■■の国に~怒髪天~
幻想を食らった「賢者」は、次に霧を食らう、、
この霧、幻想を着く出したものを引きずり出させるため、、
しかし、それを読んでいた相手、、
その行動が「賢者」の怒りをさらに、、
幻想から帰ってきた「賢者」が取った行動は、、
「大罪魔法 万食の口」による霧の抹消であった、、
「これで、、少しは見晴らしがよくなったな、、」
「えぇ、でも、見晴らしをよくしてどうするのですか?」
「、、本人を引きずり出すんだよ、、」
「賢者」は手を伸ばし、何もない空間をつかむ、、
「賢者」が何もない空間を引っ張ると空間に穴が開く、、
「、、こ、、これは、、」
「、、「空間魔法 空間掴む怪物の手」、、空間そのものをつかみ、引っ張ることで「空間の穴」を作り出し、距離という概念そのものをなくす魔法だ。だが、、欠点は、「指定先を知っていること。指定先がどこなのかを把握しておくこと。」が欠点だな。」
「、、?なら、、我が主は知っているのですか?この霧の主犯がだれなのか、、」
「あぁ、最初は教会関連だと思ったが、、「星奏国家」を知っていて、私の「第三奏者」であった時の名前を知っている。その上、「想霧国家」そのものを幻想に落とし込めるものは、、私は、一人しか知らない、、」
「誰なのですか?その者というのは?というか、、我が主に恨みがあるのですか?」
「、、恨みはないと思う、、あいつにとって「国家」ってのは、大きな実験場だから、、「十奏者」の一人「第四奏者 星奏命幻」、、マッドリスト、、「魔導神」、エルバを除くすべての物に完璧に近しい幻惑、幻想を見せることができる。史上最悪の科学者だよ。」
「なるほど、、」
「賢者」は「騎士」とそんな会話をしながら「空間の穴」で探していた、、
しかし、「賢者」の「空間の穴」は真っ暗のままであった、、
「どういうことだ!!あいつのいる場所は探知魔術で探し当てている!!あいつの顔も覚えている!!なのに!!どうしてつながらない!!」
「賢者」が怒りのこもったように叫ぶ、、
すると、後ろの骸骨の一体の口が開く、、
「そんなに怒りを表すなよ、、そんなんじゃ、、いつまでたっても俺を探し出せないぞ?「命風」?」
「、、貴様、、やはり、「命幻」か?どうして生きている?あの時、確実に殺したであろう?」
「あはは!!あの程度、幻惑でいくらでも偽装出来るわ!!ところで、、どうだった?「旅」は?」
「、、最悪だったよ、、もう一度、私に友を殺させたこと、師を殺させたこと、、骨の髄までしみこむまで恐怖を叩きこんでやる!!」
「おぉ!!怖い怖い!!それで?俺のところまで「空間の穴」はつながっていないようだが?」
「、、くそ!!」
「あはは!!無駄足ご苦労!!どうせ、この会話で最後だ。「空間の穴」がどうしてつながらないのか、、その秘密を教えてやろ。」
「、、、、、」
「それは、、俺が見つけた超重力力場によるものだ。」
「超重力、、力場?何を言っている?」
「まぁ、世界を探索し、研究に没頭できぬお前にはわからないだろう、、だから、簡単に言ってやる。この超重力により、空間自体が湾曲しているから「空間の穴」がつながらないのだ。「空間の穴」は安定した空間同士をつなげ、距離という概念をなくす、、だが、何らかの状況により空間が捻じれる、もしくは、歪むことにより「空間の穴」は維持ができなくなる。だから、お前が開けようとしている「空間の穴」は真っ暗なんだよ。だが、、探知魔術により、場所がばれたのは驚いたが、、まぁ、イレギュラーというのは必ず起きるものだからな。」
「そうか、、だが、こんなに話していていいのか?私は、逆探知など簡単にできるぞ?」
「あはは!!来れるのなら来てみるといい!!その時は、きちんと相手をしよう!!はははは!!」
「命幻」は高笑いをしながら接続を切った、、
その言動が「賢者」の怒りを逆なでした、、
「、、っ!!このくそが!!私をどこまでコケにするつもりだ!!」
「賢者」が叫ぶ、、
その叫びは「騎士」すらも戦慄させ、意思すら存在しないはずの骸骨達すら震え上がらせた、、
「、、わ、、我が主、、」
「もういい、、慈悲もくそもあるか、、あいつは私の逆鱗に触れた、、「強欲魔法 万物望み地獄へと」、、これでお前を殺しに行ってやる、、」
「賢者」が唱えた魔法、、
それは、「大罪魔法 強欲」の名を冠する魔法、、
この魔法は、対象と術者を”強制的”に地獄に似た空間に幽閉し。どちらかが死ぬまで解くことができない。諸刃の剣に近しい魔法である。
「、、私は今から、、殺しに行ってくる、、「騎士」。それまで、ここで待っていろ。分かったな?」
「か、、かしこまりました。」
「賢者」は足元に現れた赤黒い円の中に消えていく、、
そして、目にした空間は、空は深紅に染まり、地面とは呼べないほどの大地が広がっていた、、
「賢者」の約三秒後、、「命幻」が堕ちてくる、、
しかし、「命幻」は冷静に浮遊魔術により空中に浮く、、
「こ、、ここは、、?」
「ここは、地獄に近しい空間だよ。あんたを殺すためだけに用意した空間だ。一応の確認だが、、本人だよな?「命幻」。」
「、、どうする?本人じゃないって言ったら?」
「だまれ。ありえないことを言うな。この「強欲魔法 万物望み地獄へと」は、相手の本質を引きずり込み、肉体を後から再現する、、つまり、この空間に招き入れられた時点でお前は”本物”なんだよ。」
「なるほど、、しかし、、「強欲魔法」?そんなものは聞いたことがないが?」
「当たり前だ。この魔法は「空想魔法」、「自然魔法」どちらにも属さない魔法。その理由は、単純明快。人が使えないからだよ。使えるものを二種類の魔法に振り分ける、、だが、人が使えない魔法を振り分けたところで意味がないというもの、、だから、どちらにも属さないといった。もし、分類で分けるのであれば、「空想魔法」に分類されるだろうな。」
「そうか、、じゃあ、なんであんたは使えるんだ?「命風」。」
「私の下にいるものが知っているからだよ。そいつが言うには「法神」が使っていたのだから、私にも使えるだろうだとよ、、対分と無茶言うよな、、」
「そうだな、、それは、、」
「命幻」は他愛もない会話をしながら、自身の得意とする幻想魔術を発動させようとする、、
しかし、「賢者」はそのことにすでに気づき、「命幻」の腕を切り落とした、、
「魔術で私に対抗するのか?使えよ?「幻世魔法」を。世界すら生み出す魔法を。」
そして、「賢者」と「命幻」の戦いが始まった、、
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