↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
「騎士」と「賢者」は偽りを使い世界を見る。  作者: 桜薔薇 青
第二章 再び回る歯車

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

82/99

再起に向けて~友の見送り~

ケルトリックはガリルと一緒に学園から帰る、、

そして、翌朝にガリルは衝撃を受ける、、

ケルトリックとガリルの次なる目的は、、

ケルトリックとサリットの敵討ちを果たす、、

そうして、「死を伝える者(アズラエル)」をもって、、

ガリルのところまで戻ってきた、、


「、、ん、、私、、どれくらい寝てたの?」


「そうだね、、大体三時間くらい?」


「え!?私、、寝すぎた?」


「いいや?でも、学園からは帰らないとだね、、他の生徒も帰っていってるし、、」


「じゃあ!!アルケットとサリットを迎えに行かないと!!」


「、、ガリル、、二人のことはいいよ。」


「え?どうしてですか?三時間もたってるならもう直ってるはずでしょ?なら、迎えに行かないと、、」


「ガリル、、今日は帰ろ?まだ、完全には直ってないでしょ?だから、学園に一日見てもらって、完全に治ったら迎えに来よ?」


「う、、うん、、わかった、、」


そして、ガリルとケルトリックは学園を後にした、、

ガリルが二人の訃報を知ったのは、、明日の朝方であった、、

ガリルはケルトリックのところへ走っていた、、


「はぁ、、はぁ、、け、、ケルトリック!!いる!?」


「ん、、あぁ、、ガリルか、、どうしたの?」


「あ、、アルケットと、、サリットが、、死んだって、、」


「、、、そう、、なら、見送りに行かなきゃだね。」


「ど、、どうして、、そんなに冷静なの?まさか、、」


「責めるのも、、怒るのも、、後にして?とりあえずは、見送りに行かなきゃでしょ?」


「、、、わかった、、」


ガリルは一度戻り、服装を唱え、ケルトリックと学園に向かった、、

学園では、神父の一人が待っていた、、


「お待ちしておりました。あなた達がケルトリックとガリルですね?」


「えぇ、合っております。」


「では、こちらに、、」


二人は、神父に連れられ学園の治療室で冷たくなった二人の姿を見る、、

ガリルは、その二人の前で泣く、、


「どうして、、どうしてなの、、私たちを残していかないでよ、、行かないでよ!!アルケット!!!サリット!!ねぇ!!起きてよ!!」


「、、ガリル、、」


「あぁ!!うわぁぁぁぁ!!」


ケルトリックはガリルを二人から話す、、

そうして、神父が手を二人に向ける、、


「それでは、お二人の火葬を始めます。汝らは正しき魂、汝らは癒される魂、苦しくとも、悲しくとも、嬉しくとも、生き抜いた魂、ならば、汝らに与えられるは、浄化の炎、、「神秘纏いし焔(ヘブン・ファイズ)」、、」


神父が唱えると黄色に近い炎が二人を包む、、

その炎は、二人の傷を完全に治し、そして、燃やし尽くした、、

ガリルは、燃えつくされ、空になったベットにしがみつき泣いていた、、

ケルトリックは、小声で神父に言葉をかける、、


「ここでは、、襲わないんだな。」


「当たり前です。人の死とは尊きもの、、そして、学園の治療室は怪我人や病人を治す神聖な場所、、そんなところで血を流すことは、、「神」がお許しになるわけがないでしょう。それに、、彼ら二人はあなたのご友人では?」


「あぁ、、」


「ならば、どうして、泣かない、、の、、」


神父がケルトリックの方に向く、、

そこには、目に大粒の涙を浮かべたケルトリックがいた、、


「失礼しました。貴方でも泣くのですね、、」


「、、たとえ、「人」でなくなったとしても、、涙まで失った怪物になった覚えはない、、だが、、涙は時に自分の命を奪うもの、、だから、あまり泣かないのだが、、やはり、、幼き時代から一緒にいる者が死ぬのは、、なれないな、、」


「なれなくて正解だと思いますよ?なれるということはいいことですが、、涙すら忘れては生きているなど言えませんからね。」


「そうかい、、それじゃ、、私たちはもう帰るよ。次、会うときは、、殺し合いだね。神父さん。」


「そうなりますね。ですが、もし亡くなった人がいたら頼ってもいいのですよ?」


「もう、亡くならないことを祈るよ。」


「そうですか、、」


ケルトリックはガリルの肩に手を置く、、


「ガリル、、そろそろ行かなきゃ、、」


「け、、ケル、、で、、でも、、二人を置いては、、」


「大丈夫だよ。きっと、二人は天で私たちを見守ってくれてるよ。」


「、、、、、」


ケルトリックの言葉を聞いたガリルがベットから離れる、、


「じゃあね、、アルケット、、サリット、、絶対に、、絶対にケルトリックの力になるからね。」


ガリルがそう言った瞬間、、

二人の笑い声がしたように聞こえた、、

その声を聞いたガリルは、笑顔を浮かべ治療室を後にした、、


「ねぇ、、ケルトリック、、次はどこに行くの?」


「次は、、そろそろ「騎士」を起こさなきゃだからな、、「騎士」の封印を解きに行くよ。」


「え?「騎士」って、、あの「神勝国家」に喧嘩を売った「騎士」のこと?」


「そう、その「騎士」のこと。」


「で、、でも、「騎士」って言ったら、、三百年前の人間だよ?現代まで生きてるなんて、、」


「確かに、、生きているとはいいがたいな。」


「え?どういうこと?」


「今、「騎士」は自分に「不壊封印」を施した、、だから、生きても死んでもいない状態。それを、解いて「騎士」を起こそうってこと。」


「そ、、そうなんだ、、でも、「不壊封印」なんだよね?どうやって起こすの?壊すのは絶対に不可能だし、自分で封印したってことは、、誰も解き方がわからないんじゃ、、」


「それは大丈夫。封印の鍵は私だから。」


「え?ケルトリックが?」


「そう。正確に言えば、「賢者」の力が封印の鍵なの。「騎士」に「不壊封印」を教えたのは、私なの。もし、私たち二人が勝てない相手に会ったら、、「不壊封印」を発動させ生き残れ、、そう教えたから、、そして、鍵は、誰にもわたらないように、、私の、、「賢者」の力を鍵にしたの、、この力なら、、誰にも負けないし、誰にもまねできないからね。」


「じゃあ、、どうやって解くの?」


「それはね、、「賢者」の魔力を「不壊封印」に流して壊すの、、でも、私の今の魔力じゃあ、、氷像の部分しか壊せない、、」


「え?それじゃあ、、」


「だから、ガリル。力を貸して?」


「私?」


「そう、ガリルの「聖遺物」の力を貸してほしいの。」


「え?「聖遺物」の力?でも、、ケルトリックは「聖遺物」を使えるの?」


「いいや?私や「騎士」は使えないよ?「聖遺物」は「人」にしか使えない。でも、「聖遺物」の力を借りることはできる。だから、力を貸して?それと、、これも使えたら使って。」


ケルトリックは「死を伝える者(アズラエル)」をガリルに渡す、、


「こ、、これ!!」


「まぁまぁ、、使えたらでいいからさ?」


「そ、、そう、、ところで、、「騎士」ってどこにいるの?」


「ん?「騎士」はね、、この学園の下にいるよ、、」


「え?この学園に、、「騎士」がいるの!?で、、でも、そんな話、、聞いたことがないよ?」


「それはそうだ。汚点を自分たちから話すなんてことはしないよ。まぁ、、知ったからと言って、、たどり着けるがどうか分からにけど、、」


「え?それなら、、こうして堂々と向かって行くより、隠れたりして向かわないとじゃないの?」


「しなくていいの。相手は、きっと私が向かうことがわかっているからね。」


「どうして、分かるの?「未来を見通す者(ガブリエル)」は私が持っているのに?」


「確かにね、、でも、「死角無き者(メタトロン)」はあっちが有している。未来や過去が見通せなくても、現世の全てを見渡せる眼ってのは、、随分と厄介だからね。どこにいても、どんな力を使っても、、あっちには筒抜けってこと。」


ケルトリックとガリルが地下に向かって歩いていく、、

そのころ、地下では第一騎士団と第二騎士団、、そして、「三聖大司教」の一人が迎え撃つ準備をしていた、、


「、、本当に、、「賢者」がやってくるのか?」


「えぇ、私の目で見通せない魔術、、それを使えるのは「賢者」のみです。そして、実際に見通せず、元「三聖大司教」の「墓守」様が死んだ、、つまり、この学園で残っているのは、、この封印された石像、、「騎士」のみなのです。」


「そうか、、では、「死角無き者(メタトロン)」「負け無き者(サンダルフォン)」、、「賢者」と思わしきものと、六つの「聖遺物」を回収せよ。」


「「は!!」」


そうして、迎撃の準備は続々とできていく、、

ケルトリックとガリルは、「騎士」の封印を解くことができるのだろうか、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

この作品は不定期です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。