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山に囲まれた国~作戦~

ガレットに連れられる二人、、

そこで話されたのは、、

そして、二人が出す作戦は、、

二人はガレットについていき、話を聞く、、


「いやぁ、、すまんなぁ、、茶菓子の一つも出せんで、、」


「大丈夫だ。それだけこの国は厳しい状態なのだろう?」


「あぁ、、普段であれば時々山で果物や野菜などが取れるのだが、、あの「樹林の獣」が現れてからは山に入れなくてな、、」


「そうか、、お前が飛竜に乗って森を見ていたのは、その「樹林の獣」が寄り付かず、果物や野菜を取れる場所を探していたのだな、、」


「、、まさか、今の話だけでそこまで察せるとは、、あっぱれだ。」


「、、ガレット様、、私たち、、民のために、、」


「お気楽王かもしれんが、、これでも国を思ってるんだぜ?」


「、、「樹林の獣」、、「騎士」の剣を弾き飛ばし、私たちの速度にもついてくる、、一体何なのだ?」


「賢者」が考えていると「騎士」が呟く、、


「、、「神獣の影」、、」


「あ?「騎士」、、その「神獣の影」ってのは何だ?」


「え?あぁ、、ただの予測ですよ。「神獣の影」は状況に応じて姿、形を最適に変えることができます、、ですが、影の中、あるいは影があるところ以外では姿を現せません。」


「なるほど、、この国は随分と明るいよな、、」


「えぇ、恐らくこの国の中心にある「光の蔓玉」が国中に「光の蔓」を張ることで「影」の侵入を防いでいるのだと思います、、ですが、「光の蔓」は密閉されていればされているほど光が増していきますので、、もし、門が開けば、、」


「、、「影」がなだれ込む、、」


「はい。」


「、、もし、、もしだぞ?私が魔法で「影」を消すと言ったら、、可能だと思うか?」


「、、我が主が「冥炎魔法」を使うのであれば、、可能だと思います。ですが、人が魔術で消し去ろうとするのであれば、、不可能ですね。「影」の一片でも残っていたらその時点で復活しますので、、」


「、、なるほどな、、ならば、「山岳国家」の周りを私の「冥炎魔法」で約千年間燃やし続けて、照らし続ければ「影」の侵入は防げるということか、、」


「えぇ、そのようにすれば、今まで通りに果物や野菜を取れるかと思います、、ですが、これはすべて予想、、絶対にこうなるというわけではありません、、候補の一つとしてください。」


「あぁ、わかってるよ、、」


「賢者」と「騎士」の話が終わると、、

「賢者」はガレットに声をかける、、


「ガレット王。」


「はい?」


「貴方は、自分の命を、、民の命を懸けれますか?」


「、、民の命は懸けれません、、ですが、わしの命ならばいくらでもかけましょう!!国は、わしがいなくとも回るように後継者は育てておりますから、、」


「そうですか、、では、私たちが話し合った作戦に乗っていただきたい。」


「それは、、どういった作戦だ?」


「まず、この国の民を一番、光の強いこの王城に集めてください。そして、数人で門を開け「影」を光で抑制しながら、少しづつ国内に入れてください。そこで、私が「冥炎魔法」を放ちます。「影」全体を包み込む炎の柱と国の周りを囲むように炎の円を張ります。それで「影」は消え、約千年は持つと思いますが、、この作戦は願望が大きい、、上手くいく保証はありません、、」


「、、それでこの国は守れるのか?」


「おそらくは、、」


「よし!!少しでも可能性があるのであればやりましょう!!」


「、、っ!?が、、ガレット王!?いいのですか!?」


「何がだ?」


「もし、失敗をしたら!!最悪の場合、、国が無くなり、王もいなくなる!!もし、生き残った者たちがいたところで国と王がいないのであれば、、路頭に迷ってしまいます、、」


「だから、、お前がいるんだろ?マウステント、、」


「ま、、まさか!?私は納得をしてあなたに渡したのですよ!?なのに、、」


「納得をしたからと言って、、拒否ができるわけではないだろ?頼んだぞ、、わしの懐刀よ、、」


「、、っ!!か、、かしこまりました、、ガレット王、、」


マウスはそう言うと部屋を後にした、、

そうして、ガレット王は口を開く、、


「さて、、これで準備は整いました。決行はいつにいたしますか?」


「、、明日にしましょう。ですので、今日中に民をこの城に、、」


「わかりました。」


「賢者」とガレットの「影」討伐の話が進む、、

そして、話が終わるとガレットは行動をする、、


「、、「騎士」。お前は門を開けるのを手伝え。お前がいれば、少人数で門を開けられる、、だから、手伝え。」


「、、かしこまりました。では、私は門で待機をしております。」


「あぁ。」


「騎士」が門へと向かうため「賢者」のもとを離れる、、

「騎士」が独り言を話す、、


「、、「神獣の影」、、「自然の神 ガイリストア」の「神器」の”欠片”、、だが、あの”欠片”は「寵愛を持つ者」か「大地の雫」に引き寄せられる性質を持つ、、だが、「寵愛を持つ者」は、、今のところはいないが、、「大地の雫」は「山岳国家」の反対の山にある、、「山岳国家」に「神獣の影」が襲い掛かる理由はない、、考えたくはないが、、「神獣の影」を引き付けるもう一つの物、、「人が作り出した愚器」、、「王の偽杖」、、持っているとは思いたくないが、、」


「騎士」がそうつぶやきならば門へと急ぐ、、


「やっとだ、、やっと、、この国の王が来る!!何年も待った、、何年も、、何年も、、「山岳国家」に必要なのは、、「山岳王」ではない!!「山王 オーガリスト」様!!ただ一人!!まがい物たちが納めていい国ではないのだ!!この「山岳国家 アスマウガリス」は!!」


そう叫ぶ謎の人物、、

謎の人物が持っている物が「賢者」たちの作戦を崩壊へと導く、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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