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「騎士」と「賢者」は偽りを使い世界を見る。  作者: 桜薔薇 青
第二章 再び回る歯車

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再起に向けて~過去の清算~

五つの「聖遺物」を持ったガリルが現れる、、

そうして、ガリルは自分がどちらに着くかを宣言する、、

その代償は、、

そして、ケルトリックは仇討ちをする、、

ケルトリックとアーデルの前に翼を五対持ったガリルが現れる、、


「、、っ!?が、、ガリル!?」


「ケルトリック、、私は、貴方の力になるよ。国を裏切ってもね。」


「そう、、ところで、、サリットとアルケットは、、」


「私に「聖遺物」を渡して、、それから、私はケルトリックのところまで飛んできたから、、分からない。」


「そうか、、アーデル、、」


ケルトリックがアーデルに聞くと、、

アーデルは頭を横に振った、、

ケルトリックはそれで二人がこの世にいないことを理解する、、

しかし、ガリルに気づかれないようにする、、


「、、ガリル、そろそろ「聖遺物」の使用を一度止めれば?それ以上は、体に負担がかかるんじゃない?」


「それもそうね、、」


ガリルが五つの「聖遺物」の同時使用をやめる、、

すると、ガリルの体は一切動かなくなった、、


「な、、なにこれ?」


「まだ、慣れてないのに使ったから、体から魔力と体力が一気に持っていかれたんだよ。本来、「聖遺物」なんて一つでも使えれば、「聖教騎士」の団長を張れるぐらい常軌を逸した力を与える物だからね。それを五つも使ったら、、それはそうなるよね。」


「ど、、どのぐらい動けないの?」


「さぁ?今まで、五つも使ってる奴は見たことないから、、見当もつかない、、でも、「聖教騎士」の団長クラスでも「聖遺物」の使用は最速でも半年~一年はかかったというからな、、まぁ、少し休んでいれば直るんじゃないの?」


ガリルが、横になる、、


「じゃあ、、私は、、少し、、寝るね、、」


ガリルが眠りに入る、、

ケルトリックはアーデルにガリルの近くにいることを命じる、、


「アーデル、、ガリルの近くにいてやってくれ、、」


「わかったわ。ケルトリックは?」


「私は、、少し、、仇討ちをしてくるよ、、」


「そう。気を付けてね?あいつの、、「聖遺物」は、、」


「いいよ。今、魔力を使える状態だからね、、」


「そう、、」


ケルトリックは二人を殺したものを探しに行った、、

そうして、ケルトリックは二人を殺したものを探し当てる、、


「お前が、、アルケットとサリットを殺した奴だな?」


「、、貴方は?それより、、何のことですか?」


「、、「聖遺物 死を伝える者(アズラエル)」、、」


「、、っ!?」


「反応したな?「騎士」のことを殺せなかったから、、アルケットとサリットを殺して「聖遺物」を回収するつもりだったのか?でも、二人はガリルに「聖遺物」を渡していたからなかった、、結局、、お前は何も出来ないんだよ、、」


「、、っ!!馬鹿にするなよ?」


「死を伝える者(アズラエル)」の「聖遺物」を使い、ケルトリックに襲い掛かる、、

だが、次に目にした光景は、、

真っ白な空間であった、、


「こ、、ここは、、」


「私が作り出した空間、、正確には「かつてあったかもしれない未来の墓地」だ。」


「、、ど、、どういうことだ、、」


「ここは、魔力が満ちている。だから、少量の魔力でお前のような奴でも、閉じ込めることができる。ここなら、、誰にも見られず、誰も助けには来ない。」


「、、ど、、どこにいるのだ!!何処から喋っているのだ!!」


「、、質問には答えない、、お前如きのために、、私の言葉を使わせるな。」


「、、っ!!ならば!!この空間ごと「死」を宣告してやる!!」


「死を伝える者(アズラエル)」が真っ白な空間の地面に手を触れる、、

本来であれば、触れた相手に無条件の「死」を与えることができるのが、、「聖遺物 死を伝える者(アズラエル)」だが、、この空間は、ケルトリックが言ったように「未来の墓地」、、すでに、無くなったものには、、その力は適応されないのである、、


「な、、ど、、どういうことだ!?どうして、崩壊が始まらない!!」


「はぁ、、お前は、、力もなく、知性もないのか、、よく、、それでなれたな?「三聖大司教」に、、いや、今は降ろされたのか、、」


「、、っ!!黙れ!!」


「死を伝える者(アズラエル)」が叫ぶと同時、、

彼の胸に手が貫かれていた、、


「、、がっ!!こ、、これは、、」


「、、、、、」


「だが!!これでお前は!!ぶっ!!「死」だぁ!!」


「死を伝える者(アズラエル)」が見たのは、、

目の前に立つケルトリックの姿であった、、

ケルトリックの手はしっかりと両手がそろっていた、、


「あっ!?ど、、どうじ、、て、、そろって、、がっ!!」


「よく見ろよ。それは誰の手だ?」


彼は、突き刺さっている手をよく見る、、

そこには、「三聖大司教」を経験したものにしか与えられないはずの、、

天使の羽を模した金の指輪があった、、


「ご、、ごれは、、「三聖大司教」の、、金色の羽、、」


「そうだ。そして、私は「三聖大司教」ではない、、そして、この空間に、他の「三聖大司教」は入ってこれない、、なら、、その手は?」


「お、、俺、、の、、」


「お前は、、その手に触れたな?」


ケルトリックがそう言うと、、

「死を伝える者(アズラエル)」は、まるで宝石のように変わり、音を立て、地面に落ちた、、

それを、追うように彼も倒れこむ、、

ケルトリックはゆっくりと近づいていく、、


「、、お前は、、驕りが過ぎた、、「人」は驕れば失敗をする、、そして、「神の使い」の力を扱うものが、、そのような愚行を犯せば、、待っているのは「死」だけだ、、だから、与えられた時に言われたことを守り、教育をすべきなのだ、、でなければ、、「神」が罰を与えなくとも、、誰かによって罰は与えられる、、」


ケルトリックは、宝石となった「死を伝える者(アズラエル)」を回収し、真っ白な空間から去っていた、、

真っ白な空間に残された彼の遺体は、、分解がされていった、、


「あの空間は、、「墓地」、、あの場で死んだものは、、空間に呑み込まれる、、まぁ、、名前もないようなものだ、、存在が消えようと、、誰も分からないというものだ、、それより、、」


ケルトリックは、手の中にある「死を伝える者(アズラエル)」を見つめる、、

そして、おもむろに魔力を流し込む、、

しかし、紫に近しい色を放つだけで何も起きなかった、、


「、、やはり、、私や「騎士」には反応しないか、、はぁ、、わかっていたが、、「人」ではないと視覚的に見せられるのは、、少し心に来るな、、」


ケルトリックは、「死を伝える者(アズラエル)」を収納し、、

ガリルのもとまで歩いて帰っていった、、

「三聖大司教」、、「死を伝える者(アズラエル)」の訃報は、、

すぐに、「聖教」本堂に伝わった、、


「ご報告をいたします!!元「三聖大司教」、、「墓守」様がただいま、、消息を絶ちました、、」


「、、っ!?何!?あやつが持っていた「聖遺物」は、、我々の中でも、、最上位クラスの「聖遺物」だ、、だというのに、、」


「消息を絶ったということは、、もう、この世に存在していないことを表している、、そして、「三聖大司教」が乗っている本を読んでいたのだが、、彼の名前が今、本から消えた、、昔に書かれた本から消えたということは、、彼の存在は、、この世にもうないということだ。」


「なら、、どうして、我々は彼を覚えている!?」


「我らは、「聖遺物」を有しているだろ?「聖遺物」は「神の使い」の力、、つまり「世界」の一部なのだ、、「神」はすべてを知り、全てを覚えてられるという、、つまり、その「使い」の力を有している我々も、、力は劣るが、、似たような力を持っているということだ、、」


「、、っ!!ならば!!報告はどうやって来た!!」


「各地にいる「聖教騎士」たちからだろう、、第二騎士団までしか今はないが、、それまでは第七騎士団まであったのだ、、それらの残党の中にも「聖なる武器」を有している者はいる。そう言った武器は、「教皇」様が洗礼したからできるのだ。「聖遺物」には遠く及ばないが、、「世界」の一部であることは変わりない。そう言ったものたちからの報告であろう、、報告だけならば、、存在を知らぬともできるからな、、」


「、、っ!!な、、なら、、本当に、、「墓守」は、、」


「今はどうやって殺したかが重要だ!!我々を殺せるものが今!!この時代にもいるというのであれば!!その者がこれ以上力をつける前に殺すべきであろう!!「教皇」様を交えて話し合いを始めるぞ、、」


そうして、報告を受けた「三聖大司教」は対策を練るために部屋を後にした、、

これから、ケルトリックとガリルが戦う相手は、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

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