山に囲まれた国~会話~
「騎士」が目を覚ます、、
しかし、そこは「山岳国家」ではなく、、
「観測者」と話す「騎士」、、
「騎士」が呼ばれた理由は、、
「神獣の影」のブレスにより意識を失う「騎士」、、
そんな「騎士」が見ていたのは、、
「ここは、、「虚無」か、、ということは、、私は死んだのか?」
「いいや?死んじゃいないよ。それに、、ここは「虚無」に似ている場所だ。」
「、、貴方は、、「観測者」ですね?」
「あぁ、初めまして。今までずっと見てたよ。「神々の騎士」さん。」
「本当にずっと見ていたのですね。では、話し合う前に一つだけ質問をしてもいいですか?」
「どうぞ。」
「貴方は、ここを「虚無」に似た場所だと言いましたね。」
「あぁ、そうだよ。」
「似た場所だというのなら、、私は死んだのですか?それとも瀕死なのですか?」
「、、どちらでもないかな?君は死んでいないし、瀕死でもない。ただ、意識を失っているだけ。君の回収をレースしているけど、、」
「そうですか。私の回収などどうでもいいですけど、、」
「というか、、”私”なの?さっきまで「神獣の影」と戦っていた時は”僕”って言ってたじゃん?」
「、、そうですね、、まぁ、、今までずっと見ていたなら、、いいか。僕が”僕”と名乗る時は、戦うと決めたときか、気を許している時だけだ、、」
「なら、今はどっちだい?戦う?気を許してる?」
「、、どっちかって言うと、、気を許してる方かな。まぁ、こんな話はどうでもいい。どうして、僕をここに呼んだ?」
「ん?今を生きてる奴で意識を保ってここにいられるのは「賢者」か「騎士」だけ、、そんなときに、「騎士」、、君がちょうど意識をなくしたからここに呼んだ、、ただそれだけ。それ以上も、以下もないよ。」
「そうか、、僕の人生はどうだった?「観測者」としての意見を聞かせてくれ。」
「、、誉め言葉がいいか?けなすような言葉がいいか?それとも、、本音で行ってやろうか?」
「、、誉め言葉やけなす言葉はいいかな、、そう言った言葉は、僕が生きている証拠だから、起きている時に欲しいから、、本音かな?」
「そうか、、じゃあ、、感想は「紆余曲折を得て、正解を見つけられたかい?」と言った親のような感想かな?」
「、、どういう意味だ?」
「、、君は、「神代」に生まれ、あまたの神と友になり、敵になってきた、、なのに、君はそんな経験を積んできたというのに君はいまだに友達でいると思っている、、そんな、心持ちは、、意思の強さは誰もが持っている物ではない、、何度心を壊した?何度命を捨てようとした?そんな人生を歩んできて、お前は正解を見つけられたか?」
「、、映像と文字だけで、、よく、、そこまでわかりますね。心は分からないというのに、、」
「わからないからと言って、考えられないわけではないのでな。」
「、、そう、、ですか、、正解を見つけたか、、でしたね?」
「あぁ。」
「逆に聞きますが、この世界に正解はあるのですか?正解は人が決めるというのに、、」
「さぁね?正解は人が決めつけたものだろうと、世界が決めたものだろうと、、どちらでもいい。でも、正解は決めておいた方が何かと楽だろ?」
「楽観的ですね、、「観測者」というのは心を持たないのですか?」
「持ってはいるよ?ただ、心を動かさないだけ。君が、人を殺すときと同じだ。能面のようにしているだけだよ。」
「、、それを言われたら、、何も言い返せないな、、ふぅ、、正解はいまだに見つかっていません。正解を探すとすごい疲れるんですよ、、だって、自分の正解なんて、自分しか知らないでしょ?それなのに、他の人たちを見ていると正解を見つけていると思ってしまう、、おかしな話でしょ?自分のがわからないのに、他人のがわかるなんて。だから、僕は思ったんですよ。正解なんて存在しない、、正解を持っているのは「自分をだますか、見つめなおしたものにしか訪れない」と、、そんなものはただの願望だというのに、、」
「そうか、、じゃあ、お前は正解を見つけてないんだな?」
「、、随分と、、短縮しましたね。」
「だってなげぇんだもん、、まぁ、正解が見つかっていないんだったらそれでもいい。君は、まだ、悩めるってことなんだから。よかったな。まだまだ、伸びしろがあるってことだ。これからも悩み、苦しみ、正解を見つけられるようにしな。まぁ、見つけなくてもいいけど。」
「、、ありがとうございます。」
二人の会話が終わると「騎士」の背後に光が現れる、、
「、、すまんな。引き止めてしまって。本当は、あの光に呼ばれてたんだ。それなのに、俺が引っ張ってしまった。ほら、行け。」
「お話ができて光栄でしたよ。「観測者」。」
「あぁ、俺も君の考えが聞けて良かったよ。「騎士」。」
「騎士」が光を通る、、
そして、目の前にいたのは「自然の神 ガイリストア」であった、、
「これは、、これは、、初めまして。ガイリストア様。」
「えぇ、、初めまして、、■■■■、、あれ?」
「すみません。どうやら、まだ、名前は言えないようです。」
「そう、、なら、「騎士」。時間がないので、単刀直入に言います。あなたの体を貸してください。私の「神器」、、「神獣の影」を止めるために。」
「、、そういうことでしたら。どうぞ。使ってください。このような、ボロボロの体でよければ、、」
「ありがとう、、」
「自然の神 ガイリストア」の体が光となっていく、、
光は「騎士」の周りを浮遊していた、、
「それでは、少しお借りいたしますね。「騎士」。」
「はい。」
光が「騎士」を中心に柱となっていく、、
そうして、「騎士」の眼は開く、、
その瞳の中には、緑色の神秘的なダイヤが現れる、、
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