再起に向けて~戦うは、、~
ガリルとガレウスの戦いが始まる、、
だが、ガリルはガレウスを恐れ、、
ガレウスは「聖遺物」を、、
果たして、この戦いは、、
ガリルはガレウスの圧により動けなかった、、
「はぁ、、はぁ、、」
「どうした?そこまで動いていないというのに、、そんなに息を切らして。」
ガレウスが戦斧を担ぎながら近づく、、
ガリルは後ろに下がる、、
「下がるな!!戦いにおいて腰が引けてる奴はすぐに死ぬ!!お前は!!私に喧嘩を売った、、ならば、、お前に残っている選択肢は、、たった一つ、、」
ガレウスが戦斧で空を斬る、、
その風圧は、ガリルの体を少しだけであったが動かした、、
「、、っ!!ふ、、風圧だけで、、私の体が動いた、、ということは、、」
「さぁ、、こい。」
ガリルは、「未来を見通す者」を使う、、
しかし、ガリルが見たのは、、
ガレウスに挑み、、その全てで負けた自身の姿であった、、
ガリルは本能で逃げ出そうとする、、
「、、っ!!」
しかし、足が動かない、、
その間もガレウスは近づいてくる、、
「い、、いや、、いやだ!!いやだ!!死にたくない!!死にたくなんてない!!」
ガリルはのどを潰さんとするばかりに叫ぶ、、
だが、ガレウスは真顔で言葉を発する、、
「なぁ、、よく、昔話なんかで「自分の殻を破った」、、何て、文言が出てくるだろ?あれな、、ずっと不思議だったんだ、、英雄、勇者、賢者、、、歴史に名を残すようなものたちが「殻を破る」などと、、あいまいで、、鮮明ではない表現をするのかと、、」
ガレウスはそう言いながら両手を広げる、、
「その答えが、、やっとわかった!!形容できないほどの「解放感」!!これが!!「殻を破る」ということなのか!!なんとも!!気分がいい!!」
「、、それは、、「解放感」ではなく、、死の前兆では?あなたの持っている「負け無き者」は、、弱体化していたとはいえ、、「騎士」を圧倒できるほど、、強力な「聖遺物」、、本来なら「三聖大司教」に与えられるべき代物、、だけど、「聖教騎士団長」に与えられている、、それはなぜか、、簡単な話ですよ。「負け無き者」は、”強力”過ぎた、、人には、、不相応なんですよ、、「神の使い」のトップを張る片割れの「聖遺物」は、、」
「そんなものは知ったことか、、たとえ、「負け無き者」の力が、、私の命を蝕もうと、、ここでお前を殺し、六つの「聖遺物」を回収すれば!!私は聖人だ!!」
ガレウスが切り出す、、、
その速度は、ガリルが見ていた未来よりもはるかに早かった、、
「、、っ!!命を削ることによる加速!!見ていても反応が、、」
ガレウスの戦斧がガリルの中心を捉える、、
とっさにガリルは翼で受ける、、
ガレウスはそれに驚く、、
「ほぉ!!翼が出てきた、、ということは、、お前、「聖遺物」の力を引き出せるということだな?惜しいな、、お前がこちらについていれば、、私たちでお前に教えてやれたというのに、、そうすれば、お前は今以上に、。、」
「興味ないです。それに、、私、一人の力ではないので、、」
「、、つまらんな、、ならば、貴様の翼ごと、、切り落としてやる!!」
ガレウスの戦斧の速度が上がり、、
技のキレが増していく、、
ガリルは、その攻撃を翼でさばいていく、、
「、、っ!!この翼でも、、このままでは、、」
ガリルの体に傷が増えていく、、
「どうした?未来が見えているのならば、、私の戦斧の動きも見えているだろ?」
「、、っ!!見えていても、、早すぎる、、」
ガレウスが戦斧を勢いよく振り下ろす、、
ガリルは二対の翼を使い、戦斧の攻撃を受けきる、、
「、、っ!!お、、重い、、」
「上ばかり気にしていていいのか?」
ガレウスがガリルの腹部をけりぬく、、
その威力は、ガリルを吹き飛ばし、息を詰まらせるに値する威力であった、、
「がっ!!あっ!!」
「あぁ、、あまりにも無防備だったから、、良い蹴り入ったな、、」
「がっ!!うぐっ!!げほっ!!う!!あぁ、、はぁ、、はぁ、、な、、なんて威力、、腹部に力を入れてなかったとはいえ、、通常よりもはるかに硬いはずの私の体を、、」
「さぁ、、もう一度行くぞ?」
ガレウスが再び近づいてくる、、
ガリルはさらに二つの「聖遺物」を取り出す、、
「ん?それは、、「全てを治す者」と「全てを護る者」か?」
「えぇ、、貴方相手に、、一つの「聖遺物」だけで勝とうなんて無理な話、、だから、この二つも使うわ。(正直、、この二つを使ったところで、、勝率はよくて五割、、どこまでやれるか、、)」
ガリルが二つの「聖遺物」に力と魔力を籠め、自身の体に宿す、、
その瞬間、、
ガリルの片手には「盾」が現れ、先ほど、息ができないほど深く入った蹴りの攻撃はすでに治っていた、、
「ふぅ、、よし。」
「ほぉ、、盾が増え、、翼も増えたか、、二対から四対に、、そして、その「盾」からは、、私の戦斧に似た雰囲気を感じる、、「聖遺物」の力だな?」
「えぇ、この盾は、、」
ガリルが何かを言おうとした瞬間、、
ガレウスが飛び掛かり、戦斧を振り下ろしと落下の速度を合わせ、ガリルの「盾」を狙う、、
ガリルもガレウスの狙いがわかったように「盾」で防いだ、、
「やはり、、簡単には、、叩き潰せないか、、ならば、、押しつぶす!!」
「話を、、はぁ、、いいや。その身で感じて。」
ガリルは軽々とガレウスを弾き飛ばした、、
ガレウスは驚きながらも地面に着地をする、、
「、、力が、、そのまま返ってきた、、その「盾」、、反射をしているのか?」
「、、さぁね。言ったでしょ?その身で感じてって!!」
ガリルが「盾」を構え、ガレウスに向かって行く、、
ガレウスは「盾」の破壊と解析を進めようと戦斧を振るい続ける、、
「、、先ほどのようなものはないが、、やはり、手に少しだけだがしびれが来る、、距離が離れているからか?いや、私の戦斧は「聖遺物」によって作り出したもの、、ならば、距離での減衰はほぼないに等しい、、なのに、、完全な反射ではないのか、、それに、、」
ガレウスは考えながらも攻撃の手をやめていなかった、、
しかし、ガリルの「盾」は壊れるどころか、、輝きを増していくばかりであった、、
そうして、ガリルがガレウスの前にたどり着き、「盾」を前面に構えたまま、ガレウスに飛び掛かる、、
しかし、ガレウスはその攻撃を軽々とかわし、「盾」が防御できていない部分を狙い攻撃をした、、
しかし、結果として返ってきたことは、、
「、、っ!?戦斧が、、「聖遺物」で作った戦斧が!!粉々になった!?」
「やっと、、壊れたな!!」
ガリルが「盾」をガレウスに当てようとする、、
しかし、ガレウスは戦斧の惨状を見てすぐさま距離を取る、、
「、、ちっ!!一撃も当てられなかった、、」
「、、私の戦斧を壊した、、だが、「盾」の部分ではなく”肉体”の部分に当てたことで壊れた、、ならばなんだ?何が力なのだ?」
ガレウスが考えていると、、
ガリルが口を開く、、
「どうですか?「全てを護る者」の力は、、素晴らしいの一言でしょう。」
「、、そうだね。素晴らしいですね、、ところでどんな能力なのですか?」
「、、答えませんよ。私が言おうとしたのにあなたが遮ったんですから。」
「そうですか、、では、、これはプレゼントです!!」
ガレウスがナイフを投げる、、
ガリルは、「盾」でナイフを弾いた、、
しかし、ナイフは重なっており、二本目のナイフがガリルの「盾」を抜け、ガリルの体に当たる、、
ガリルの体に当たったナイフは、戦斧と同じように粉々になった、、
「、、なるほど、、「全てを護る者」の力は、、「拒絶」だな?「盾」によって攻撃を何度が防ぐことにより、”肉体”につくあらゆる傷の「拒絶」を可能にする、、それがその「聖遺物」の力だな?だから、私の戦斧も何度が「盾」で受け、わざと隙を晒し、「拒絶」により戦斧を破壊したな?」
「、、たった二回の攻撃でそんなことまでわかるのね、、その通りよ。「盾」、、正確には”正義の盾”、、この盾で受けた攻撃の威力と回数により、”肉体”につく傷を「拒絶」することができる、、ガレウス先生の威力はシャレにならなかったから、、おかげで戦斧すら壊せるぐらいの「拒絶」を発動できた、、」
ガリルが再び盾を構える、、
ガレウスは盾の秘密を見破ったが、、
その力は、ガレウスをもってしても突破に苦戦するほどの力であった、、
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