ガリルは「未来を見通す者」によって簡単によけた、、
「、、っ!!避けるな!!」
「なんで?攻撃なら避けるでしょ?当たったら傷ができる、、そんなのいやでしょ?」
「い、、いやって、、こっちは今の最大で攻撃したのに、、それを避けたら、、公平じゃないでしょ!!」
「何言ってんの?公平でしょ?力は、、」
「え?」
「傷まで公平になるなんて、、どうして思ったの?だって、、あんたら、言ったじゃない、、規律は「聖教」に属している者だけに適応されるって、、私は「聖教」に属していない、、なら、力だけでも公平にしてあげただけ、、ありがたいと思ってほしいわ、、」
「、、っ!!「聖教」のことを、、馬鹿にしたな?それは、、「教皇」様とこれまで死んでいった者たちを馬鹿にすることと同義、、そんなこと、、それだけは許せない!!」
「弓」の持っている「聖なる武器」が形を変える、、
それはまるで翼のようになり、矢すらまるで鳥のように変わった、、
「、、っ!!形が、、完全に変わった、、」
ガリルがそう言った瞬間、、
ガリルの「未来を見通す者」によって見た未来は、、
「、、これは!!」
「、、さようなら、、この国の英雄たちを馬鹿にしたものよ、、「栄光を知る高鳥」、、」
「弓」が放った矢は、、
光り輝く鳥に変わり、その大きさはガリルの視界をすべて埋め尽くした、、
ガリルは、その攻撃に見入っていた、、
「これは、、すごい、、「聖なる武器」が、、「神聖たる武器」に変わった、、まさか、、ただ一人の思いだけでここまで昇華するとは、、やっぱり、、人間ってすごい!!」
ガリルが驚きと喜びを感じていると、、
「弓」の攻撃がガリルに直撃する、、
すると、激しい光と音を出し、矢が消えた、、
「こ、、これで、、どうだ、、」
「弓」がそう言うと、、
直撃したはずの場所から拍手が聞こえる、、
「、、これでも、、殺せないのかよ、、」
「すごかった!!本当にすごかった!!「聖遺物」を持っていないはずなのに、、この威力、、「神聖たる武器」を生み出すこと、、やっぱり、人間は、予測を遥かに超える力を持っているね!!」
「はっ!!この攻撃で、、お前を殺せない時点で、、私に勝ち目はなくなった、、さぁ、、煮るなり、焼くなり、、好きにしろ、、」
「まぁ、、そうだね。今の攻撃が最大でしょ?でも、、あんたの信じる心は、確かに「聖遺物」に届いていたよ、、」
ガリルが、手を見せる、、
「弓」が手に視線をやると、、
そこにあったのは、ヒビの入った「未来を見通す者」があった、、
「本当にすごいよ、、「聖遺物」にひびを入れるなんて、、「聖遺物」は「傷つかず、欠けず、故に人の未来」と称されれるほどの硬度を誇っている、、なのに、あんたは、、たった一人で「聖遺物」にひびを入れた、、これは、人類史において、史上初の快挙だよ。」
「そう、、最後の最後に、、そう言われると、、何だが、誇って死ねそうだわ。」
「誇っていいよ。でも、、ここで死んでもらう。」
ガリルがゆっくりと「弓」に近づく、、
そうして、「弓」の眼前につく、、
「まぁ、「聖遺物」にひびを入れたってことで、、痛みはなく殺してあげる、、「死を告げる者」。」
ガリルが、黒い霧のようなものを纏う、、
そうして、「弓」に触れれると、、
黒い霧が「弓」を包み、そうして、「弓」は息を引き取った、、
「、、さようなら、、「聖教騎士」たちよ、、驚きと憎しみと楽しみを与えてくれてありがとう。」
ガリルが感謝を述べると空間がゆがみ、、、
ケルトリックがいる空間へと戻る、、
「戻った、、さて、、ケルトリックは、、」
ガリルが下にいるケルトリックに目をやる、、
そこには、石槍をもって「防衛者」を串刺しにして、座っているケルトリックの姿があった、、
「えっ!?な、、殴り合いじゃなかったの!?」
ガリルが驚き、ケルトリックのもとまで降りる、、
「ち、、ちょっと!!何があったの!?殴り合うんじゃなかったの!?」
「ん?あぁ、、ガリルか、、うん。殴り合ってたよ、、でも、、」
ケルトリックが何かを言おうとした瞬間、、
串刺しになっていたはずの「防衛者」が動き、自分を刺している物を一個づつ引き抜く、、
ケルトリックは、その光景を見て、石槍をもって立ち上がる、、
「こういうこと、、あぁ、、本当に、、不死者ってのは嫌になる、、」
ケルトリックが呟くと、、
石槍を投げる、、
石槍は、「防衛者」の腹部を貫き、そのまま石柱に固定した、、
それと同時に、ケルトリックが距離を縮め、連続で拳を叩きこむ、、
「、、ふぅ、、しっ!!」
しかし、「防衛者」はその連撃を気にすることなく、ケルトリックに手を伸ばす、、
ケルトリックは、その動きに気づき、即座に距離を取る、、
「ね?どうして、私がまだ、、決着つけられないか、、わかったでしょ?」
「な、、何よ、、アレ、、あれが、、「死なぬもの」なの?」
「そう、、「死なぬもの」、、その力は、「使用者の精神が壊れない限り、不死を与える」というもの、、本来なら、、不死者になっても痛みがあるからすぐに壊れるんだけど、、あの様子から見るに、、あいつ、、痛みを感じてないみたい、、」
「え?痛みを感じない?それは、、訓練でってこと?」
「いや。訓練をしていても、、ここまで、されることはないし、、我慢できる限界はあるはず、、でも、あいつにはその兆候すら見えない、、つまり、あいつには、、痛み、、つまり、痛覚を感じる神経が極端に鈍感か、、感じないかのどっちか、、そんな奴が、、「死なぬもの」を持てば、、どうなるか、、その答えがあいつってこと。」
「死なない上に、、唯一、解除を見込める痛みが効かない、、どうやって倒すの?あんな奴、、」
「、、はぁ、、「防衛者」って呼ばれるだけはある、、あいつを倒さない限り、、私たちが「騎士」にたどり着くことはない、、」
二人が話していると「防衛者」が口を開く、、
「もう、、終わりか?「賢者」。」
「、、あんたがおかしいのよ。ガリルが戦い始めてからずっと、、ずっと、一方的に攻撃をしていたはずなのに、、どうして、少しもぶれないわけ、、」
「、、当たり前だ、、俺は痛みを感じない。恐怖もな、、だが、そろそろ、、鬱陶しくなってきた、、」
「防衛者」が走ってケルトリックに向かって行く、、
ケルトリックは、火球を作り出し、「防衛者」に向け放つ、、
火球は、直撃し、爆発する、、
「防衛者」は燃えながらも、ケルトリックに向かって行く、、
「、、っ!!少しは気にしろよ!!自分の体が燃えているんだぞ!?」
「だから、、何だ?どうせ、俺は死なない、、ならば、気にするだけ時間の無駄ということだ、、それに、、このまま、お前に攻撃をすれば、お前も火傷を負うだろ?」
「、、っ!!それは、、勘弁してほしいね!!」
ケルトリックが氷風を起こす、、
それは、「防衛者」の炎消すと同時に、急激な温度変化により、体に次々と傷をつけていった、、
それでも、、止まらず、、
「、、っ!!とまれよ!!このままじゃ、、お前、、凍るぞ!!」
「やってみろ、、」
「、、っ!!そうかよ!!」
ケルトリックがさらに強く氷風を起こす、、
それは、空気中の水分すら凍らすほどであった、、
「防衛者」の体についていた水分、体内にある水分どちらも凍っていく、、
「防衛者」の動きはどんどんと遅くなり、最終的には氷像となった、、
「、、こ、、凍った?」
「、、いや、、生きてるし、、シバリングで氷を溶かしていっている、、」
「じ、、じゃあ、、本当にどうやって倒すの!?」
「、、「聖遺物」を壊す、、それしか方法はない、、」
「む、、無理だよ!!「聖遺物」の硬さ知ってる!?「神聖たる武器」の最大火力でやっとひびが入るんだよ!?それでも、完全破壊は今までできていないのよ!?」
「、、ヒビは入るんだろ?なら、、壊せる、、でも、、前例がないのは確か、、だからこそ、、賭ける意味がある!!」
ケルトリックが力をためていく、、
その間も「防衛者」はシバリングを続け、氷を溶かし続ける、、
果たして、ケルトリックは溜めきることができるのか、、
そうして、「聖遺物」の破壊は成功するのだろうか、、
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