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「騎士」と「賢者」は偽りを使い世界を見る。  作者: 桜薔薇 青
第二章 再び回る歯車

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再戦を、、~聖教の兵士~

ケルトリックとガリルは「三聖大司教」たちと戦う、、

「三聖大司教」たちの力とは、、、

この戦いは、最終局面に入る、、

「、、「裁定者」の気配が消えたと思ったから、、緊急事態だと思ってきたが、、まさか、一割程度しか回復していな「賢者」にやられておるとは、、全く、、「三聖大司教」の名に泥を塗りおって、、」


「はっ!!「裁定者」の方が男前だったぞ?たった一人で、私とアーデルを相手にした、、それに比べ、、お前らは多勢に無勢!!まるで腰抜けではないか!!」


「腰抜けか、、それで?」


「、、怒らないのね、、」


「当たり前だろ?戦いにおいて相手を煽る行為は常套手段の一つだ。それに対して対策はしてある、、それに、、戦いにおいて無駄なプライドなど、、負ける要因でしたないからな。それならば、、どれだけかっこ悪く見えようとも、、確実に勝つ方法をとるというものよ。」


「、、なるほどな、、随分と、、戦いを熟知しているな。だが!!一瞬の判断と状況の認識が遅れるんだよ!!お前らは!!」


ケルトリックが目くらましのために土煙をたてる、、

その行動にいち早く反応したのは「盾」であった、、

「盾」は「三聖大司教」の前に出る、、

そこに、ケルトリックが現れる、、


「そうだよな、、「盾」なら、、そうするよね。だから、こうするの!!」


ケルトリックが地面に両手を着くと、「盾」の背後から土が鋭利な槍に変わる、、

その土の槍は、「盾」の腹部を貫く、、


「やっぱり、、防御よね、、最初なら、、」


ケルトリックが仕留めたと思い、「三聖大司教」をそのままの勢いで仕留めようとする、、

しかし、「盾」は執念で前に動き、ケルトリックを叩きつけようとする、、

ケルトリックは、すぐさま両手を離し、距離を取る、、


「、、ちっ!!「三聖大司教」には一切、傷を与えられなかったが、、まぁ、「盾」を削れただけ儲けもんだろ、、」


ケルトリックはそう言いながら顔を上げる、、

すると、「判定者」が倒れた「盾」に手を当てていた、、

「判定者」が一言、、


「死なず」


そう言った瞬間、、

「盾」は何事もなかったかのように起き上がった、、


「、、っ!?どういうことだ!?腹を貫いて、息が止まったことも確認した!!なのに、、どうして、、」


「ケルトリック!!動きを止めたら!!」


「大剣」と「槍」がケルトリックに襲い掛かる、、

その攻撃を障壁で防ぐ、、

だが、光の矢がその障壁を再び壊そうと矢を放つ、、

しかし、その光の矢は、美ほど白い翼によって防がれた、、


「、、それが、、「先導者(ザ・リーダー)」の力か、、全部で、、三つと言った所か?」


「、、一瞬でばれるとはね、、でも、、そんなものは今はどうでもいい!!」


ガリルは、三枚の翼を使い、ケルトリックを持ち上げながら、空へ飛んだ、、


「おぉ、、空中飛行ができない、今の私からしてみれば、、この体験は素晴らしいな!!」


「今はそう言うのいいから!!で、、どうするの?私たちだけの力じゃ、、勝てるとどうか分からないよ?「判定者」は死んだはずのやつを生き返らせたし、、あれが「神の御業」ってやつ?」


「いや。あれは、「聖遺物」によるもの、、「判定者」の「聖遺物」は恐らく、、「事象の反転」、、「書き連ねる者(ラジエル)」、、あいつが書き、認識したものは、、そのままだが、恐らく、認識せず、書いていないものは、”起きなかったこと”として処理される、、「盾」の死は、あいつによって”起きなかったこと”になった、、」


「それは、、どうやって勝つの?」


「簡単な話だ。あいつが認識するまで殺し続ける、、それ以外ない。最も、、あいつが人間の心を持っていれば、、だがだけどね。」


「、、どうだろうね、、それじゃ、、そろそろ降ろすよ。」


「いいよ。」


ガリルとケルトリックがゆっくりと降りてくる、、


「作戦会議は終わりましたか?」


「いいのか?そんなに悠長に構えていて。」


「えぇ、大丈夫なのですよ。」


「あぁ、、そうかよ、、」


ケルトリックが全員の目の前から消える、、

次に姿を現したのは、、

「防衛者」の目の前であった、、


「その首貰った。」


ケルトリックが「防衛者」の首を斬り飛ばす、、

しかし、「判定者」は一切の反応も見せない、、


「いいのか?「判定者」、、「防衛者」が死んだというのに、、どうしてそんなに落ち着いている?」


「ん?誰を殺したって?少し、、目をこすってみたら?」


「は?」


「そうだぞ?あまりにも勝てないから、、この私が死んだと思い込むほど、、疲れているようだしな。」


「、、っ!!「防衛者」!?今、首を切ったばかりだろうが!!」


「首?どこだ?どこにそんな傷がある?」


「は?ど、、どうして、、傷が消えて、、」


ケルトリックが驚いていると、、

背後から「判定者」の手が触れる、、


「動けず」


「判定者」がそう言うと、、

ケルトリックの体は、まるで石のように固まってしまった、、


「、、っ!!しまった!!」


「あぁ、、だから、言っただろうに。」


「、、ケルトリック!!」


ガリルが駆けつけようと走り出す、、

しかし、「大剣」と「槍」が前に入り込み、体を一瞬止める、、

その瞬間に、光の矢がガリルの胸を打ち抜いた、、

その様子を横目で見ていたケルトリック、、


「ガリル!!」


「あぁ、、そう言えば、、どうだ?仲間を殺されて?何もできずに、、ただ、指をくわえているしかできない状況は?」


「判定者」がガリルの遺体まで歩いていく、、


「さて、、「聖遺物」の回収をせねばな、、いでよ。」


「判定者」がガリルに手を触れながら言う、、

すると、ガリルが持っている「聖遺物」が「判定者」の手に渡る、、


「うむ、、八個?確か、、ガリルの持っている「聖遺物」は、、」


「九個よ。「判定者」。」


ガリルが、胸を抑えながら剣を横なぎに振るう、、

「判定者」はとっさに反応したが、、

完全には、避けきれず、、肩を切られてしまう、、


「、、っ!!「弓」の攻撃を受けて、、なぜ生きている!!」


「はぁ、、はぁ、、忘れた?私が最初っから持っていた「聖遺物」、、」


「なるほど、、「未来を見通す者(ガブリエス)」により、着弾位置を見て、とっさに剣を入れ込んだか、、だが、、「未来を見通す者(ガブリエル)」のみで、、このわしに勝てるのか?」


「はぁ、、はぁ、、「未来を見通す者(ガブリエル)」で見たのは、、あんたが私の驚いて、、ケルトリックの拘束を解くところよ、、」


「、、っ!!しまっ、、!!」


「判定者」がケルトリックに視線を向ける、、

ケルトリックは、「防衛者」を今度は切るのではなく、思いっきり蹴り飛ばし、その勢いで「判定者」に向かって行く、、


「お前、、自分の傷を治せないんだろ?だから、触れているのに、、傷が消えない、、なら、、お前は首を掻っ切れば死ぬってことだよなぁ!!」


「、、っ!!わ、、わしを守れ!!「盾」!!「大剣」!!「槍」!!」


「判定者」の号令に即座に動く、、

しかし、ガリルは「聖遺物」を使い、一番近い順に剣を振るい、距離を取らせる、、


「、、っ!!が、、「未来を見通す者(ガブリエル)」!!!」


「判定者」は叫びならがらケルトリックに首を切られ、、

力なく、地面に倒れこむ、、


「、、生きてる!?そいつは!!」


「いや、死んでるよ。「書き連ねる者(ラジエル)」の宝石が落ちてるし、、私から奪った八個の「聖遺物」も落ちてる。」


ガリルはそう言いながら、「聖遺物」を浮かせ、自身の脇に連なるように運ぶ、、


「よかった、、やっぱり、不死性を有しているのは「防衛者」の方ってことね、、不死性を持つ「聖遺物」、、「死なぬもの(カマエル)」、、ってことね、、」


「不死性って、、どうやって殺すの?」


「、、正直、、あの「聖遺物」に殺し方は存在しない、、だから、倒すって言った方が正しいかな。」


「それで、、どうするの?」


「ん?そんなもの、、」


ケルトリックが拳を固く握りしめ、前に歩く、、

ガリルは、その行動に驚きを隠せなかった、、


「え?ま、、魔術は!?武器は!?」


「いらないよ。死ななないなら、、負けを認めるまで殴り続ける、、不死性を有するとはいえ、、所詮は「人」は「人」、、ならば、根性や我慢にだって限界はあるってものよ。」


「だとしても!!周りにいる「聖教騎士」は?」


「ガリル。任せていい?十個も持ってれば、五人が相手でも勝てるよ。」


「、、っ!!はぁ、、わかったわよ、、必ず勝ちなさいよ?」


ガリルが十個の「聖遺物」を同時使用する、、

すると、美しい翼ではなく光輪が現れる、、


「え?なにこれ?」


「十個も使うと、、「率いる者(ルシファー)」に似て来たってこと。あと、普通に翼が十枚も合ったら邪魔でしょ?だから、光輪になったの。まぁ、、「神の使い」に近づいたってこと。」


「そういうことね、、」


「大剣」と「槍」がガリルを無視して、歩くケルトリックに向かって行く、、

しかし、彼らは全て空中に集められていた、、


「えぇ、、っと、、「大剣」、「槍」、「弓」、「盾」、「杖」、「槌」、、これで全員だな、、お前たちは、こっちの空間で私と戦ってもらうよ。」


ガリルは、六人の「聖なる武器」持ちをどこか別の空間に連れていく、、


「どこに連れて行ったのですか?」


「ん?「虚無」飛ばれる場所だ。私が、「墓守」と呼ばれるものを殺した場所だ。あそこに入れるのは、私か、、「神の使い」、もしくは「騎士」、「神」なんかしか入れない、、つまり、ガリルは「神の使い」に近づいているということだ。」


「なるほどね、、」


ケルトリックはそんな話をしながら、「防衛者」の前まで着く、、


「これから、、殴り合いを始めようか、、最初にして、、最後の、、泥試合を、、」


そうして、ケルトリックと「防衛者」の殴り合いが始まった、、

不死性を持つ「防衛者」、、

それに対抗するケルトリック、、

ガリルは、六人の「聖なる武器」持ちと戦う、、

お読みいただきありがとうございます。

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