山に囲まれた国~世界蛇の、、~
オーガリストが世界蛇と戦う、、
その対決は、、
そして、「賢者」の目的は、、
世界蛇とオーガリストがにらみ合っていた、、
「これが、、世界に嫌われた者の切り札か?」
オーガリストが呟く、、
先に動いたのはオーガリストであった、、
「動かないなら、、先手は貰おう。」
オーガリストが「王の偽杖」で世界蛇を叩こうとする、、
しかし、世界蛇はオーガリストの目の前から消えた、、
「、、っ!?ど、、どこに、、」
オーガリストが探そうと視線を動かそうとした瞬間、、
オーガリストは頭上から叩かれたように落とされる、、
「、、っ!!このままでは、、激突だ、、」
オーガリストは山を操り、木々で衝撃を吸収した、、
だが、世界蛇が追撃に来る、、
「大地が近くにあるのであれば、、我の方が有利だ。」
オーガリストが山を操り、世界蛇にぶつける、、
しかし、世界蛇はその攻撃をまるで意に介さず、オーガリストを叩き潰そうとする、、
「効果なしか、、」
オーガリストは再び山を操り、世界蛇の攻撃を受け止める、、
「ここは、、「山岳国家」からはだいぶ離れてしまったな、、」
「あんなに上空に飛ばされたら、落下点も相当ずれるだろうに、、というか、、よく、その巨体の攻撃を防いだな、、オーガリスト。」
「、、「賢者」、、ここまで飛んできたのか?随分と我が死ぬところを見たいのだな、、」
「それもあるが、、お前の体はガレット王の体だ、、それが叩き潰されたら困るのでな、、」
「そうか、、だが、、この程度で我が倒せると思うか?」
「どうだろうな、、お前が「世界蛇」相手にどこまでできるか、、私は知らないからな、、まぁ、、頑張ってみろ。私はその光景を見ているだけだからな、、「空間魔法 見るは現実に起きしこと」。」
「賢者」は魔法を発動させると離れていった、、
オーガリストが世界蛇の攻撃を耐えていると、、
世界蛇はいきなり力を緩め、引いていく、、
「な、、何だ?いきなり、、引いていく、、」
オーガリストが山を操り、体を起こす、、
周囲に世界蛇がいないか探す、、
しかし、その姿、影すらもどこにもなかった、、
「、、こ、、攻撃をやめて帰った?しかし、、帰ったならば「賢者」が襲ってくるはずだ、、「賢者」も襲ってこず、どこかに行った、、一体、、どういうことなのだ?」
オーガリストが疑問に思っていると、、
突然、オーガリストの足元が揺れる、、
「、、っ!?じ、、地震か!?何故いきなり!?」
オーガリストが驚いていると、、
ある事に気づく、、
「いや待て、、地震にしては木々が揺れていない、、揺れるというより、、倒れている?それも、、「折りたたまれるように」、、」
周囲の木々は次々と倒れていく、、
その倒れた木々が徐々にオーガリストに近づく、、
「ど、、どういうことだ!?倒れた木々が近づいた、、いや、、近づいているのは木々じゃない、、大地だ、、大地がまるで津波のように四方八方から押し寄せてくる、、」
オーガリストが気づいた時にはすでに「山岳国家」周辺の山々と同じぐらいの高さにまでなっていた、、
だが、オーガリストは周囲の大地を操れない、、
オーガリストが操れるのは、あくまで山のみ、、
つまり、押し寄せてくる大地にとってオーガリストが取れる行動はたった一つ、、それは、、岩石にて自身の守りを固めることのみ、、
「、、っ!!息苦しいから嫌いだが、、押しつぶされてしまってはどうしようもない、、岩石よ。我を囲いて脅威から守れ。」
オーガリストは再び岩石で守りを固める、、
すると、押し寄せていた大地がオーガリストを中心とした一か所に集まり、岩石を押しつぶさんとする勢いで集まってくる、、
「、、っ!!これは、、すさまじいな、、だが、我ならば耐えられる。」
オーガリストは言葉の通り、押し寄せてくる大地から自身の身を岩石の守りで守り切っていた、、
それから、数分後、、
押し寄せてくる大地がその動きを止める、、
「や、、やっと、、止まったか、、しかし、いきなり何だったのだ?これも、「賢者」の仕業なのだろうか、、いや、このような体が原形を保たないような攻撃はしないはずだ、、この体は「山岳国家」の現国王のもの、、「返してもらう」と言っておった以上、、下手に傷はつけられるはず、、ならば、この隆起は何だったのだ?」
オーガリストが考えていると、、
ある一つの答えにたどり着く、、
「地面の隆起、、一点に集中、、巻き込み、、まさか、、確か、「騎士」が言っていたのは「世界を飲む蛇」、、蛇は飲み込む前に相手を締め上げる、、そして、「世界蛇」はこの世界そのものを飲む対象としている、、この地面の隆起は、、」
オーガリストは急いで自身を覆っていた岩石を操り、地上までの穴を掘り進める、、
そうして、岩石の隙間から光が見えると少しだけ岩石をどかす、、
オーガリストが目にしたのは、、、
大きな口を開け、オーガリストが防いでいた押し寄せる大地ごと、飲み込もうとしてた「世界蛇」であった、、
「やはり、、こやつは、押しつぶせないと判断した瞬間、、周囲の大地ごと締め上げ飲み込もうとしたのか、、ならば、、その口、、山にて埋めてやるわ。」
オーガリストは自身の足元にある押し寄せた大地を山と認識した、、
認識した山をオーガリストが操り、世界蛇の口に向かって行く、、
そして、口に入った瞬間、、
山は、まるで蓋のように世界蛇の口を覆った、、
「どうだ、、これならば息もできず窒息するだ、、」
オーガリストが勝利を確信する、、
しかし、口の塞がれた世界蛇はさらに口を開け、塞いでいた山の岩石を丸呑みした、、
「、、丸呑みにしやがった、、さらに口開けられるのか、、」
オーガリストが驚いていると、、
世界蛇はさらに締め上げるために体を巻き始める、、
「、、っ!!丸呑みは諦めて締め上げるつもりか、、それはまずいな。」
オーガリストが脱出を試みる、、
しかし、世界蛇の締め上げはオーガリストの速度ははるかに超えていた、、
オーガリストはその速度に何もできずに締め上げられた、、
「、、結局、、締め上げられたか、、やはり、神話に出てくるような怪物が相手では、、たとえ「神」の夫とはいえ勝てないか、、まぁ、純粋な神獣と半神の元人間では、、結果は明確であったか、、では、ガレット王の肉体を回収しに行こうか、、」
「賢者」が魔法を解き向かう、、
そうして、着いた「賢者」が目にしたのは、、
「、、これは、、どういう状況だ?」
「賢者」が目にしたのは、、
ぶつ切りにされた世界蛇であった、、
「これは、、切られているのか?この巨体をぶつ切りに、、しかもこれほど綺麗に切れるものなのか?」
「それは、「王の偽杖」を使ったからだ。危なかったぞ、、危うく締め上げられて殺されるところだった、、」
「、、何をしたの?オーガリスト、、世界蛇は、貴方の力では勝てないはずの相手でしょ?」
「あぁ、我一人ではな?だが、「王の偽杖」の能力を忘れたのか?」
「、、なるほど、「死者の魂を呼び戻す」、、それで、「神切り」の魂を呼び戻したのか、、」
「あぁ、しっかし、、「神切り」の二つ名は伊達じゃないな、、「王の偽杖」とはいえ、、鋭利な刃物ではないのにぶつ切りにするとは、、」
「、、「世界蛇」を倒したら終わりだと思ったのか?」
「貴様が我の相手をするのか?「大地の雫」で我を殺すことはできないのだろ?」
「そうだな、、でも、殺し方がないわけじゃない。」
「ほぉ?どうするつもりだ?」
「簡単な話だろ?お前が山を操り、「大地の雫」を使う前に殺せばいいだけだ。」
「やってみろ。」
オーガリストと「賢者」の戦いが本格化する、、
オーガリストは「大地の雫」をすぐに使えるように、自身の周りに岩石を浮かせ、その岩石の上に「大地の雫」を置く、、
「賢者」はオーガリストを一撃で殺せるように魔力を練る、、
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