再起に向けて~戻る力~
アガレット、サリットがフリセルによって倒される、、
サリットは胸に弾丸を受け、、
そんな、サリットの前に、、
そうして、ケルトリックは目的のものを、、
「、、っ!!あ、、アルケット、、アルケットが、、」
「ガリル。声を抑え呼吸に専念しろ。少しでも速度が落ちれば、一瞬で打ち抜かれるぞ。」
「、、う、、うん。」
「アルケットは、、死んだのだろうか?」
「死んでないことを祈るしかないだろう。」
「ケルトリック、、お前はどうして、そうにも落ち着いている?」
「相手はこの山に慣れ切った者、、そんな奴の前で少しでもうろたえてみろ、、それこそ、格好の的だ、、それに、私はお前たちのことを信じている。だから、先に進めるというものだ。」
「なるほど、、なら、、たどり着けよ?アルケット。」
「、、あぁ。」
サリットが後ろを振り向く、、
それと同時に、弾丸がサリットの目の前に現れる、、
サリットは、反射的に手を出し、弾丸の軌道をずらした、、
「、、いっ!!くそ、、その銃、、音がしなかった、、どういうことだ?」
「これは、、私に与えられた「聖なる武器」、、「音無き聖銃」、、この銃に音はない、そして、私はこの銃とともに生きてきた、、そんな、私から、、お前ら如きのガキが逃げられるわけがないだろうが、、」
フリセルは、再び銃をサリットに向ける、、
打とうと、引き金に指をかける、、
しかし、サリットがすぐさま風を発生させる、、
「風が吹けば、弾丸の軌道はズレる!!さぁ、打ってみろ!!」
「、、その程度でどうにかできると思ったか?」
フリセルが銃を放つ、、
サリットは風で弾丸がずれ、自身に当たらないと思った、、
しかし、サリットの予想に反し、フリセルの弾丸は、正確にサリットの胸を打ち抜いた、、
「、、っ!?」
「、、少しずれたな、、なるほど、、風の影響は少しはあったようだな、、」
「、、がっ!!む、、胸を、、ど、、どういうことだ、、」
「この銃は普通じゃないといっただろ?」
サリットが胸に打ち込まれた弾丸を魔術で調べる、、
すると、微量だが魔力が込められているのがわかった、、
「こ、、これは、、魔力による保護膜を形成させ、打ち込んだのか、、」
「その通り、この銃は自分で魔力を生成する機関、、「魔力製造機構」が組み込まれている。この機関が組み込まれている武器は、使用者の魔力に関係なく、魔力による保護膜を自動的に形成する。よって、弾丸が受ける摩擦熱や空気抵抗と言ったことを無視できる。そして、この機関の燃料は、空気中にある物質から魔力を取り出すため、魔力切れも起きない。」
「ははは、、それは、、随分と、、」
「私が自分の実力で手に入れた。「聖教」が保有する「最優武器」の一種だから。」
「、、たどり着け、、一瞬だが、、時間は稼いだんだからな、、ガリル、、ケルトリック、、」
サリットが前のめりに倒れこむ、、
「胸を打ち抜いた、、放っておいても死ぬだろ。」
フリセルは倒れこんだサリットの横を走り抜ける、、
サリットの胸からは絶え間なく血が流れ続けていた、、
そこに一人の女性が現れる、、
「あら?知ってる魔力が向かってきていると思ったから、、ここまで降りて来たのに、、ガキが一匹倒れているだけだわ。」
「、、だ、、誰だ、、まさか、、あいつ以外にも、、」
「あら?生きてたなのね、、しぶといわね、、さすが、「騎士」が見逃した奴らの末裔なだけはあるわね、、」
「、、、、、」
「あれ?気を失った?まぁ、いいわ。」
女性がサリットに手をかざす、、
すると、サリットの血が急速に固まり、胸の出血が止まる、、
「さて、、それじゃ、、私は、待ってようかな。」
女性はまるで煙のように消えた、、
走って逃げ続ける、ガリルとケルトリック、、
「はぁ、、はぁ、、あ、、あと少し?ケルトリック、、」
「あ、、あぁ、もう少しだよ。ガリル。」
「サリットと、、アルケットが、、時間を稼いでくれたから、、たどり着くんだね、、」
「あぁ、、あと、、もう少し、、、」
二人の目の前に錆びた剣が突き刺さっているのが見える、、
「あ、、あれが、、この山に刺さった剣、、「騎士」が持っていたとされる、、「龍すら斬るもの」、、あの剣がアルケットの欲しい物?」
「えぇ、、あの剣に、、私の、、」
ケルトリックが手を伸ばし、足を進めていると、、
フリセルが追いつく、、
「それに触るな!!それに触れば、、お前は立派な犯罪者だ!!」
「触っても、、触らなくても、、お前は撃つだろ?なら、、私は賭けをする!!」
ケルトリックが剣に触れる、、
それを見た、フリセルが弾丸を放つ、、
しかし、その弾丸は、ガリルによって防がれる、、
「、、っ!!お前も邪魔をするのか!!そんな、犯罪者の味方をすればどうなるか!!他の二人が証明していただろう!!それでも!!お前はそいつの味方をするのか!!」
「眉一つ動かさない、、あんたより!!ケルトリックの方がいいってだけの話よ!!「旋風魔術 突発的脅威の風」!!」
ガリルが放った風は、地面を削りながらフリセルに迫る、、
しかし、フリセルは走り出した、、
「走ったて!!無駄なのよ!!」
ガリルがフリセルを追尾するように風を追わせる、、
しかし、それこそがフリセルの狙いであった、、
「、、真正面じゃ、、風に邪魔されて、、打ち抜けないからね。追ってくれて、、感謝するよ、、」
フリセルは、体をねじりながら正確に、迅速に銃口をガリルに合わせていた、、
そして、フリセルは、引き金を引き、弾丸がガリルに迫る、、
「、、っ!!」
「さぁ、、どうする?お前らはまだ、複数の魔術を使えないだろ?私を追っている風を消せば、私はもう一度、弾丸を放つ、、だが、自分の身を守らなければ、、お前は弾丸を受け、最悪死ぬ、、さぁ!!どうする!?」
「、、っ!!わ、、私は!!ケルトリックを信じる!!」
ガリルは、フリセルを風で追うことを選択する、、
それは、ガリルが自分の体でフリセルの弾丸を受けるということ、、
フリセルの弾丸は正確にガリルの致命となる場所に的確に飛んできていた、、
ガリルは、それがわかった上で覚悟を決めていた、、
「、、素晴らしいな、、お前のその献身、、「聖教騎士」ならば、、輝いたというのに、、」
フリセルの弾丸がガリルに当たるその瞬間、、
ガリルの顔と弾丸の間に剣が入り込み、弾丸が弾かれる、、
「、、っ!?」
「自分の命を投げ出して、私のために動いてくれて、、ありがとう。ガリル。」
「け、、ケルトリック?」
ガリルが腰を抜かし、その場で座り込む、、
すると、ケルトリックの肩に一人の女性が現れる、、
「、、アーデル、、久しぶりだな。」
「もう少し寝てたかったけど、、あんたが「騎士」の封印を解けるって言うのは聞いてたから、、力を貸してあげるの、、それでも、私が持っているあんたの力は、、一割程度よ?」
「一割もあれば十分、、こっちは一割もない状態で「神聖国家」と戦ったのよ?それに、、「魔道具」に頼るような奴には負けはしないよ、、」
「、、っ!!貴様!!」
フリセルが銃を構える、、
しかし、ケルトリックはすでにフリセルの銃の下にいた、、
フリセルは、驚きながらも距離を取ろうとするが、、
ケルトリックは、逆袈裟切りで銃ごとフリセルを切り裂いた、、
「、、っ!!ば、、バカな、、」
「自分は負けないと思った?だから、、お前らは負ける、、「全てを護る者」もそうだった、、後悔をして死ね。」
フリセルは力なく地面に倒れ、目から光を消える、、
ケルトリックが今までに見せたことない速度を見せたことに、、
ガリルが驚いていると、、
ケルトリックがガリルに手を伸ばす、、
ガリルはケルトリックの変化に気づき、話を聞く、、
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