神が去った国~治す者の覚悟~
「騎士」が進んでいると、、
ある場所に着く、、
そして、その場所にて新たな団長に合う、、
しかし、「騎士」はその場所を、、
「騎士」と「賢者」が「神聖国家」にて「蹂躙」を続けていた、、
その最中「騎士」はある建物の前で止まった、、
「ここは、、治療所か?」
「騎士」が呟くと、、
いきなり、治療所の扉が開き、二人の騎士が現れる、、
「だ、、誰だ!!ここには戦闘能力を持つ者はいない!!」
「、、あ?」
「、、っ!!あ、、あいつは!!「太陽を持つ者」!!」
「え?ど、、どういう、、」
「お前も早くしろ!!あいつは、、今、この国を襲っているやつだ!!ここで、、私たちが倒れれば、、中にいる者が皆死ぬ!!」
「、、っ!!「海を持つ者」!!」
「、、お前たちも、、「聖遺物」を持っているのか、、だが、、随分と薄い色と淡い翼だな、、「聖遺物」は「信仰」がそのまま”力”に変わる。だから、「信仰」が強いものは、纏う”色”は濃くなり、翼も白く美しくなる。だが、お前らは、纏う”色”は薄く、翼も白くはあるがどこか淡い、、つまり、お前らは「信仰」をそれほど持っていないということだ、、」
「だ、、だから何だというのだ、、もし、そうだとしたら見逃してくれるのか?」
「あぁ、いいぞ?あくまでこの「蹂躙」は「神」を裏切ったものを根絶やしにするもの。だが、お前らは「神」を裏切っていない。だから、見逃してやってもいいぞ?」
「、、ありがたいが、、それでは今まで死んでいった者たちの無念が張らされないというものだ!!そして、何をもって「信仰」とするのだ!!我々はこの国に「信仰」をもって所属している!!」
「、、なるほど、、つまり、命を捨てるというのか?中にいるやつらを見捨てて、、お前らの力は中にいる者たちにとってとても大切なものなのではないか?」
「、、っ!!ど、、どうして、、」
「で?どうする?命を捨てるのか?それとも、、中にいる者たちを助けるために国を捨てるか、、どちらにする?」
「騎士」が二人の騎士に問いを投げていると、、
「賢者」が「騎士」のいるところにたどり着く、、
「どうした?いきなり、こんなところで止まって。」
「我が主、、ここは治療所なのですが、中にいる怪我人を見捨てるのか、国を見捨てるのかという問いを投げかけている最中です。」
「、、なるほど、、だが、この国にいる者は全員「蹂躙」するといっただろ?」
「ですが、相手は怪我人とそれを治そうとするものです。我々が「蹂躙」をするのは「神」を裏切ったもの、、今、目の前にいる者たちは「神」が定めた「善意」の形そのものです。そのようなものたちを殺してしまえば、、我々が「神」を裏切ってしまいます。」
「、、、なるほどな、、「神」が定めた「善意」か、、確かに、「弱きものはどんな時であろうとも助けろ」というのは、、形ある「善意」の一つではあるな、、ならば、ここの判断はお前に任せる、、が。早めに終わらせろ。私、一人では時間がかかってしまうからな、、」
「ありがとうございます。我が主。」
「賢者」は「騎士」の命令をすると、、
「賢者」は再び「布」を操り、「蹂躙」をするためにさらに進んでいく、、
「さて、、我が主からも許しを得た、、どうする?」
「、、、、、」
一人の騎士が悩んでいると、、
もう一人の騎士が口を開く、、
「わ、、我々は!!この治療所に来た怪我人たちを守ります!!たとえ、、それが国を裏切る行為であったとしても!!我々は「神」が定めたことを守るために!!「聖教騎士」になったのだから!!」
「、、そうか、、お前は?」
「わ、、私も、、その意見には賛成です、、ですが、私はこの国に救われ、この国に育てられ、この国に忠義を貫いてきた、、」
「ならば、死を選ぶか?」
「だが!!私は、苦しむものを助け、生きたいと願うものを生かし、死を願うものには死を与える!!人が持つ希望と真意を汲み取り、人を導く存在になりたい!!そのような願いをもって「聖教騎士」になった!!ならば、ここで選ぶのは怪我人だ!!たとえ、それが国を裏切る行為だとしても!!」
「、、良し!!分かった!!その心意気!!素晴らしいの一言だ!!ならば、これは僕からの選別だ、、」
「騎士」が「聖遺物」を一つ投げる、、
それは、「騎士」が回収をした「未来を見通す者」であった、、
「こ、、これは、、ヴァイリ第三団長の、、「聖遺物 未来を見通す者」!?」
「あぁ、そして、、我が主。」
「ん?お前の方から「念話」とは、、珍しいこともあるものだ。それでどうした?」
「はい。我が主。我が主が持っている「聖遺物」を渡してくれないでしょうか?」
「あぁ、いいぞ。今、「布」を操ってそちらに送るよ。すまないが、転移魔術は魔力を食うからね、、今は使えないからめんどくさい方法になるが、、」
「ありがとうございます。では、もう少しだけ待っていてください。」
「あぁ、わかった。」
「騎士」と「賢者」の「念話」が終わる、、
それから、数分後、、
地面を這う蛇のように「布」が「聖遺物」をもって「騎士」に近づいてくる、、
「来たな。」
「騎士」が「布」から「聖遺物」を取る、、
その「聖遺物」を二人の騎士に渡す、、
「こ、、これは!!「全てを護る者」!!ウリサエル第四団長の「聖遺物」!!わ、、私たちよりもはるかに強い二人を、、こ、、こんな短時間で、、」
「まぁ、、強かったんじゃないか?そんなことはどうでもいい。僕は、召喚魔術は使えなくてな、、だが、召喚魔術以外にも呼び出す方法はある。例えば、影から呼び出すやり方、下に置いたものを呼び出すやり方など、、だが、どちらも条件は難しい。影から呼び出す方法は、相手を倒し、相手に負けを認めさせ、そして、体を捨てさせることが条件であり、下に置いたものを呼び出す方法は、相手を服従させ、その者を戦闘にて完全に上回ることが条件だ。そして、、今からやるやり方は、唯一「神の使い」を呼び出せる方法だ。」
「騎士」が説明を終えると、、
冥刀を二人が持つ「聖遺物」に向ける、、
すると、「聖遺物」が光りだす、、
「、、今回は、、怪我人を守るということで、、”彼”がいいだろう。」
「騎士」がそう言った瞬間、、
「聖遺物」が二人の騎士の手から離れ、宙に浮く、、
すると、「聖遺物」が円を描くように回り始める、、
「聖遺物」から半円の透明でまるで水のようなまくが治療所を覆う、、
「こ、、これは、、水なのか?」
「いや?水に見えるだけだ。このまくは「結界」だ。これで”彼”の呼び出しが可能になった、、ほら、、聞こえるだろ?」
「騎士」がそう言うと、、
周囲の大気を揺らすほどの低音が聞こえる、、
「こ、、これは、、鯨?」
一人の騎士が言い当てると、、
二人の騎士の頭上で回っていた「聖遺物」の円の中心から白鯨が現れる、、
白鯨は、低音を鳴らしながらまくが張られている中を泳いでいた、、
「な、、何なんだ?あの生物は、、」
「生物じゃないよ。「神の使い:漂う白鯨」だ。”彼”は温厚だが「神の使い」を長年やっている。だから、”彼”は「神」の領域に近い所にいる。”彼”が守ってくれるのであれば、僕や我が主たる「賢者」の攻撃であってもここに一切の傷や埃は来ない。そして、今、この空間は「無菌」状態だ。安心して直したまえ。」
「、、か、、感謝を申し上げます。「騎士」よ。」
「いいよ。見逃すと言ったからには、無傷でなければならないからね。ところで名前を聞いてもいいか?」
「はい。私は「聖教騎士団 第五団長 アルト・リアリス」です。」
「お、、俺、、いや、私の名は「聖教騎士団 第六団長 メルト・リアリス」です。」
「お前らは双子であったか、、まぁ、どうでもいいが。中にいる者は?」
「、、怪我人のことですか?それとも、、」
「中にいる「聖教騎士」についてだ。隠す必要もないだろうに。」
「、、中にいるのは「聖教騎士 第七団長 グライド・ヒーリント」です。持っている「聖遺物」は「全てを治す者」です。」
「そうか、、ならば、決して怪我人を殺すなよ?治すのに取捨選択はあれど、、その命、気力を尽くし治せよ?」
「「はい!!」」
二人の騎士が敬礼を「騎士」にする、、
その敬礼を見て「騎士」は再び走り出した、、
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