再戦を、、~最後の一人に~
ガリルが槍を投げる、、
「大剣」は意思を固め、、
しかし、「聖教」についてガリルが問うと、、
その答えにガリルは、、
「、、っ!!来るぞ!!」
「大剣」は槍に対して剣を振り下ろす、、
「、、っ!!ぐっ!!」
「歯を食いしばったところで、、その槍が止められると思うの?」
「止められるとも、、「聖なる武器」は、、使用者の意思によって形と力を変えるのだろ、、ならば、、思い込めば!!この武器も呼応する!!」
「大剣」が叫ぶ、、
「大剣」は、「万物を貫く必中の槍」を打ち破ると意思を固めた、、
すると、「聖なる武器」が禍々しく、重々しい武器に変わり、重量以外のものをすべて捨てた形になった、、
「、、変わった、、なるほど、、槍にふきとばれないように、とことん重たくなったのか、、」
そうして、「大剣」は形が変わった武器によって、「万物を貫く必中の槍」を地面にたたきつけ、無力化した、、
「はぁ、、はぁ、、見たか!!「聖なる武器」が劣るなどありえないのだ!!」
「、、全く、、とことんおかしな奴らだ、、本来なら「聖なる武器」で「神聖たる武器」を超えることなどできないはずなんだが、、どうやら、お前らは「信仰心」によって「聖なる武器」を強化しているみたいだね、、はぁ、、私は、「聖教」には属していないからな、、「信仰心」は皆無なんだよ。」
「その通り。我々、「聖教騎士」は皆「教皇」様及びアールフレッド神様を崇拝しているのだ!!そして、我々の「信仰」は世界すら認めるものなのだ!!」
「、、アールフレッド神、、「調和と公平の神」か、、笑わせないで、、あんたらの!!何処に!!調和があるというの!!公平があるというの!!調和とは!!皆が仲良くなること!!公平とは!!皆が同じ立場であり、位が存在しないこと!!なのに!!お前らは!!「聖教」に歯向かうものを殺し、脅し、差別する!!これのどこが「調和と公平」なんだよ!!」
「、、何を言っている?我らは、、ちゃんとやっているだろ?「調和と公平」は「聖教」に属してから守るべき規律、、ならば、「聖教」に属していない者たちはすべてが邪教であり、異教である、、そんな奴らに我らの規律が当てはまるわけがないだろうが。」
「、、それだけで、、それだけで大勢を殺すの?それだけで、、私の友達を殺したの?」
「何を当たり前なことを。生き残りたいのであれば、「聖教」に属せばよかったではないか?」
「わかった、、あんたらの答えはよ~くわかった、、やっぱり、、あんたらはゴミだ。」
ガリルが憎悪を込めた言葉を吐きだした瞬間、、
「大剣」が叩きつけた槍が震えだした、、
「な、、何だ?突然、、槍が、、」
「大剣」が異変に気付き言葉をこぼした、、
そうして、槍の震えが残像を生み出すまで高まった時、、
槍が自壊し、欠片となった、、
すると、ガリルが手を上にあげる、、
欠片は、ガリルの手の上に飛んでいき、円を描くように回る、、
「、、あんたらには、、痛みと無力を知ってもらう、、「砕かれた必中の槍」、、」
ガリルの手の上の欠片たちの速度が増していく、、
「か、、欠片が回転している、、一体何が起こるんだ?」
「さぁね、、でも、、私たちの発言は、、どうやら、彼女の逆鱗に触れたみたいね、、もう、、甘い攻撃は来ないわよ。」
「、、私は、、あなた達「聖教騎士」にも、、少しぐらい、、申し訳ない気持ちが残ってると思った、、でも、、どうやら、それは私の思い違いだったようでした、、あなた達と同じ、、国で生きていたこと、、これ以上の侮辱は存在しません、、」
「、、申し訳ない気持ち?その気持ちがあれば少しは考え直してくれるのか!?」
「、、、、、、、」
「ならば謝ろう!!誰に謝るのか知らないが、、とにかく謝ろう!!すまなかった!!」
「え、、えぇ!!私も!!申し訳ないと思うわ!!ごめんなさい!!」
「、、誰に対してと、、言ったか?」
「あれは、、逆効果だったみたいね、、」
「どこまで、、私を馬鹿にすれば気が済むんだ!!お前らは!!」
ガリルは声を荒げながら、欠片を一斉に放つ、、
しかし、「大剣」は形を変え、武器の影に隠れる、、
「弓」は、地震に当たる欠片のみに矢を当て、攻撃を避けた、、
そうして、欠片たちが全て振り終えると、、、
二人には、一切の傷無く、その場に立っていた、、
「一本の時より、よけやすくなったな。」
「そうね、細かくなったことにより、一個一個の耐久性と攻撃性が低下しているみたい。」
「ならば、弱体化ではないか。」
ガリルは黙っていた、、
しかし、ガリルの手が少しだけ動く、、
槍は、その動きに連動するように地面に直立する、、
「なんだ?欠片が、、立って、、」
すると、欠片が突然小さな槍変わる、、
小さな槍は「大剣」と「弓」に向かって行く、、
「、、っ!!」
「大剣」と「弓」は、小さな槍を防ぐ、、
しかし、欠片と違い、小さな槍は、攻撃性は槍本体には及ばずとも、二人の体に傷を与えるには十分なほどあった、、
「、、っ!!これは!!防ぎきれない!!」
そうして、ガリルの元に戻るまで二人に対して攻撃は続き、、
ガリルのもとに全て戻った時には、二人の体は傷だらけになっていった、、
「だてに、、戦場に立っていないみたいだね。最初の欠片の時、多少なりとも食らっていれば、、突き刺さった欠片が槍に変わって簡単に死んだというのに、、無駄に腕が立つせいで、無駄に命が伸びたな、、」
ガリルの頭上で小さな槍が回っている、、
ガリルが手を上にあげると、、
小さな槍たちが再び欠片に戻る、、
「なるほど、、砕けただけだと思ったが、、まさか、欠片から再び槍に戻れるとは、、通りで降った時の威力が弱いわけだ、、最初から槍に戻る前提なら納得がいく、、」
ガリルが再び手を振り下ろす、、
そうして、欠片が二人に降り注ぐ、、
「、、っ!!また降って来たぞ!!」
「大剣」が叫ぶ、、
「大剣」と「弓」が降り注ぐ欠片の範囲から逃げようと走る、、
しかし、欠片は追うように降る、、
「追ってくるな、、走りながらだが、、撃ち落とせるか?」
「もちろん。」
「よし、抱えるから撃ち落とせ。」
「わかった。」
「大剣」が「弓」を抱えると、「弓」は武器を構え、欠片を次々と撃ち落としていく、、
欠片が操作限界に達し、その場に次々と落ちていく、、
「、、逃げ切れたな、、」
「安心するのは、、早いんじゃないの?」
ガリルが、手を前に出す、、
欠片たちが、集まり、槍に戻り、再び二人に向かって行く、、
「、、っ!!槍に戻った!?」
「驚いている場合じゃない!!「大剣」!!防いで!!」
「弓」が叫ぶと、、
「大剣」が武器の形を変え、槍を叩きつけようとする、、
だが、「大剣」の武器が当たる直前、、
槍が再び砕け、欠片となって「大剣」に突き刺さる、、
「、、っ!!」
「だめだよ、、元に戻ったからって、、そのまま攻撃するとは限らない、、油断しちゃったら、、それは命取りだよ。」
「大剣」に刺さった欠片が小さな槍に変わり、「大剣」の体を貫いた、、
「、、っ!!」
「弓」はその光景をみて逃げ出す、、
だが、槍は「弓」の追跡をやめ、ガリルの元へと戻る、、
「、、?ど、、どうして、、追跡をやめ、、」
「あなた一人になってしまったね、、「弓」。」
「、、そ、、それが?」
「強がらなくていいよ。一人になって不安なんでしょ?」
「、、そ、、そんなわけ、、」
「なら、どうして、、「聖なる武器」の形が崩れている?不安なんでしょ?」
「、、っ!!も、、戻れ!!形を保て!!」
「そんなに不安定な武器と「神聖たる武器」とでは、、不公平だな、、お前らの規律に重んじ、、公平に行こう、、」
ガリルは槍を「聖遺物」に戻す、、
すると、「未来を見通す者」だけを使った、、
「な、、なぜ、、「未来を見通す者」を使う、、」
「言ったでしょ?公平にって、、不安定な「聖なる武器」では、もう、「神聖たる武器」には対抗できない、、なら、「聖遺物」を一つ使い、相手をすることが公平ということだよ、、「聖なる武器」と「聖遺物」は対等な存在、、たとえ、不安定であろうとね、、」
ガリルは、「聖遺物」を使い、不安定な「聖なる武器」と相対する、、
「弓」は不安定な「聖なる武器」を構え、光の矢を放とうとする、、
しかし、「弓」は一回の攻撃をするために、長い溜めを必要としていた、、
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