山に囲まれた国~終結?~
「賢者」が大罪魔法を使う、、
オーガリストも「半神」として戦う、、
「賢者」は時間稼ぎを、、
オーガリストは暇つぶしに、、、
二人の戦いは、、
「賢者」が「七人の王の晩餐会」を発動させる、、
「賢者」の覚悟を見たオーガリストは「人」として戦うのではなく、、「半神」として戦うことを決める、、
「誇れ。お主は我が「半神」として殺すと決めた人間の一人になったぞ?我が「半神」として戦った人間はお前含め五人だ。」
「それは、、光栄だね。ところで、残りの四人を聞いても?」
「あぁいいぞ?一人目は世界をまたにかけた大冒険家「幻明かし」の二つ名を持つ者だ。あいつは、厄介だったな、、何せ、あいつの前では全てが明るみになるからな、、結局、「半神」としての腕力で殺してやったわ。
二人目は大陸を恐怖に貶めた怪物だ。言葉は通じなかったが、、その力は、「半神」、、ましてや「神」にすら届くほどの力を有していたな、、
三人目は空間すら震わせるほどの怪鳥になれる人間だ。その巨体は、羽を広げれば空すら覆ってしまうほどの大きさ、、その巨体から発せられる声は、空間すら震わせ、討伐に携わったものたちが次々と倒れていったな、、
四人目は、我も力を借りた「世界蛇」を刃すらついていないただの棒で、ぶつ切りにできるほどの剣の腕が立つ剣聖、、「神切り」だ。あいつの剣は、「神」にすら届くほどの腕だ、、我は一度受けてみたが、、あれは受けるべきではなかったな、、」
オーガリストが「賢者」以外の四人の話をする、、
その間、「賢者」が大罪魔法の威力を上げるため、魔力を練り続けていた、、
「、、、っと、この程度だ。どうだ?力の方はだいぶ溜まったか?」
「気づいてたの?」
「あぁ、そんなに禍々しい魔力、、気づかぬ方がおかしいわ、、」
「そう、、なら、私もお返しに教えてあげる、、大罪魔法の起源を。」
「賢者」が大罪魔法について語る、、
オーガリストはそれすらも時間稼ぎだと気づくが、、
なおも話を聞き、時間を作る、、
「あぁ、聞かせてくれ。力が溜まるのにまだ時間がかかりそうだからな。」
「、、あっそう、、なら、話すわね、、まず、大罪魔法って魔法は、「暴食、怠惰、傲慢、強欲、嫉妬、色欲、憤怒」の七大罪の魔法を一つにまとめた魔法だ。だから、全ての魔法を同時に発動可能であり、魔力量も馬鹿にならない、、七大罪の魔法は、本来、存在しないはずの魔法だ。例えば、「暴食」の魔法だ。この魔法は、「魔法、概念、事象すらもくらう魔法」、、そんな馬鹿げた魔法、、存在してはならない。でも、存在をしている、、それは、この魔法の本質が「全ての生物、神が願った魔法」だからだ。七大罪のどれもが、その本質を持っている。「全ての生物」は、より良い生活を、より強固に、より凶暴に、より強い力を、、など、色々と願ったがゆえに形を成したもの、つまり「業によって生み出された、業を食らう魔法」それが大罪魔法もとい七大罪の魔法だ。
「神」は、より簡単に、より安易に、より簡易にと、、人の裁定をしたがゆえに、その存在を黙認した。」
「、、そんな、経緯があったのか、、それは知らなかったな。では、その「概念にして物体の魔法」を我に打つのかね?」
「あぁ、十分に溜まったからな、、受け取れ!!」
「賢者」の七輪の光輪が全て光り、一点に集約する、、
オーガリストはその光景を見ても動かずにいた、、
「避ける準備はしないのか?オーガリスト。」
「あぁ、そんなに頑張って溜めたものなんだ、、そんなものを避けたら、、可哀そうだろ?だから、真正面から受けてやる。打ってこい。」
オーガリストがそう言うと、、
両手を軽く広げる、、
それは、「自分は動かないから当てろよ?」という無言の圧であった、、
「賢者」は、オーガリストの行動を見て、殺気を籠め、一点に集めたものをオーガリストに一直線に放つ、、
オーガリストは、本当によけず、「賢者」の魔法に当たる、、
その威力は、上空にあった雲を吹き飛ばし、大地にあった木々を吹き飛ばし不毛の地にするほどの威力であった、、
「本当に、、防御を取らなかった、、でも、直撃だ。たとえ「半神」であるオーガリストであっても無傷ということは、、」
「賢者」が呟く、、
しかし、運命は「賢者」の願いを鼻で笑っていた、、
オーガリストは、「賢者」の魔法を食らってもかすり傷どころか、肩に着いた煙を払うほど余裕を見せていた、、
「長い間溜めた割には、、あまり威力がなかったな、、それに、周りにあった霧のようなものに関して攻撃性を持ち合わせていない、、この程度で、、我が倒せると思ったのか?」
オーガリストが「賢者」をにらむ、、
「賢者」はその睨みを受け、少しだけ後ずさりする、、
「ほぉ、、貴様、恐怖をしているのか?というか、、お主に恐怖というものがあったのか。」
「それは、、私だって人間よ?恐怖だってするに決まっているでしょう、、」
「そうか、、そうか、、だが、安心してよいぞ?」
オーガリストがそう言った瞬間、、
「賢者」が眼前に現れ、胸を手刀で貫いた、、
「お主の人生はここまでだ、、世界に嫌われた者よ、、我は「自然の神 ガイリストア」が夫、、「山岳国家 アスマウガリス」の初代「王」にして「山王 オーガリスト」その人である。お主如きでは勝てないと知りながらも挑んできたその心意気、、誠にあっぱれであった、、お主の名は墓石に刻んでやろう「、、の賢者」よ。ん?何か、、忘れたような、、まぁ良い。お主の体は、あいつに見せてやろう。」
オーガリストは「賢者」の肉体を持つ、、
しかし、「賢者」の肉体はまるで布のように軽かった、、
だが、オーガリストはそんなことを気にせず、「騎士」のもとまで飛んでいく、、
「やはり、、空を飛べるというのは便利なものだ、、「山の精霊」にも飛行を覚えさせようか、、我が常々「半神」でいるわけにはいけないしな、、」
オーガリストが独り言を言っていると「騎士」が倒れているところに着く、、
「騎士」は魔力と体力を回復させるために仰向けで日が当たるように休んでいた、、
「騎士」は何者かが、近くに降りた感覚を感じ、視線を送る、、
「あ、、貴方は、、オーガリスト!?どうしてここに、、」
「実はな、これを見せたくてな。」
オーガリストが布のように軽い「賢者」を「騎士」の目の前に投げる、、
一瞬、何なのか分からなかった「騎士」であったが、、注視しているとそれが何なのか察する、、
「、、っ!!我が主!!どうして!!貴方様が負けるなど!!」
「あははは!!その叫び!!その悲痛に歪む顔!!それが見たかったのだ!!お主らが「神獣の影」を壊したから我がこの世に再び顕現ができた!!もし!!お主が「神獣の影」を破壊せず、マウストを見殺しにすれば!!このようなことは起きなかったのにな!!あははは!!」
オーガリストが勝利のあまり冷静さを欠いた豪快な笑いを出す、、
オーガリストは勝利の味をかみしめながら、興奮を抑え、冷静に話をする、、
「ふぅ、、さて、「従順たる騎士」よ。お主は我に付くか?それとも、その哀れな主に着くか?どっちだ?」
オーガリストが「騎士」に問いかける、、
「騎士」は一切の迷いもなく答える、、
「私は、我が主を裏切りません!!お前なぞに付くぐらいならば殺せ!!」
「そうかい、、残念だよ。この国はこれから更なる強国になるというのに、、」
オーガリストは躊躇もなく「騎士」の首を斬り飛ばず、、
その感触は、木に近かった、、
「あっけないな、、これが世界に嫌われた者なのか?本当に、こんなやつらが脅威だったのか?まぁいい、、此度の戦いは我の勝利、、このまま、、「山岳国家」に帰るとするか、、」
オーガリストがそう言いながら、「山岳国家」の方面へ進んでいく、、
それから数十分ほど歩き、周囲を一望できる場所に着く、、
「う~ん、、一面、木々だ、、一切「山岳国家」の輪郭すら見当たらない、、どうなっているのだ?だが、我が我が国の場所を間違えるわけがない、、」
オーガリストはそう言いながらさらに歩いてく、、
それからまた数十分が過ぎる、、
ニ十分、、三十分と過ぎていくが一向に「山岳国家」の輪郭すら捕らえられない、、
「ど、、どうなっている?もう、、三十分ほどは歩いているはずだ、、なのに、、どうして、、どうなっているのだ!?」
オーガリストは疲れ果て、叫びをあげた、、
しかし、周囲から物音を聞いて近づいてくる生物も現れず、、
オーガリストは孤独を感じ、再び足を動かし始めた、、
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