再起に向けて~山の災難~
学園の図書館で話しかけられるケルトリック、、
ケルトリックはその話を信じ、、
そして、三人の目の前に現れたのは、、
「ねぇ、、ケルトリック、、本当に行くの?」
「えぇ、本当に行くのよ、、別についてこなくてもいいのよ?ガリル。」
「むぅ、、また、そんなこと言って、、ケルトリックは魔力がないんだから、、このおねぇちゃんに任せなさい!!それに、、」
「ん?それに?」
「いいや!?な~んにもないよ!!」
「そう、、」
「ところで、、残りの二人は?」
「さぁ?怖気づいたんじゃない?」
「誰が怖気づいたって!?えぇ!?」
「うるさい、、この森は立ち入り禁止なんだ、、見つかったら怒られるどころの話ではないぞ?少しは、静かにできないのか?アルケット。」
「おぉ!!そうだったな!!サリット!!」
「だから、、静かにしろと、、」
「はぁ、、結局全員そろってるし、、全く、、どうなっても知らないよ?」
「そういう、、お前が一番危ないだろうに、、」
四人がそんな話をしていると、、
目の前に大型のモンスターが現れる、、
「、、っ!?このモンスターは、、「山削熊」、、その強靭な爪は軽々と、岩や人を切り裂く、、私たちが、あいつの相手をした場合、、勝てる見込みは、、ゼロだ。」
「ならどうする?サリット。」
「そ、、それは、、」
「簡単な話だよ、、逃げるんだよ!!」
ケルトリックは、木々の隙間を這うように走って逃げていく、、
「は、、早っ!?ち、、ちょっと待ってよ!!ケルトリック!!」
「ガリル、、よく、そんなにふざけならがら走れるな、、」
「あったり前でしょ!?私は、いっつもあんたのこと運んでんだから。」
「そうだったね、、」
「おいおい!!まだ追いかけてくるぞ!!あの熊!!」
「いいから走れ!!アルケット!!」
四人は逃げ続ける、、
「はぁ、、はぁ、、い、、一体どこまで、、走るんだよ、、」
「あるやつが、、私たちを助けるまで、、」
「はぁ!?な、、何言って、、どこにもそんな人影は、、」
「アルケット、、ケルトリックの言葉を信じれないなら、、ここで死にな?」
「たまに思うが、、お前は、、ケルトリックのことを信じすぎだぞ?ガリル。」
「あら?今更気が付いたの?アルケット。」
「あぁ、、厄介なやつに好かれたな、、ケルトリック。」
「知らない。どうでもいいよ。」
そんな会話をしながら、まだ走り続ける、、
数十分後、、
四人の体力が底をつきそうになる、、
「はぁ、、はぁはぁ、、」
「け、、ケルトリック、、そ、、そろそろ、、体力が、、」
「そ、、そうだ、、お、、俺たちも、、体力が、、」
四人の足に力が入らなくなり、その場で倒れる、、
熊は、ゆっくりと近づいてくる、、
「、、っ!!このままじゃ、、「火炎魔術 燃える小球」!!」
アルケットが魔術を熊に向かって放つ、、
しかし、熊は一切の傷を負わなかった、、
「、、っ!!き、、傷がつかない、、」
「これは、、まずいね、、」
熊が爪を振り上げる、、
そして、四人に爪を振り下ろそうとする、、
すると、乾いた音が鳴り響く、、
「、、っ!?な、、何!?」
「、、当たりだ、、やっぱり、、ここまで来て正解だった、、」
「え?どういうこと?」
ケルトリックが言葉をこぼすと同時に、、
熊が倒れる、、
「、、っ!?く、、熊が!!」
「は、、ははは!!俺の魔術が効いたんだ!!」
「そうだったらいいな、、」
ケルトリックが軽くあしらう、、
すると、森の奥から声が聞こえる、、
「お前らは誰だ!!何の用でこの森に入ってきた!!」
「、、私たちは学園に属するもの!!この山にある剣について聞きたいことがありここに来た!!」
ケルトリックが答えると、、
銃を持った人物が歩いてくる、、
「学園?学園の生徒がどうしてこの森に入っている?この森に入るには、許可書が必要なはずだろう?それはあるのか?」
「そ、、それは、、」
「ここにあるよ。ほら。」
ガリルが許可書を見せる、、
許可書を見た銃を持った人物は、銃を下ろして口を開く、、
「持っているなら、、歓迎をしよう。そう言えば、剣についてであったな。とりあえず、小屋に来るといい。」
四人はその人物についていく、、
そうして、小屋に着いた四人は、中に入り、用意されていた椅子に座る、、
「さて、、お前らはどうして剣について知りたい?」
「学園にて、歴史に関することを学ぶ授業がありまして、実物を見て来いということで許可書をいただきまして、この山に入ったのですが、、熊が活動している時期という子は知らずに襲われてしまったのです。」
「なるほど、、だが、学園からそのような話は聞いていない。この山に、学園けいゆうで入るのであれば、この山の管理を任されている、この私に、話が来るはずなんだがな?」
「そ、、それは、、」
「時にお前ら、「聖遺物」について聞きたいことがあるんだが、、」
「え?「聖遺物」ですか?「聖教」が管理している物ですよね?」
「あぁ、だが、三百年前に五個の「聖遺物」が紛失しだんだ。その「聖遺物」は「全てを護る者」、「全てを治す者」、「未来を見通す者」、「太陽を持つ者」、「海を持つ者」の五個だ。」
「へぇ、、」
「それでな、、その五個は、持ち主がいない場合もしくは持ち主を認めていない場合は、、宝石のようになる。ピンク、水色、緑、赤、青の色になる、、」
「そうなんですね。初めて聞きました。」
「そうか、、ところで、、お前ら三人の耳にあるその飾り、、随分と色合いが似ているな。」
喋っていた人物が銃を取ろうと椅子から勢いよく立ち上がる、、
それを見た、ケルトリック以外の三人は逃げようする、、
しかし、それでは間に合わないと判断したケルトリックは机を蹴り飛ばし、銃の発射を阻止した、、
その瞬間、、四人は扉を勢いよく開け、再び山を走る、、
「くそ!!結局こうなるのか!!」
「あはは!!ごめんねぇ!!皆!!」
「お前が謝る事ではないぞ!!ガリル!!今回は失敗しただけの話だ!!がはは、、っ!!」
アルケットがいきなりガリルを蹴り飛ばす、、
「、、いっ!!何するの!?アルケ、、」
ガリルが振り返るとアルケットの足が打ち抜かれていた、、
「、、っ!!アルケット!!」
「止まるな!!頂上を目指して走れ!!」
「ガリル、、行くよ。」
「、、っ!!うん!!」
「よしよし、、そうだ、、動けない奴は置いていけ、、」
アルケットが足を抑えながら地面に転がっていると、、
銃を持ったものがアルケットに近づいてくる、、
「自分を犠牲にするほどの者たちなのか?あいつらは。」
「、、はっ!!お前如きが理解できるわけがないだろうが!!」
「そうか、、ならばお前を殺して「聖遺物」でも回収しようか、、」
「そうか、、なら、最後ぐらい名前を教えてくれよ。」
「まぁいいぞ?私は、「聖教騎士 第四副団長 フリセル・ブリフセル」だ。」
「は?「聖教騎士」は、、第二騎士団までしかないだろうが、、」
「それは、「聖遺物」が無くなってしまったからだ。だから、お前らから「聖遺物」を回収できれば、、戻るんだよ!!」
フリセルが銃を構え、アルケットに向かって放つ、、
しかし、放たれた弾丸はアルケットの眼前で何かに阻まれかのように回転していた、、
「な!?ど、、どういうことだ!?」
「さぁな?神のご加護ってやつじゃないか?俺にかまっていたら、、あいつらを取り逃してしまうかもしれないぞ?なぁ?今は亡き第四副団長さん?」
「、、っ!!クソガキが、、」
フリセルは、怒りを覚えながらも残りの三人を追いかけるため、アルケットのことをまたぎ追いかけていく、、
そして、アルケットはフリセルの弾丸を止めていた、自身の魔術を解く、、
「、、っ!!はぁ、、はぁはぁ、、こう言った繊細なことは苦手であったが、、何とかできた、、」
アルケットは気を失った、、
フリセルから逃げる三人、、
その中で、ケルトリックは山の頂上にたどり着けるのだろうか、、
お読みいただきありがとうございます。
誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。
高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。
この作品は不定期です。




