再戦を、、~機械の心~
ガリルと「聖なる武器」を持つ六人が戦う、、
そうして、ガリルは話しかける、、
しかし、六人はまるで機械のように、、
ガリルは、自身が持っている「聖遺物」を、、
「、、初めまして。私は、ガリル。あなた達は?」
「私たちに、、名前はない、、私たちはただの「兵器」ですので。」
「は?あなた達は今を生きているでしょ?なのに、、なんで「兵器」なの?」
「私たちに個人の考えなどいらない。ただ、あるのは、、この国に弓を引くものを、、殺すのみ。」
六人が一斉に襲い掛かる、、
「大剣」と「槍」が先頭を切り、ガリルに対して攻撃を仕掛ける、、
しかし、ガリルは背中に翼をはやし、その攻撃を防ぐ、、
「槌」が、防いだ攻撃の上から叩く、、
すると、ガリルの翼に食い込み、切り裂く寸前で止まる、、
「おぉ、、「聖遺物」によって作られた翼に、、三人とはいえ、ここまで切り込めるのね。」
ガリルが感心していると、、
「弓」の光の矢がガリルに向かってくる、、
ガリルは、その矢をもう一枚の翼で跳ね返した、、
だが、「盾」によって光の矢は防がれる、、
「さて、、これで、、あなた以外の皆様は手を見せてくれた、、貴方は何を?」
ガリルは「杖」に質問を投げかける、、
「杖」は、その問いに答えるように、五人の身体、攻撃力を強化した、、
「後方支援でしたか、、」
ガリルが呟いた瞬間、、
強化された「大剣」、「槍」、「槌」の三人の攻撃によって、防いでいた翼は切られ、ガリルの胸が斬りつけられる、、
ガリルは、即座に反応し、後方に下がる、、
「、、しまった、、すこし、、油断し過ぎた、、」
「完全には斬れませんでしたが、、深く入ったでしょう、、」
「大剣」がそう言うと、、
ガリルの光輪から、水色の光がガリルを包む、、
すると、ガリルの傷は綺麗に消えた、、
「、、「全てを治す者」ですか。」
「えぇ、ですが、、今ので仕留められなかった、、もう、あなた達にチャンスは訪れない、、」
ガリルがそう言った瞬間、、
光輪から、緑、ピンク、水色の光が翼の形となり、ガリルの背中に生える、、
「さて、、では、やりましょう。」
ガリルが言うと同時、、
「大剣」と「槍」が仕掛ける、、
だが、ガリルは、翼ではなく「全てを護る者」の盾で防ぐ、、
それにより、「槌」はガリルに直接攻撃するしかなくなる、、
だが、「聖遺物」を持つガリルにとって「聖なる武器」の攻撃を止めることは造作もないことであった、、
「、、っ!!か、、片手で!!」
「、、まずは、、鈍重なものから壊すことが破壊の鉄則です!!」
ガリルは、「槌」を片手のまま握りつぶす、、
破片が、ガリルと六人の視界を一瞬だけ隠す、、
その隙に、「弓」はガリルに矢を放つ、、
だが、そこにガリルの姿はなかった、、
「、、どこに行った。」
「ここだよ。遠距離は邪魔だからね。潰せるときに潰すことも、、戦いの鉄則、、」
ガリルは「弓」の脇腹を蹴り飛ばす、、
「弓」は、死角からの攻撃であったため、反応できず、まともに食らう、、
「、、っ!!がっ!!はっ!!がはっ!!」
「どうですか?鋭く刺さるような蹴りは、、」
「弓」は息ができていない状態、、
その状態の仲間がいれば、普通は駆け寄り心配をする、、
しかし、五人は、「弓」のことなど一切気にもせずに、ガリルにだけ集中をする、、
「えぇ、、少しも気にしないの?一応、仲間でしょ?」
「そうですね、、ですが、戦場では相手から目を張すことは、死を意味する、、故に、仲間がどうなろうと、、気にしないように訓練をするのです。」
「あっそう、、なんか、、人間味が薄いね。はぁ、、そんなところに執着していたの?私、、」
「どう思われようとも、、我々は命令を遂行するのみです。」
「大剣」と「槍」が再びガリルに向かって行く、、
「馬鹿の一つ覚えみたいに、、突っ込んできて、、どれだけ来ても、、私に傷一つ追わせられないわよ!!」
ガリルは、「全てを護る者」の盾にて、攻撃を防ごうとする、、
すると、「大剣」がいきなり刃を倒し、土台のようにする、、
「槍」は「大剣」が倒した刃の上に乗り、構えをとる、、
「何を、、」
ガリルが不思議に思っていると、、
「大剣」の腕に血管が浮かび上がり、力が溜まる、、
そして、「大剣」は「槍」をガリルに向かって打ち出す、、
ガリルは驚き、盾を構える、、
だが、回転力を得た「槍」は、「全てを護る者」の盾を、削りながら貫こうとする、、
「、、っ!!これしきの事!!」
ガリルが、踏ん張り、盾に意識を集中させる、、
その隙を「弓」が捕らえる、、
本来であれば、ガリルは翼で光の矢を跳ね返る場面、、
しかし、少しでも気を緩ませれば「槍」の攻撃が通ってしまう状況、、
そんな場面で、意識の外から放たれる矢、、
その矢を防ぐ術は、ガリルにはなかった、、
「、、っ!!」
ガリルの脇に矢が刺さる、、
それにより、体制がずれ、盾の側面を「槍」が滑るように動く、、
その先は、ガリルの額であった、、
「もらった。」
「しまっ、、!!」
「槍」はガリルの額を貫く、、
ガリルの膝が地面につく、、
「、、ガリルの脈を確認しろ。「槍」。」
「大剣」が指示をすると「槍」はガリルの首に指をあてる、、
「槍」の指に伝わってきたものは、、
徐々に熱が無くなっていく血管であった、、
「、、温かさ、動き、、もうすぐ死ぬ人間のものだ。」
「槍」がガリルに額から武器を抜く、、
ガリルは、力なく前方方向に倒れる、、
だが、ガリルの光輪は紫の光を出す、、
それに、気にするものは誰一人とていない、、
死にゆくものが生き返る事、、
それは、「奇跡」のみでしたなしえないものだからである、、
「、、これで終わったのか?」
「さぁな。だが、宝石が落ちぬ限り油断はできない。」
「そんなものか?今、こうして、こいつの額を貫いた、、「奇跡」でも起きない限り、こいつが復活することはない。」
「、、「奇跡」、、そう言えば、、誰か、「負け無き者」の宝石を拾ったものはいるか?」
「大剣」からのその質問に答える者は誰一人としていなかった、、
その光景を見て、「大剣」にある考えが浮かぶ、、
「、、まさか、、「槍」すぐにもう一度突き刺せ!!今度は心臓だ!!」
「は?何言って、、」
「槍」は突然、頭上から現れた刃物に斬られる、、
「槍」は、左右に倒れこむ、、
その間から、ガリルが立ち上がる姿が見える、、
「あぁ、、痛かった、、全く、、「不幸」が先に来ることもあるのね。でも、、おかげで「奇跡」が起きた、、」
「、、っ!!やはり、、貴様は「負け無き者」を持っているな!!」
「うん。持ってるよ。ほら、紫の光の翼が見えない?」
ガリルが翼を広げる、、
そこにあったのは、緑、ピンク、水色、、そして、紫の光の翼があった、、
「、、「槍」がやられた、、「槌」は破壊され、「弓」は腹部にもらった攻撃によって、息がしにくい状況、、」
「大剣」が考えていると、、
ガリルが口を開く、、
「次はどうやって攻めようか?そんなことを考えているのでしょ?でもね、、どれだけ立てても無駄足、、不思議に思わない?どうして、私が意図的に「奇跡」を引き寄せられたか、、ガレウス先生でも、「奇跡」と「不幸」の操作はできなかった、、でも、私はそれができた、、なんでだと思う?」
「、、さぁ。「聖遺物」を持ったことない者からしてみれば、、全てのことが未知のことですから。」
「そうか、、「未来を見通す者」の力は知っているか?」
「えぇ、”数秒先を見通すことができる”」
「そう、なら、「負け無き者」の力は?」
「たしか、、”奇跡を起こす”でしたか?」
「えぇ、合ってるわ。なら、「数秒先が見える」と「奇跡を起こす」の二つを同時に使ったら?」
「、、”数秒先に起きる「不幸」を「奇跡」によって回避する”ことができる、、」
「その通り!!私が、額を貫かれて生きていたのは、「槍」によって額を貫かれることが”見えた”から!!「奇跡」を起こすために「槍」による「不幸」を先に受け、引き寄せた、、ということ。言ったでしょ?あなた達に、、もう、勝てる可能性などないって、、」
ガリルは、緑、ピンク、水色、紫の光の翼を消す、、
そうして、再び光輪が光りだす、、
今度の光は、赤、青、黄緑、黒の光が放たれ、翼となる、、
「、、さて、、それでは、一気に減らしましょうか、、」
ガリルがそう言った瞬間、、
両手に、火球と水鏡が現れる、、
ガリルは、その二つが向き合うようにする、、
すると、その間に光が交差するように現れた瞬間、、
その光は、無造作に空間に乱射された、、
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