■■の国に~更なる怒りに~
「賢者」と「命幻」の戦いが始まる、、
しかし、「命幻」は依然として「賢者」を煽る、、
その行動が「賢者」の怒りをさらに買う、、
「おいおい、、いきなり腕を切り飛ばすことはないだろ、、俺は、お前と違って再生できる魔術を持ち合わせちゃいなんだぞ?」
「嘘をつけ、、お前は命さえあれば、いくらでも再生ができるだろうが。」
「賢者」が「命幻」の発言に対して返す、、
その返しを聞いた「命幻」は少し口角を上げ、腕をはやした、、
「どうして、、知っていた?」
「お前が、科学者として、何万体も解剖してるのは知っている。その中から、生命力が強い生物たちの細胞を混ぜ、自分に打ち込み、キメラになった。そうだろ?」
「、、正解!!いやぁ、、生命力が強い生物って捕らえるのは難しいし、解剖も難しかった、、何せ、切っても、切っても、切ったそばから回復してくる、、だが、やはり、忍耐というものは大切だな!!その結果が、今の俺なのだから。」
「、、そうか、、お前の話などどうでもいい。」
「賢者」がそう言うと、自身の背後に無数の石の槍が現れる、、
その槍は、自転をし、「命幻」に向かって行った、、
しかし、「命幻」は避けず、手を前に出すだけであった、、
「何を、、そのまま、貫かれて死ね、、」
「賢者」は確信していた、、
「賢者」の石の槍は、「命幻」の体を簡単に貫くことができるほどの威力を有していたからである、、
しかし、現実は異なった、、
「命幻」の手に触れるほんの数センチのところで、石の槍は全て溶けた、、
「、、どういうことだ?私の石の槍が溶けた?「命幻」にそんな火力を出せるわけ、、」
「危なかったな、、俺が「命火」と同じぐらいの火力を出せなかったらな?」
「貴様、、まさか、「命火」の体を解剖したのか?」
「そうだよ?解剖して、俺の体に細胞を入れただけだ。しかし、焼けていたのに細胞が残っているとは思わなかったが、、まぁ、細胞を入れたおかげ「命火」に残っていた魔術式も習得出来た、、ほら。」
「命幻」が手の上に炎の花を出す、、
その花は「命火」と「賢者」しか知らない。「星奏国家」の外にしか存在しない。「地獄の可憐な花」であった、、
「、、っ!!どこまで私を馬鹿にすれば気が済む!!「命幻」!!」
「あはは!!愚かなものの叫びというのは心地がいいな!!」
「賢者」が攻撃を仕掛ける、、
しかし、「命幻」は「賢者」を嘲笑うように「命火」の力を使い続ける、、
「ほらほら!!「命火」の力を攻略しなければ近づけないぞ!!「命風」、、」
「、、、黙れ、、」
「あぁ、「命火」は「火力により自身すらも火傷を負う」んだったな、、あいつの火力は「十奏者」の中でも一番高い、、だが、その火力に体がついてこなかった、、まさに宝の持ち腐れだったな。」
「、、だまれ。お前如きに、、「命火」の、、私の親友の何がわかるというのだ!!」
「賢者」が「冥炎魔法」を放つ、、
だが、「命幻」はその魔法を笑った、、
「あはは!!「命火」の力を持つ俺に「冥炎魔法」を使うか!!ならば、、こっちも返してやるよ!!「冥炎魔法 ■■」。」
「命幻」の「冥炎魔法」は発動しなかった、、
その間に「賢者」の「冥炎魔法」が「命幻」に当たり、燃え上がる、、
「、、どうせ聞こえているんだろ?だから、教えてやるよ。「命火」は攻撃性を持つ魔法を”発動できない”んだよ。」
「賢者」がそう言うと、「命幻」を燃やしていた炎が消える、、
のどを焼かれた「命幻」が「賢者」の発言に返す、、
「、、あ”っ?なにい”ってんだ?ぞ、、ぞんなわけな”いだろうが、、」
「あるんだよ。お前が知らないだけで。「命火」は攻撃性を有するものを使えない、、いや、”使えなく”したんだよ、、「命火」は優しいからな。」
「命幻」の火傷が再生能力により直っていく、、
「じゃあ、、どうして、「第二奏者」になれたんだ?」
「、、「命火」が持つ「呪い」が常軌を逸したものだったからだ。」
「は?「命火」に「呪い」?何を言って、、」
「知らなくて当然だ。「命火」の「呪い」は私が「冥炎魔法 不浄を消す炎」で解呪したからな。お前が解剖したときにはもう「呪い」の根本は存在してなかった、、だが、残滓は残っていたようだ、、」
「、、どんな「呪い」がかかっていたんだ?この「高温」は呪いなのか?」
「、、「命火」の「呪い」は「体の高温化」と「火力の調整不能」だ。お前が、私の槍を溶かしたのは、「命火」の体に少しだけ残った「呪い」の残滓によるものだ。その残滓だけでも私の槍を溶かすとは、、驚いたがな、、」
「、、その「呪い」がどうして攻撃性を有する魔法を使えない理由になる。」
「、、「火力の調整不能」は、一度発動すれば、その魔法が出せる最大火力を出すことになる。炎は、人類の発展に大きく貢献した原初のもの、、原初から存在するものは往々にして、その最大火力は”大陸一つ”だけならば滅ぼせるほどに強力なんだよ。もちろん、その力を悪用しようとするやつもいる。だが、「命火」はそんなことを望まず、自身に「魔力制限」をかけた。自分の「人生」を対価にな、、」
「その「制限」が、、「攻撃性を有する魔法の使用不可」だというのか!?」
「あぁ、つまり、お前が使える「命火」の力は「呪いの残滓による体の高温化」と「攻撃性のない冥炎魔法」のみということだ。」
「、、だから何だ、、その程度で勝てると思うか?「命火」の力がその程度しかないというのであれば、、俺は「幻世魔法」を使うのみ!!」
「命幻」が叫ぶと、「命幻」の周りに濃い霧が立ち込める、、
その霧は、「賢者」を覆った、、
「また!!「旅」に行ってこい!!「命風」!!」
「、、あぁ、、この攻撃がお前の最後の攻撃だ、、帰ってきたら、、覚えていろよ?」
「賢者」は殺意がこもった眼で「命幻」を見つめながら濃い霧に消えていった、、
「命幻」の「幻世魔法」、、
それは、「相手の記憶を読み取り、経験、思い出、人生を霧に投影し、霧を”世界”に変化させる魔法」、、そして、「霧に投影された世界は「命幻」の思いのままにできる」、、
まさに、攻防一体の魔法である、、
「賢者」は「幻世魔法」の霧に覆われ、目の前に現れたのは、、
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