山に囲まれた国~策の結果~
「騎士」が「神獣の影」に捕まる、、
しかし、二人は焦らず作戦を続行する、、
二人の間合いの取り方は歴戦のものであった、、
そして、「ガイリストア」が現れる、、
「神獣の影」が「騎士」に迫っていく、、
「神獣の影」よりも早く回収するために、さらに加速する「賢者」たち、、
「、、っ!!このままではまずい!!「神獣の影」が「騎士」にたどり着いて殺される!!どうにか加速できないのか!?アーデル!!」
「無茶言わないでよ!!私は「冥刀」、、人を殺す道具よ!?そんな、私が人助けや加速の力なんて持ってるわけないでしょうが!!」
「あぁそうかよ!!なら、、「突風魔術 押し出す風の借り手」!!」
「賢者」が魔術を唱える、、
すると、二人の背後を風の手が押し、速度を上げる、、
「、、っ!!これは!!防風はないの!?」
「こんな状況で付けるわけがないだろうが、、それに、、口を開けるな。舌を噛むぞ、、」
「、、っ!!」
「賢者」の魔術で「騎士」との距離はみるみる縮んでいく、、
しかし、「神獣の影」は巨大な体を変形させ、液体のように木々の隙間を抜けていった、、
「、、っ!?な、、何あれ!?」
「、、「神獣の影」、、どおりで「騎士」が後れを取るわけだ、、「最適化」、、ここまで厄介とはな!?あれは、「液体の体の食酸」、、悪食と呼ばれる怪物だ、、」
「それは、、まずいんじゃないの!?」
二人が突風の中会話をしていると、、
「神獣の影」は「騎士」のいるところに着く、、
そして、「神獣の影」は触手で「騎士」を持ちあげながら徐々に体を戻していく、、
しかし、日の出よりも太陽が出たことにより、体はだんだんと縮んでいく、、
「ぐるぅ、、がぁ、、」
だが、「神獣の影」はそんなことお構いなしによだれを垂らしながら、「騎士」を締め上げる、、
だが、その腕を「賢者」が切り飛ばす、、
「、、この光景は、、二度目か?「神獣の影」、、」
「ぐるぅ、、がぁぁぁぁ!!!」
「、、っ!!すさまじい咆哮だな、、日の出から相当時間が立って、姿が小さくなったというのに、、」
「油断しないでよ、、「賢者」、、」
「当たり前だ、、それに、、作戦は継続だ、、」
「えっ!?まさか、、」
「国内まで引っ張るぞ、、」
「はぁ、、わかった、、わよ!!」
アーデルが斬撃を飛ばす、、
「神獣の影」は「騎士」を持ったままその斬撃を躱す、、
「放せよ、、というか、、持ったままで私の攻撃を躱すか、、」
「神獣の影」が攻撃に転じようと構えをとる、、
しかし、「賢者」とアーデルは後ろに下がりながら攻撃を続ける、、
「、、このままだ、、このまま、、」
「賢者」とアーデルを追いかけるように「神獣の影」は前に歩いていく、、
その間も「神獣の影」は攻撃をしようとしていた、、
しかし、二人が保つ間合いは「神獣の影」が手を出せず、二人が一方的に手を出せる絶妙な間合い、、
歴戦のものであるがために可能な高度な引き寄せであった、、
「、、「賢者」、、この後ろが門よ、、でも、私たちでは開けられない、、どうするの!?」
「、、いるだろ?この状況で冷静に指示が出せて、死ぬ覚悟があるこの国の最高権力者が、、」
「、、まさか、、開けられるの!?下手したら本当に飲み込まれるわよ!?」
「、、いいから。今は信じるしかない、、」
二人が門前に着く、、
「神獣の影」が近づいてくる、、
そして。「神獣の影」の攻撃が届く間合いになった瞬間、、
門が開き、二人は転がり込む、、
「無事か!?」
「いいタイミングだ!!ガレット王!!」
そして、「神獣の影」は国内に入る、、
その瞬間、、「神獣の影」の姿がさらに小さくなっていく、、
「光が弱まろうとも、、影が存在しにくい場所では、、姿は保てないだろう。」
「賢者」の発言の通りに「神獣の影」はどんどんと小さくなっていく、、
「神獣の影」は維持しようと影を探す、、
「影なんてないぞ?今から影を作り出すものは壊すからな、、」
「賢者」がそう言うと、「賢者」は魔術を唱える、、
すると、土が影を作る家屋などを土の中に埋めていった、、
「これでどうだ?さぁ、、どうする?」
「、、がぁ、、、ぐるぅ、、あぁ、、あぁ、、やっと喋れる、、」
「、、っ!?こ、、言葉を、、」
「あ?あぁ、、まぁ、喋れるよ。俺は「神獣の影」、、「自然の神 ガイリストア」様の「神器 生命の源」の”欠片”、、正確には片側だ、、人のまねごとぐらいできる。」
「、、どうして、いきなり言葉を使った?」
「ん?それは、、もうすぐで日が頂点に達するだろ?日が頂点に達するってことは、この世界に影が無くなるってことだ。でも、そんな世界でも、影を持ち、社会性を持っている生物、、それは、「人間」だろ?だから、そいつらのまねごとをした方が色々と都合がいいことが多いから。言葉も同じだ。」
「、、ならば、答えろ。お前の目的はなんだ?」
「、、俺たちを侮辱する「愚器」の気配を感じた、、「愚器」を使うってことは俺たちに喧嘩を売ってるってことだ、、だから、喧嘩を売ってきたやつを殺して、国を潰すことにした、、この世界に教えてやるために、、俺たちに喧嘩を売ったらどうなるかを、、」
「、、なら、その愚者を連れてくればお前はこの国を残すのか?」
「いいや?そんな愚者を作り出した国も同罪だ。」
「なるほど、、なら、、わかり合えるわけはないわな!!「冥炎魔法 天地突き抜ける炎柱」!!」
「賢者」が巨大な炎柱で「神獣の影」を囲む、、
それは、「冥炎魔法」による強烈な光源により「神獣の影」の一時的な完全抹消のためであった、、
しかし、人の言葉を操るほどの知性を持つ「神獣の影」は冷静に対処する、、
「俺は、、「神器」、、「大地の雫」と対を成す存在、、「大地の雫」はあらゆる怪我、病気、、挙句には命そのものを治す、、そんな「希望の神器」の反対は、、「絶望の神器」でなければならない。俺が持つ権能は、、あらゆる生物、植物、現象を消滅させる、、まさしく、「死の具現化」なんだよ。」
「神獣の影」が「冥炎魔法」に向け手を向ける、、
すると、「冥炎魔法」は一瞬にして消え、周囲に太陽の光が降り注ぐ、、
「、、わ、、私の魔法が、、消えた!?」
「俺を殺したいなら、、持ち主か「大地の雫」を持ってこい!!」
「神獣の影」がそう叫ぶ、、
すると、持ち上げていた「騎士」がいきなり声を発する、、
「望み通り、、貴方の持ち主が来ましたよ。「死生装置 神獣の影」。」
「騎士」から持ち主しか知らない名前を呼ばれ、「騎士」を話し距離を取る、、
「、、掴みあげ、呼んで来い言っておきながら、、来たら落とす、、しつけが足りなかったようですね。」
「、、お、、お前は、、いや、、貴方は、、」
「忘れましたか?あなたの主を、、」
「ガイリストア」の冷たい一言で周囲の空気が重くなる、、
「賢者」、アーデルすら固唾をのんでいた、、
神の圧、、圧倒的で絶対の権能を持つ「神器」、、ですら、言葉を発することを許されないほどの圧であった、、
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