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■■の国に~奥の手~

「賢者」が「幻世魔法」で「命幻」を追い詰める、、

そして、止めを刺すために「賢者」は二体の生物を生み出す、、

だが、「命幻」も奥の手を出す、、

「賢者」は食らった「幻世魔法」を使って攻撃を続ける、、

空から巨大な竜が爪を使って襲ってくる、、

地上から姿の見えない生物の咆哮により、動きが鈍る、、

眼前から直前まで透明であった生物から体当たりが来る、、


「、、っ!!ここまでとは!!本当に「幻世魔法」を使えなかったのか!?」


「あぁ、使えなかったよ、、「幻世魔法」は先生ぐらいしか再現できないほどのものだ、、それに、、想像力もないようなガキの頃には、、使えこなせないだろうしな、、」


「、、なるほど、、色々なやつと命の取り合いをしてきた、、今だからこそ、、この魔法がここまで牙をむくのか、、」


「その通り。」


「賢者」が返事を返すと「賢者」の背後に二匹現れる、、

その生物に、「命幻」は一目で気づく、、


「、、そんな生物まで投影できるとは、、貴方の記憶力に脱帽です、、」


「、、死ぬのなら「伝説の生物」と「奇跡の生物」は一度見ておいた方がいいだろ?だから、呼び出したんだよ。「伝説の生物」、、「不死鳥 フェニックス」。「奇跡の生物」、、「王導獣 麒麟」。受け取れ、、」


「不死鳥」が「命幻」に向かって行く、、

「命幻」は「幻世魔法」で無数の武器を展開し、「不死鳥」を迎え撃つ、、

しかし、「不死鳥」はその武器たちを溶かし、通り抜け、かき消しながら「命幻」に近づいていく、、


「、、っ!!これだから!!炎の体は嫌いなんだよ!!なら!!」


「命幻」は「不死鳥」に合わせ、巨大な川を生み出す、、

だが、「賢者」の背後にいた「麒麟」が突然鳴く、、

すると、「命幻」の生み出した巨大な川が一瞬にして消える、、


「、、っ!?「強制解除」!?ふざけんなよ!!「不死鳥」の弱点になるものは「麒麟」によって消され、それ以外のものは「不死鳥」によって突破される、、どう攻略すればいいんだよ!!」


「攻略なんてできるわけないだろ?それができるなら「伝説の生物」や「奇跡の生物」なんて言われないんだよ、、まぁ、この二体でも対処できないやり方はあるがな、、」


「、、教えてほしいものですが、、いいでしょう!!私も「幻世魔法」を、、いや「想界魔法」を使いましょう!!」


「は?「想界魔法」?なんだよそれ?」


「上位魔法ですよ、、使えるに決まっているでしょう!!だって、俺はお前と同じ時代に生まれ!!「十奏者」にまで選ばれたのだから!!」


「、、、、、」


「命幻」は上位魔法「想界魔法」を使おうとする、、

だが、発動前に「不死鳥」が「命幻」にぶつかり、「命幻」は焼ける、、

焼けるはずだった、、


「、、よく焼けるな、、お前、、」


「貴方のせいですよ。「賢者」。」


「命幻」の声が背後から聞こえる、、

しかし、「賢者」は即座に攻撃に移る、、


「、、っ!!「麒麟」!!」


「いませんよ。そんなもの、、」


「命幻」の言葉の通りに「麒麟」が消える、、

続いて、「不死鳥」も消える、、


「何をした、、」


「ん?ただ、「想界魔法」を使っただけですよ?この魔法は、「理想郷を作り出す。」ただそれだけです。」


「は?「理想郷」?お前のか?」


「いいえ。”この世”です。」


「命幻」がそう言った瞬間、、

「賢者」と「命幻」は元の世界に戻る、、

その二人を最初に見たのは「騎士」であった、、


「、、っ!?我が主!?どうしてここに!?」


「、、「強欲魔法 万物望み地獄へと」から戻された!?この魔法は、どちらかが死ぬまで閉じ込める、、最高峰の封印術と言っても過言じゃないんだぞ!?」


「そうですか、、ですが、、「騎士」はどうやら願ったようですね、、「貴方が戻ってくる」ことを、、」


「、、「理想郷」、、この世の「理想郷」、、つまり、「生きている者の理想をこの世に反映させる」ってことか、、」


「まぁ、、おおむねその通りです。正確に言えば「過去、未来、現在に生きた、生きている者の理想をこの世の理として、この世に反映する」ですけどね。」


「、、っ!!とうとう記憶じゃなくなったわけか、、」


「えぇ、そして、誰かが願ったのでしょう、、貴方の「弱さ」を。」


「命幻」が呟いた瞬間、、

「賢者」から「魔力」と「筋力」の全てが無くなる、、


「、、っ!?な、、!?「騎士」!!」


「賢者」が叫ぶ、、

「騎士」はすでに「賢者」の下にいた、、

そのまま、「賢者」を抱きかかえる、、


「この構図は、、「剣錬国家」でも見ましたね、、」


「あぁ、、まさか、二回もされるとは思わなかったが、、だが、今回のやつは「剣錬国家」の「抑制」なんて比じゃない、、この感覚は、、」


「あなた、、「賢者」の能力の「全没収」!!この理想は「剣錬国家」の王「発明王」による「理想」ですね。」


「、、「理想」ばかりの王だと思ったが、、ここで私に牙をむいてくるか、、」


「わ、、我が主。大丈夫ですか?」


「、、大丈夫じゃないが、、試しだ。「騎士」、私に「没収の撤回」の「理想」を持ってみろ、、」


「は、、はい。」


「騎士」が「賢者」の「没収の撤回」という「理想」を抱く、、

しかし、その「理想」は反映されなかった、、


「どうですか?我が主。」


「だめだな、、「理想」は一人一回なのか?」


「、、えぇ、「理想」と言っても全部が叶うわけじゃない、、俺の「想界魔法」は一人一回だけ「理想」を叶えます。だがら、範囲が広いのです。まぁ、、何を叶えるかは俺次第ですけど。」


「、、つまり、私が今、「理想」を抱いたら、それを叶えてくれるのか?」


「え?あなたは敵の願いを叶えるのですか?」


「叶えるわけがないな、、これは、、恐ろしいな。」


「どうですか?「何もない」人生は?」


「、、随分と寂しい人生だな、、なぁ、最後だと思って先生の、、「魔導神」様の願いを叶えてくれないか?」


「あぁ、その程度でしたらいいですよ。俺も気になりますし、、」


「命幻」が「魔導神」の「理想」を反映させる、、

その行動がこの戦いを大きく変える、、

お読みいただきありがとうございます。

誤字脱字、意見などありましたら、コメントなどしていただけると幸い。

高評価、ブックマークなどもよろしくお願いします。

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