再戦を、、~もう一度~
「騎士」の封印を解く、、
そうして、「騎士」とケルトリックは、、
ガリルの選択は、、
「騎士」が自身でかけて封印をケルトリックが解く、、
「おはよう。調子はどうだ?」
「はい。おはようございます。調子は一切の不調もなく、体も万全に動きます。」
「そうか、、それならよかった。」
ケルトリックが最初の挨拶を終えると、、
アーデルが「騎士」に向かって走ってく、、
「お帰り!!「騎士」!!」
「アーデル。お前が近くにいてよかった。おかげで我が主の力と記憶を少しでも戻すことができた。」
「そうでしょ!!私はあなたの役に立ったでしょ!!」
「あぁ、お前は私の役に立った。お前は私の最高の武器にして、最高の相棒だ。」
アーデルはその言葉を聞き、喜びに浸っていた、、
そんなことは一切気にせず、ケルトリックは「騎士」に話しかける。
「それで?お前は封印が溶けたけど、、これからどうするつもりだ?」
「そうですね、、それでは、、三百年ぶりの再戦を、、」
「なるほどな、、それなら、私の力を返せ。そしたら、、私も暴れられる。」
「あぁ、、それなんですけどね、、」
「ん?なんだ?」
「いやぁ、、そのぉ、、実はですね、、」
「どうした?お前が言いよどむなんて、、らしくないぞ?」
「お、、怒りませんか?我が主。」
「ん?それは、、内容によるだろ。」
「で、、ですよね、、では、言いますね。ふぅ、、」
「そんなに緊張することか?」
「あの、、我が主の転生を任せていた、、輪廻の蛇がですね、、その、、休眠に入っておりまして、、」
「は?つまり、、何だ?私の魔力を持ったまま、、休眠に入ったから私の力が戻ってこない、、ということか?」
「は、、はい。その通りでございます。」
「はぁ、、それは霊体の時でも喋れただろうが、、どうして喋らなかった?」
「霊体の時に近づこうとしたら、、我が主の魔力により阻まれてしまい、、」
「あぁ、、そうだった、、精神操作や身体操作をされないために、常々障壁を張っていたんだった、、記憶と魔力をなくしていたから、、お前の言葉を聞けたが、、力が戻ってしまって聞けなくなったのか、、」
「、、、、、、」
「はぁ、、仕方がない。一割で戦おう。」
「いいのですか?」
「私をなめているのか?一割もあれば、、「教皇」の相手は難しいかもしれんが、、「三聖大司教」の相手ならばできる。それに、、」
ケルトリックがガリルに目をやる、、
「ガリルだっているしな。」
「ガリル、、「先導者」の、、ですか。」
「あぁ、彼女はさらに強くなるぞ、、」
「そうでございますか。それで、、ガリルはただいま、、寝ておりますが、、」
「ん?安心しろ。今、起こす。」
ケルトリックがガリルの頬を優しくたたく、、
そうして、ガリルが目を覚ます、、
「、、ん、、おはよう。ケルトリック。」
「あぁ、おはよう。ガリル。」
「ここは?」
「地下の最深部だ。」
「地下の、、最深部、、っ!!」
ガリルがすぐに臨戦態勢をとる、、
「て、、敵は!?ガレウス先生は!?」
「安心して。ガレウス先生は倒した。敵ももういない。ここにいるのは、全員味方だよ。私たちは勝ったの。ガリル。」
その言葉を聞いたガリルは、、
その場に座り込む、、
「そ、、そうなんだ、、良かったぁ、、それで?これからどうすの?ケルトリック。」
「ん?これからはね、、今、起きた馬鹿がこの国に再戦を申し込みたいということで、、これからこの国にもう一度戦いを仕掛ける。」
「そ、、それは、、」
「うん。この国にいる者たちを全員、、殺すことになる、、もちろん、、自分の両親も、、ガリル。もし嫌なら、、私たちと敵対することになる、、でも、ガリルが私たちに着くというのならば、、さっき言ったことをしなければならない、、どうする?これを決めるのは、私たちじゃない。ガリル、、自分自身で、、決めて。」
「私は、、私は、、」
ガリルが頭を抱え悩む、、
それを見ていたケルトリックが昔の話をする、、
「悩むのは当たり前、、私だって悩んできた、、自分の国を滅ぼしたときも、、「神聖国家」に喧嘩を売った時も、、悩んだ、、でも、それ以上に私は覚悟を持った、、どんなに悩もうとも、、どんなに苦しもうとも、私が私自身で決めたこと、、それに否定するのも、罵倒するのも、、私自身、、でも、それを後世に残し、行いに名前を付けるのは他人、、だから、覚悟が必要なの。今、必要な覚悟は、決断することでも、悩むことでもない、、ただ、他人の目にどう映ろうとも、、気にしない覚悟、、「自分自身の行いと存在を否定しな覚悟」が今、必要な覚悟、、ガリル。お前は、今、私たちと一緒に行動して、両親を殺したとしても、、自分を否定しない?」
ケルトリックからの言葉にガリルは言葉を失う、、
それは、ガリルにはまだ、「自分を嫌わない覚悟」がなかったからであった、、
ケルトリックはさらに言葉を続ける、、
「私がこう話しているのは、ガリルのことを説得しようとしているからじゃないの、、ガリル、、お前自身が壊れないように話しているの、、悩むことはストレスで、自暴自棄になりやすい、、そうなった人間は、、簡単には戻らない。そんな、姿を見たくないから、、私は話をしているの、、子供のころからの知り合いが、、これ以上、、いなくなるのはごめんだからね。」
「、、ケルトリック、、」
「さぁ、どうする?ガリル。覚悟を決めるか、、私に悲しみを与えるか、、どっちを選ぶ?」
「、、、ケルトリック、、その言い方はずるいんじゃないの?」
「そう?私は思ったことを言っただけよ。」
「ふぅ~ん。決めた!!私は、ケルトリックたちについていく。たとえ、それで育った国を裏切ることになっても、、私は、、私は、、ケルトリックたちの力になるよ、、」
ガリルは眼に涙を浮かべながら答えを出す、、
その答えは、ガリルの今までの思い出を捨てることを意味した、、「自分を嫌わない覚悟」の表れの答えであった、、
「そっか、、それならよかった。」
ケルトリックが立ち上がる、、
「おや?話し合いは終わったのですか?」
「あぁ、終わったよ。ガリルも覚悟を決めたんだ、、今度こそ、、勝たなきゃな。」
「もちろんです。三百年前とは違い、、「聖教騎士」たちも弱まっている、、注意すべきは「教皇」と「三聖大司教」のみです。そこを潰せば、、この戦いは必ず勝利をもぎ取れますよ。」
「そうか、、なら、開戦の合図を出してくれ「騎士」。」
「かしこまりました。動きはどうするのですか?」
「そうだな、、「騎士」は真っすぐ「教皇」へ向かえ、、私とガリルで「三聖大司教」と「聖教騎士」の相手をする、、幸い、今の国には悪人はそこまでいないしな。今回は、、集中できそうだ。」
「なるほど、理解しました。では、、行きますよ。」
「騎士」が剣を水平に構える、、
そうして、剣を横なぎに振るうと、、
地下の天井が切り裂かれ、轟音を立てながら空の光が差し込んできた、、
「それでは、我が主、、私は「教皇」のところまで行ってまいりますので。お気を付けを。」
「あぁ、そっちこそ、、「教皇」を仕留めろよ。」
そうして、「騎士」は岩を砕くほど踏み込み、その場から姿を消した、、
「さて、、派手にやったし、、三人の主力級の「聖遺物」との連絡も取れていない状態、、もうそろそろ、、来るよ。「三聖大司教」と「聖教騎士」たちが、、」
ケルトリックがそう言った瞬間、、
見えない場所から矢が飛んでくる、、
しかし、ケルトリックの自動障壁がその矢を防いだ、、
「いきなりか、、それに、、私の魔力が少ないとはいえ、、簡単に壊れないはずの自動障壁に、、矢が刺さったな、、ヒビも入っている、、」
「、、っ!!その矢、、ガレウス先生と一緒にいた、、ユリス先生の矢、、」
「なるほど、、早速「聖教騎士」のお出ましか、、それに、、この矢、、「光の矢」と呼ばれる、、「最優武器」、、「聖なる光弓」か?」
「え?何それ?」
「、、「最優武器」は「聖教」が認定した七本の「聖なる武器」、、私たちを山で襲ったやつも持っていたものだ、、そして、「最優武器」は基本的に「聖教騎士」の副団長に与えられる、、「聖遺物」持ちには届かないが、、言い換えれば「聖遺物」持ち以外には対抗できる。その武器の威力は、、私であっても無傷ではいられないほどだ、、」
「なるほど、、つまり、下手に攻撃を食らえないってことね。」
「まぁ、、そういうことだ。気を付けてね?ガリル。」
ケルトリックがガリルに説明を終えると、、
いきなり、大剣と槍がケルトリックに襲い掛かる、、
しかし、ケルトリックはその攻撃を障壁で防ぐ、、
「驚いたが、、こうして防げた、、少し、動きがトロいんじゃないか?」
ケルトリックが軽口をたたく、、
だが、大剣と槍により視界が制限されていた、、
その隙間から再び矢が飛んでくる、、
ケルトリックの障壁は三つの「最優武器」の攻撃を防ぐことはできず、、
障壁は粉々に砕かれた、、
「、、っ!!障壁が!!」
すると、三人はいきなり攻撃をやめた、、
大剣と槍が横にずれると、、
その間から二人の軽装備なものと「聖教騎士」が歩いてくる、、
「、、お前らが、、残りの「最優武器」持ちと、、「三聖大司教」の「防衛者」と「判定者」だな、、」
ケルトリックが質問を投げかける、、
その質問に答えるは、、
そうして、この戦いのすえは、、
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