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「騎士」と「賢者」は偽りを使い世界を見る。  作者: 桜薔薇 青
第二章 再び回る歯車

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再戦を、、~もう一度~

「騎士」の封印を解く、、

そうして、「騎士」とケルトリックは、、

ガリルの選択は、、

「騎士」が自身でかけて封印をケルトリックが解く、、


「おはよう。調子はどうだ?」


「はい。おはようございます。調子は一切の不調もなく、体も万全に動きます。」


「そうか、、それならよかった。」


ケルトリックが最初の挨拶を終えると、、

アーデルが「騎士」に向かって走ってく、、


「お帰り!!「騎士」!!」


「アーデル。お前が近くにいてよかった。おかげで我が主の力と記憶を少しでも戻すことができた。」


「そうでしょ!!私はあなたの役に立ったでしょ!!」


「あぁ、お前は私の役に立った。お前は私の最高の武器にして、最高の相棒だ。」


アーデルはその言葉を聞き、喜びに浸っていた、、

そんなことは一切気にせず、ケルトリックは「騎士」に話しかける。


「それで?お前は封印が溶けたけど、、これからどうするつもりだ?」


「そうですね、、それでは、、三百年ぶりの再戦を、、」


「なるほどな、、それなら、私の力を返せ。そしたら、、私も暴れられる。」


「あぁ、、それなんですけどね、、」


「ん?なんだ?」


「いやぁ、、そのぉ、、実はですね、、」


「どうした?お前が言いよどむなんて、、らしくないぞ?」


「お、、怒りませんか?我が主。」


「ん?それは、、内容によるだろ。」


「で、、ですよね、、では、言いますね。ふぅ、、」


「そんなに緊張することか?」


「あの、、我が主の転生を任せていた、、輪廻の蛇(ウロボロス)がですね、、その、、休眠に入っておりまして、、」


「は?つまり、、何だ?私の魔力を持ったまま、、休眠に入ったから私の力が戻ってこない、、ということか?」


「は、、はい。その通りでございます。」


「はぁ、、それは霊体の時でも喋れただろうが、、どうして喋らなかった?」


「霊体の時に近づこうとしたら、、我が主の魔力により阻まれてしまい、、」


「あぁ、、そうだった、、精神操作や身体操作をされないために、常々障壁を張っていたんだった、、記憶と魔力をなくしていたから、、お前の言葉を聞けたが、、力が戻ってしまって聞けなくなったのか、、」


「、、、、、、」


「はぁ、、仕方がない。一割で戦おう。」


「いいのですか?」


「私をなめているのか?一割もあれば、、「教皇」の相手は難しいかもしれんが、、「三聖大司教」の相手ならばできる。それに、、」


ケルトリックがガリルに目をやる、、


「ガリルだっているしな。」


「ガリル、、「先導者(ザ・リーダー)」の、、ですか。」


「あぁ、彼女はさらに強くなるぞ、、」


「そうでございますか。それで、、ガリルはただいま、、寝ておりますが、、」


「ん?安心しろ。今、起こす。」


ケルトリックがガリルの頬を優しくたたく、、

そうして、ガリルが目を覚ます、、


「、、ん、、おはよう。ケルトリック。」


「あぁ、おはよう。ガリル。」


「ここは?」


「地下の最深部だ。」


「地下の、、最深部、、っ!!」


ガリルがすぐに臨戦態勢をとる、、


「て、、敵は!?ガレウス先生は!?」


「安心して。ガレウス先生は倒した。敵ももういない。ここにいるのは、全員味方だよ。私たちは勝ったの。ガリル。」


その言葉を聞いたガリルは、、

その場に座り込む、、


「そ、、そうなんだ、、良かったぁ、、それで?これからどうすの?ケルトリック。」


「ん?これからはね、、今、起きた馬鹿がこの国に再戦を申し込みたいということで、、これからこの国にもう一度戦いを仕掛ける。」


「そ、、それは、、」


「うん。この国にいる者たちを全員、、殺すことになる、、もちろん、、自分の両親も、、ガリル。もし嫌なら、、私たちと敵対することになる、、でも、ガリルが私たちに着くというのならば、、さっき言ったことをしなければならない、、どうする?これを決めるのは、私たちじゃない。ガリル、、自分自身で、、決めて。」


「私は、、私は、、」


ガリルが頭を抱え悩む、、

それを見ていたケルトリックが昔の話をする、、


「悩むのは当たり前、、私だって悩んできた、、自分の国を滅ぼしたときも、、「神聖国家」に喧嘩を売った時も、、悩んだ、、でも、それ以上に私は覚悟を持った、、どんなに悩もうとも、、どんなに苦しもうとも、私が私自身で決めたこと、、それに否定するのも、罵倒するのも、、私自身、、でも、それを後世に残し、行いに名前を付けるのは他人、、だから、覚悟が必要なの。今、必要な覚悟は、決断することでも、悩むことでもない、、ただ、他人の目にどう映ろうとも、、気にしない覚悟、、「自分自身の行いと存在を否定しな覚悟」が今、必要な覚悟、、ガリル。お前は、今、私たちと一緒に行動して、両親を殺したとしても、、自分を否定しない?」


ケルトリックからの言葉にガリルは言葉を失う、、

それは、ガリルにはまだ、「自分を嫌わない覚悟」がなかったからであった、、

ケルトリックはさらに言葉を続ける、、


「私がこう話しているのは、ガリルのことを説得しようとしているからじゃないの、、ガリル、、お前自身が壊れないように話しているの、、悩むことはストレスで、自暴自棄になりやすい、、そうなった人間は、、簡単には戻らない。そんな、姿を見たくないから、、私は話をしているの、、子供のころからの知り合いが、、これ以上、、いなくなるのはごめんだからね。」


「、、ケルトリック、、」


「さぁ、どうする?ガリル。覚悟を決めるか、、私に悲しみを与えるか、、どっちを選ぶ?」


「、、、ケルトリック、、その言い方はずるいんじゃないの?」


「そう?私は思ったことを言っただけよ。」


「ふぅ~ん。決めた!!私は、ケルトリックたちについていく。たとえ、それで育った国を裏切ることになっても、、私は、、私は、、ケルトリックたちの力になるよ、、」


ガリルは眼に涙を浮かべながら答えを出す、、

その答えは、ガリルの今までの思い出を捨てることを意味した、、「自分を嫌わない覚悟」の表れの答えであった、、


「そっか、、それならよかった。」


ケルトリックが立ち上がる、、


「おや?話し合いは終わったのですか?」


「あぁ、終わったよ。ガリルも覚悟を決めたんだ、、今度こそ、、勝たなきゃな。」


「もちろんです。三百年前とは違い、、「聖教騎士」たちも弱まっている、、注意すべきは「教皇」と「三聖大司教」のみです。そこを潰せば、、この戦いは必ず勝利をもぎ取れますよ。」


「そうか、、なら、開戦の合図を出してくれ「騎士」。」


「かしこまりました。動きはどうするのですか?」


「そうだな、、「騎士」は真っすぐ「教皇」へ向かえ、、私とガリルで「三聖大司教」と「聖教騎士」の相手をする、、幸い、今の国には悪人はそこまでいないしな。今回は、、集中できそうだ。」


「なるほど、理解しました。では、、行きますよ。」


「騎士」が剣を水平に構える、、

そうして、剣を横なぎに振るうと、、

地下の天井が切り裂かれ、轟音を立てながら空の光が差し込んできた、、


「それでは、我が主、、私は「教皇」のところまで行ってまいりますので。お気を付けを。」


「あぁ、そっちこそ、、「教皇」を仕留めろよ。」


そうして、「騎士」は岩を砕くほど踏み込み、その場から姿を消した、、


「さて、、派手にやったし、、三人の主力級の「聖遺物」との連絡も取れていない状態、、もうそろそろ、、来るよ。「三聖大司教」と「聖教騎士」たちが、、」


ケルトリックがそう言った瞬間、、

見えない場所から矢が飛んでくる、、

しかし、ケルトリックの自動障壁がその矢を防いだ、、


「いきなりか、、それに、、私の魔力が少ないとはいえ、、簡単に壊れないはずの自動障壁に、、矢が刺さったな、、ヒビも入っている、、」


「、、っ!!その矢、、ガレウス先生と一緒にいた、、ユリス先生の矢、、」


「なるほど、、早速「聖教騎士」のお出ましか、、それに、、この矢、、「光の矢」と呼ばれる、、「最優武器」、、「聖なる光弓(ハーレー・ライト)」か?」


「え?何それ?」


「、、「最優武器」は「聖教」が認定した七本の「聖なる武器」、、私たちを山で襲ったやつも持っていたものだ、、そして、「最優武器」は基本的に「聖教騎士」の副団長に与えられる、、「聖遺物」持ちには届かないが、、言い換えれば「聖遺物」持ち以外には対抗できる。その武器の威力は、、私であっても無傷ではいられないほどだ、、」


「なるほど、、つまり、下手に攻撃を食らえないってことね。」


「まぁ、、そういうことだ。気を付けてね?ガリル。」


ケルトリックがガリルに説明を終えると、、

いきなり、大剣と槍がケルトリックに襲い掛かる、、

しかし、ケルトリックはその攻撃を障壁で防ぐ、、


「驚いたが、、こうして防げた、、少し、動きがトロいんじゃないか?」


ケルトリックが軽口をたたく、、

だが、大剣と槍により視界が制限されていた、、

その隙間から再び矢が飛んでくる、、

ケルトリックの障壁は三つの「最優武器」の攻撃を防ぐことはできず、、

障壁は粉々に砕かれた、、


「、、っ!!障壁が!!」


すると、三人はいきなり攻撃をやめた、、

大剣と槍が横にずれると、、

その間から二人の軽装備なものと「聖教騎士」が歩いてくる、、


「、、お前らが、、残りの「最優武器」持ちと、、「三聖大司教」の「防衛者」と「判定者」だな、、」


ケルトリックが質問を投げかける、、

その質問に答えるは、、

そうして、この戦いのすえは、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い

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