山に囲まれた国~蛇たちの集い~
ガレットの体を媒体にオーガリストが現れる、、
「賢者」が敵対を避けるために本音で話す、、
しかし、オーガリストは話を聞かない、、
「賢者」では刃が立たない、、
「騎士」はある提案をする、、
ガレットの体を媒体にオーガリストが現代に顕現する、、
マウステントは「山の精霊 マウスト」であった、、
オーガリストはマウストを殺し、その力を手に入れた、、
「さて、、どうする?世界に嫌われて者よ。どうやって、我を倒す?」
「、、正直、、今、あんたを倒せるほど私には力がない、、だから、帰ってくれないか?こっちは「神獣の影」を倒した後にあんたとなんて、、無理だからな、、」
「賢者」が本音を漏らす、、
しかし、オーガリストはその言葉に対して、山の重量攻撃で答えた、、
その攻撃を「賢者」は「冥炎魔法」にて穴をあけた、、
「、、やっぱり、、避けられないか、、」
「まだまだ、、できるではないか?のぉ?世界に嫌われた者よ。」
「あんたが、、「大地の雫」を使ってすぐに回復するから私の打つ手がないんだよ、、」
「賢者」が再び言葉をこぼす、、
すると、「騎士」が口を開ける、、
「わ、、我が主、、」
「どうした?」
「い、、今のままでは、、オーガリストは倒せません。」
「あぁ、そうだな、、だからどうするかと考えているところだ、、」
「ですので、、私が詠唱をして「三理蛇」を呼び出し、、「この世の全てを飲み込む蛇」を呼び出します、、」
「まて、、何を代償にする気だ?お前は、今、体力も魔力もない、、」
「はい、、私の”生命力”を代償に差し出します、、」
「ふざけるな!!そんなことをすれば!!「神代」の時代から生きているお前であっても!!危険すぎる!!」
「我が主、、今はそんなことを言っている場合ではございません、、それに、、「三理蛇」と「世の飲み込む蛇」を呼び出したとしても、、数十万年ほど、、私からしれ見れば、、瞬きの一瞬です、、」
「、、わかった。詠唱を含めどのぐらいかかる?」
「、、ありがとうございます。五分ほどいただければ、、」
「騎士」がそう言うと、、
「賢者」が「騎士」から離れていく、、
「、、山王 オーガリスト!!」
「ん?やっとやる気になったかい?世界に嫌われた者よ。」
「あぁ、お前を倒せるかもしれない算段が立ったのでな、、」
「そうか。」
オーガリストが杖を軽く動かす、、
すると、山が動き、「賢者」に向かって落ちてくる、、
「賢者」がその山を「冥炎魔法」で再び溶かす、、
「その攻撃は見た!!」
「なら、、これは?」
「賢者」が溶かした岩々から鋭い金属が襲う、、
「賢者」は金属を防御魔術で防ぐ、、
「、、「神獣の影」が壊れたから戻ってきたのか、、しかし、溶かしたものまで操れるとは、、「山の精霊」とは、、恐ろしいな、、」
「それほどまでに「精霊」の力というのは強いのだよ、、何せ「精霊」とは「神」の力の残滓が形を持ったものだからな。」
オーガリストがそう言うと、、
再び山を「賢者」に向ける、、
だが、今度は「賢者」が「言霊魔法」を使う、、
「すまんが、、それは勘弁してくれ、、「言霊魔法 我が声は停止の始」!!」
「賢者」が唱えると、、
オーガリストを含めて世界の時が止まる、、
しかし、オーガリストはその停止を力で破ろうとする、、
「、、っ!!今のうちに詠唱をしろ!!「騎士」!!」
「、、ふぅ、、「生と死を現し、人を、獣を、、導く輪廻を司りし蛇よ、、その姿を現世に現れよ!!「輪廻の蛇」!!」
「騎士」が一匹目の蛇を呼び出す、、
その蛇は空に浮き、ゆっくりと回っていた、、
オーガリストはその間も停止を破ろうと力を入れながら少しづつ動く、、
「、、っ!!どんな力してんのよ!!」
「、、司りしは母なる海、、生物の揺りかごよ、生物の安寧よ、、荒れ狂い、無音の海を泳ぐ蛇よ、、その姿を現世に現れよ!!「拇海の蛇」!!」
「騎士」が二匹目の蛇を呼び出す、、
その蛇は、森をまるで海のように遊泳していた、、
オーガリストの停止が破られようとする、、
「、、っ!!とうとう腕が動いてる!!早く!!」
「、、不死に近しきものよ、、全てを殺す毒を持つ者よ、、人を恐怖に、神を死に導くものよ、、増える多頭の蛇よ、、その姿を現世に現れよ!!「黒不死の蛇」!!」
「騎士」が三匹目の蛇を呼び出す、、
その蛇は、山岳国家の中心で堂々と体を持ち上げていた、、
オーガリストは停止をとうとう破る、、
その衝撃により「賢者」が吹き飛ぶ、、
「、、っ!!」
その隙を見逃さず、オーガリストは「賢者」に向かって行く、、
しかし、「騎士」は呼び出した「三理蛇」をオーガリストの足止めに使う、、
「、、「三理蛇」、、「輪廻」「海」「不死」という人が憧れ、届かぬもの、、それを司る三蛇、、だが、、それを超えるものまた人間だ。」
オーガリストが静かに言う、、
それと同時に「三理蛇」が攻撃をする、、
「輪廻の蛇」は輪廻をさまよう者たちに仮の肉体を与え、オーガリストに向かわせる、、
「拇海の蛇」は、自身が泳いでいた森をまるで海のように波打たせ、大地そのものをオーガリストにぶつけようとする、、
「黒不死の蛇」は、二頭をオーガリストに向かわせ、残りの頭はそれぞれ毒をオーガリストに飛ばした、、
「、、っ!!「三理蛇」を同時に相手にするのは初めてだ。」
オーガリストは冷静に対処を始める、、
「輪廻の蛇」の攻撃は、「王の偽杖」を使い、肉弾戦で次々と倒していく、、
「拇海の蛇」の攻撃は、山を操り、相殺をする、、
「黒不死の蛇」の攻撃は、山を操り、二頭の攻撃を防ぐ、毒による攻撃は、自身を岩石で囲い防いでいた、、
「、、「三理蛇」の同時攻撃をそれぞれ的確に防いでいる、、どんな状況判断と対応力だ、、でも、、これで”あいつ”を呼び出せる、、」
「ふぅ、、どうやって呼び出すんだ?」
「、、「三理蛇」と生命力を媒体にして呼び出します。ですので、、また、お願いしますね。我が主。」
「はいはい、、わかったわよ、、」
「賢者」が少し息を整える、、
そして、「三理蛇」の攻撃が終わったと同時に「賢者」が攻撃を仕掛ける、、
「ほぉ、、矢継ぎ早に来るか、、良き判断だ、、」
「賢者」は「冥炎魔法」でオーガリストが岩石から出れないようにした、、
その隙に「騎士」が再び詠唱をする、、
「、、世界を締め上げる蛇よ、、世界を飲む蛇よ、、再びその巨体をもって世界を包め、、三つの理を司りし蛇と「神代」より生きし者の生命をもって、その姿をこの世に現せ!!「世界蛇」!!」
「騎士」が詠唱を終えると「三理蛇」がそれぞれ溶け始める、、
「三理蛇」が完全に溶け、一か所にまとまる、、
すると、「騎士」が苦しみ始める、、
「、、っ!!がっ!!はぁ、、はぁ、、あぁ!!」
「耐えろ!!「騎士」よ!!」
「賢者」が励ます、、
そうして、約一分後、、
「騎士」の苦しみが引く、、
「三理蛇」と「騎士」の生命力を媒体に一匹の蛇が現れる、、
しかし、その姿は誰の目からも認識できずにいた、、
「おい。呼び出せたのか?」
「えぇ、ですが、その巨体故、、見えてないのでしょう。」
「そ、、そうか、、なら、魔法を止めるぞ?」
「賢者」が魔法を止める、、
オーガリストが岩石の防御を解く、、
「もういいのかい?あのまま、燃やしていれば酸素が無くなり、窒息するかもしれなかったのに、、」
オーガリストがそう言った瞬間、、
「賢者」と「騎士」の目からオーガリストが消えた、、
オーガリスト自身も何が起こったのか理解できずにいた、、
「な、、何だ!?いきなり横から衝撃が来たと思ったら、、雲の上まで来ていたぞ!?」
オーガリストは何者かによって雲の上まで連れ去られていた、、
そこでオーガリストが目にしたものは、、
雲の上、オーガリストの目には水平線が映っていた、、
だが、そんな、オーガリストの目にもう一つだけ映るものがあった、、
それは、水平線とオーガリストの目との間に頭だけしか見えないほどの巨体を有する蛇の顔であった、、
「こ、、ここまでとは、、少なくとも頭だけでニ十kmはある、、それほどの巨体で、、我やあの二人の目に見えないほどの速さ、、これは、、気を引き締めなければな、、」
オーガリストが「王の偽杖」を力強く握る、、
しかし、その巨大な蛇は、オーガリストが立っていても決して全体には届かないほどの巨大な眼でオーガリストをしっかりととらえていた、、
蛇は、一切動かない。それは、獲物をえらうが故か、未知が相手が故か、、
いずれにせよ、オーガリストも動けずにいた、、
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この作品は不定期です。




