↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「騎士」と「賢者」は偽りを使い世界を見る。  作者: 桜薔薇 青
第二章 再び回る歯車

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

92/99

再戦を、、~最後の一人に~

ガリルが槍を投げる、、

「大剣」は意思を固め、、

しかし、「聖教」についてガリルが問うと、、

その答えにガリルは、、

「、、っ!!来るぞ!!」


「大剣」は槍に対して剣を振り下ろす、、


「、、っ!!ぐっ!!」


「歯を食いしばったところで、、その槍が止められると思うの?」


「止められるとも、、「聖なる武器」は、、使用者の意思によって形と力を変えるのだろ、、ならば、、思い込めば!!この武器も呼応する!!」


「大剣」が叫ぶ、、

「大剣」は、「万物を貫く必中の槍(グングニル)」を打ち破ると意思を固めた、、

すると、「聖なる武器」が禍々しく、重々しい武器に変わり、重量以外のものをすべて捨てた形になった、、


「、、変わった、、なるほど、、槍にふきとばれないように、とことん重たくなったのか、、」


そうして、「大剣」は形が変わった武器によって、「万物を貫く必中の槍(グングニル)」を地面にたたきつけ、無力化した、、


「はぁ、、はぁ、、見たか!!「聖なる武器」が劣るなどありえないのだ!!」


「、、全く、、とことんおかしな奴らだ、、本来なら「聖なる武器」で「神聖たる武器」を超えることなどできないはずなんだが、、どうやら、お前らは「信仰心」によって「聖なる武器」を強化しているみたいだね、、はぁ、、私は、「聖教」には属していないからな、、「信仰心」は皆無なんだよ。」


「その通り。我々、「聖教騎士」は皆「教皇」様及びアールフレッド神様を崇拝しているのだ!!そして、我々の「信仰」は世界すら認めるものなのだ!!」


「、、アールフレッド神、、「調和と公平の神」か、、笑わせないで、、あんたらの!!何処に!!調和があるというの!!公平があるというの!!調和とは!!皆が仲良くなること!!公平とは!!皆が同じ立場であり、位が存在しないこと!!なのに!!お前らは!!「聖教」に歯向かうものを殺し、脅し、差別する!!これのどこが「調和と公平」なんだよ!!」


「、、何を言っている?我らは、、ちゃんとやっているだろ?「調和と公平」は「聖教」に属してから守るべき規律、、ならば、「聖教」に属していない者たちはすべてが邪教であり、異教である、、そんな奴らに我らの規律が当てはまるわけがないだろうが。」


「、、それだけで、、それだけで大勢を殺すの?それだけで、、私の友達を殺したの?」


「何を当たり前なことを。生き残りたいのであれば、「聖教」に属せばよかったではないか?」


「わかった、、あんたらの答えはよ~くわかった、、やっぱり、、あんたらはゴミだ。」


ガリルが憎悪を込めた言葉を吐きだした瞬間、、

「大剣」が叩きつけた槍が震えだした、、


「な、、何だ?突然、、槍が、、」


「大剣」が異変に気付き言葉をこぼした、、

そうして、槍の震えが残像を生み出すまで高まった時、、

槍が自壊し、欠片となった、、

すると、ガリルが手を上にあげる、、

欠片は、ガリルの手の上に飛んでいき、円を描くように回る、、


「、、あんたらには、、痛みと無力を知ってもらう、、「砕かれた必中の槍(グングニル・シャード)」、、」


ガリルの手の上の欠片たちの速度が増していく、、


「か、、欠片が回転している、、一体何が起こるんだ?」


「さぁね、、でも、、私たちの発言は、、どうやら、彼女の逆鱗に触れたみたいね、、もう、、甘い攻撃は来ないわよ。」


「、、私は、、あなた達「聖教騎士」にも、、少しぐらい、、申し訳ない気持ちが残ってると思った、、でも、、どうやら、それは私の思い違いだったようでした、、あなた達と同じ、、国で生きていたこと、、これ以上の侮辱は存在しません、、」


「、、申し訳ない気持ち?その気持ちがあれば少しは考え直してくれるのか!?」


「、、、、、、、」


「ならば謝ろう!!誰に謝るのか知らないが、、とにかく謝ろう!!すまなかった!!」


「え、、えぇ!!私も!!申し訳ないと思うわ!!ごめんなさい!!」


「、、誰に対してと、、言ったか?」


「あれは、、逆効果だったみたいね、、」


「どこまで、、私を馬鹿にすれば気が済むんだ!!お前らは!!」


ガリルは声を荒げながら、欠片を一斉に放つ、、

しかし、「大剣」は形を変え、武器の影に隠れる、、

「弓」は、地震に当たる欠片のみに矢を当て、攻撃を避けた、、

そうして、欠片たちが全て振り終えると、、、

二人には、一切の傷無く、その場に立っていた、、


「一本の時より、よけやすくなったな。」


「そうね、細かくなったことにより、一個一個の耐久性と攻撃性が低下しているみたい。」


「ならば、弱体化ではないか。」


ガリルは黙っていた、、

しかし、ガリルの手が少しだけ動く、、

槍は、その動きに連動するように地面に直立する、、


「なんだ?欠片が、、立って、、」


すると、欠片が突然小さな槍変わる、、

小さな槍は「大剣」と「弓」に向かって行く、、


「、、っ!!」


「大剣」と「弓」は、小さな槍を防ぐ、、

しかし、欠片と違い、小さな槍は、攻撃性は槍本体には及ばずとも、二人の体に傷を与えるには十分なほどあった、、


「、、っ!!これは!!防ぎきれない!!」


そうして、ガリルの元に戻るまで二人に対して攻撃は続き、、

ガリルのもとに全て戻った時には、二人の体は傷だらけになっていった、、


「だてに、、戦場に立っていないみたいだね。最初の欠片の時、多少なりとも食らっていれば、、突き刺さった欠片が槍に変わって簡単に死んだというのに、、無駄に腕が立つせいで、無駄に命が伸びたな、、」


ガリルの頭上で小さな槍が回っている、、

ガリルが手を上にあげると、、

小さな槍たちが再び欠片に戻る、、


「なるほど、、砕けただけだと思ったが、、まさか、欠片から再び槍に戻れるとは、、通りで降った時の威力が弱いわけだ、、最初から槍に戻る前提なら納得がいく、、」


ガリルが再び手を振り下ろす、、

そうして、欠片が二人に降り注ぐ、、


「、、っ!!また降って来たぞ!!」


「大剣」が叫ぶ、、

「大剣」と「弓」が降り注ぐ欠片の範囲から逃げようと走る、、

しかし、欠片は追うように降る、、


「追ってくるな、、走りながらだが、、撃ち落とせるか?」


「もちろん。」


「よし、抱えるから撃ち落とせ。」


「わかった。」


「大剣」が「弓」を抱えると、「弓」は武器を構え、欠片を次々と撃ち落としていく、、

欠片が操作限界に達し、その場に次々と落ちていく、、


「、、逃げ切れたな、、」


「安心するのは、、早いんじゃないの?」


ガリルが、手を前に出す、、

欠片たちが、集まり、槍に戻り、再び二人に向かって行く、、


「、、っ!!槍に戻った!?」


「驚いている場合じゃない!!「大剣」!!防いで!!」


「弓」が叫ぶと、、

「大剣」が武器の形を変え、槍を叩きつけようとする、、

だが、「大剣」の武器が当たる直前、、

槍が再び砕け、欠片となって「大剣」に突き刺さる、、


「、、っ!!」


「だめだよ、、元に戻ったからって、、そのまま攻撃するとは限らない、、油断しちゃったら、、それは命取りだよ。」


「大剣」に刺さった欠片が小さな槍に変わり、「大剣」の体を貫いた、、


「、、っ!!」


「弓」はその光景をみて逃げ出す、、

だが、槍は「弓」の追跡をやめ、ガリルの元へと戻る、、


「、、?ど、、どうして、、追跡をやめ、、」


「あなた一人になってしまったね、、「弓」。」


「、、そ、、それが?」


「強がらなくていいよ。一人になって不安なんでしょ?」


「、、そ、、そんなわけ、、」


「なら、どうして、、「聖なる武器」の形が崩れている?不安なんでしょ?」


「、、っ!!も、、戻れ!!形を保て!!」


「そんなに不安定な武器と「神聖たる武器」とでは、、不公平だな、、お前らの規律に重んじ、、公平に行こう、、」


ガリルは槍を「聖遺物」に戻す、、

すると、「未来を見通す者(ガブリエル)」だけを使った、、


「な、、なぜ、、「未来を見通す者(ガブリエル)」を使う、、」


「言ったでしょ?公平にって、、不安定な「聖なる武器」では、もう、「神聖たる武器」には対抗できない、、なら、「聖遺物」を一つ使い、相手をすることが公平ということだよ、、「聖なる武器」と「聖遺物」は対等な存在、、たとえ、不安定であろうとね、、」


ガリルは、「聖遺物」を使い、不安定な「聖なる武器」と相対する、、

「弓」は不安定な「聖なる武器」を構え、光の矢を放とうとする、、

しかし、「弓」は一回の攻撃をするために、長い溜めを必要としていた、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

この作品は不定期です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。