山に囲まれた国へ、、
霧が消える、、
二人は次なる国家を決める、、
そこは、、
「霧が、、晴れていきますね、、」
「そうだな、、」
「、、我が主、、その、、」
「お前が心配することなど一つもない、、」
「かしこまりました。」
二人はそんな会話をしながら歩き始める、、
「我が主、次はどちらに?」
「う~ん、、どうしようか、、」
「では、この先に山々に囲まれた国、、「山岳国家」がございます。そちらに向かわれますか?」
「聞いたことないが、、いつからある国なんだ?」
「この国は「星奏国家」、「想霧国家」の時代より二百年ほど前から存在している国です。ですが、この国は他国との接点を断っているので知らないのも無理はないかと、、」
「そんな国に私たちは寄れるのか?」
「大丈夫だと思いますよ。国同士の接点を断っているだけで、冒険者たちは宿泊できますよ。国民にはなれませんが、、」
「なるほど、、わかった。それならば「山岳国家」に行こうか、、何で行こうか、、」
「では、、「高速な蛇」での移動はどうでしょか?しなやかに動く体で山や木々の隙間を抜け素早く動けます。それに、地面をすべるように動けるため振動もございません。」
「それで行こう。呼び出せ。」
「賢者」が承諾し、「騎士」が「高速な蛇」を呼び出す、、
呼び出した蛇の背に「賢者」と「騎士」が乗る、、
「騎士」は「賢者」が堕ちないように「賢者」の横に手を置いて蛇は動き出す、、
「、、「山岳国家」には神がいるのか?」
「えぇ、「山岳国家」は珍しい国家でして、、「神」と人間が婚約をして生まれた国家です、、「神」の名は「自然の神 ガイリストア」、、その夫となったもの名は「山王 オーガリスト」です。」
「、、今の王は?」
「今の王は「優栄六王」にも選ばれている王、、「山岳王 ガレット」です。かの王は、自身で統治をおこないながらも、主体性を重んじる王です。」
「ほぉ、、それなら少しは楽しく過ごせそうだな、、」
「そうです、、ですが、最近の「山岳国家」にはよくない噂があるようです、、」
「よくない噂?なんだそれ、、」
「騎士」が噂について話そうとした瞬間、、
蛇が山に入る、、
すると、蛇の頭が何者かに噛み千切られてように一瞬で消えた、、
「、、っ!?な、、何だ!?」
「、、っ!!「騎士」!!飛び上がれ!!」
「賢者」の叫びに「騎士」が反応する、、
二人が飛び上がると蛇の体が森の奥へ引きずり込まれる、、
「、、長居するのはまずいな、、空が安全かもわからない、、走るぞ。「騎士」。」
「わかりました。」
「賢者」と「騎士」が足腰に力を入れ走る、、
その速度は蛇の速度を超えた、、
「疲れるから何かに乗っていこうと思ったのに、、結局こうなっては意味がないではないか、、」
「あはは、、噂につきましては「山岳国家」につきましたらお話いたします。」
「あぁ、、そうしてくれ、、それよりも、、蛇を襲った怪物は、、まだ追ってきているようだな、、」
「賢者」が呟いた瞬間、、
「騎士」の横の木々が次々と倒れていく、、
「、、はやっ!?この速度なら、、確かに「高速な蛇」に追いつけますね、、ですが、、硬さはどうですか!?」
「騎士」が見えぬ怪物に剣を抜き切りかかる、、
しかし、「騎士」の剣はその見えぬ怪物のうろこのようなものによって防がれた、、
「、、っ!?弾かれた!?」
「かまうな!!弾かれたのならばすぐに剣をしまい速度を上げろ!!」
「賢者」と「騎士」がさらに速度を上げ、「山岳国家」の門へと向かう、、
それから数分後走っていく、、
そして、「山岳国家」の門が見えてくる、、
「、、っ!!門が見えだぞ!!「騎士」!!死ぬ気で速度を保て!!」
「、、はい!!」
二人は「山岳国家」の門から少し離れたところから跳躍する、、
その跳躍は、二人の速度に比例するように門を越えた、、
「、、っ!!はぁ、、はぁはぁ、、生きてるか?「騎士」。」
「え、、えぇ、、はぁはぁ、、ここまで命がけの走りと跳躍は、、久しぶり、、でした、、」
疲れ切った二人は「山岳国家」の兵士たちに囲まれていた、、
「な、、何者だ!!何処から来た!?」
「わ、、私たちは世界を旅している者です。山を越えて、、「山岳国家」に来ようと思った所、、先ほど、山の中で見えぬ怪物に襲われて、、急遽であったため門を飛び越えさせていただきました、、」
「と、、飛び越えって、、この門の高さは人間が飛び越えられる高さではないぞ!?嘘も大概にしろよ!?貴様ら!!」
兵士の隊長らしきものが声を上げていると、、
奥から位の高そうなものが来る、、
「どうした!?何かあったのか!?」
「、、っ!!リーダー!!この者たちが門を飛び越えたと訳の分からないことを、、」
「何?門を飛び越えた?何を言っている?」
リーダーと呼ばれるものが二人を見る、、
「あ、、あんたがこの国の団長さんか?」
「あぁ、私は「山岳国家 アスマウガリス」の騎士団長、、皆からはリーダーと呼ばれています。「マウステント」と申します。」
「そうか、、私は「歴才の賢者」と呼ばれている、、隣で倒れているのは「従順たる騎士」と呼ばれている者だ。すまんが、、名前は名乗れないんでね、、「賢者」や「騎士」と呼んでくれ。」
「そうですか、、では、あなた達を拘束させていただきます。門を越えてきたかどうかはそこで聞きますので。」
マウスが二人を拘束しようとすると、、
天からいきなり声が聞こえる、、
「待て!!その者たちは拘束をする必要はない!!」
「、、っ!?この声、、ガレット様!?」
マウスが上を見ながら声を上げると、、
空から人影が落ちてくる、、
そして、地面に着地し土煙が立つ、、
「ちゃんと仕事をしているようで関心関心!!」
「ガレット王、、また、飛竜に乗って山々を飛び回っていたのですか!?」
「あぁ、そろそろ帰ろうと思った時に、見たことがない蛇がいてな、そいつを見ていると「樹林の獣」に襲われてな、、そしたら、そこにいる二人がものすごい速度で走っていって、我が国の門を越えた、、その行動は、わしが目にした!!故にとらえる必要なしだ!!」
「、、ガレット王がおっしゃるのであれば、、」
兵士たちは構えていた槍や剣を下げる、、
すると、ガレットは二人に振り替える、、
「素晴らしい身体能力と判断力、、ぜひとも、わしの話を聞いてくれ!!」
「、、元気そうだが、、どこかやつれているな、、いいぞ。私らに解決ができそうなら話を聞いてやる。」
「ありがたい。では、、」
ガレットは二人を城へと案内する、、
この出会いが「山岳国家」の運命を大きく変える、、
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この作品は不定期です。




